さて、この年は初めて
"働きながら"のオーディションに挑戦します。

この年シビウにオーディションに来たダンサーや

私が行ったオーディションで出会った

ダンサーたちと友達になって、

バレエの世界での横の繋がりが広がりましたラブラブ


どんなにバレエが上手な子でも

どんなに華やかな経歴を持った子でも

皆それぞれ闘ってることを知って

私ももっと頑張らなくちゃ!!と

励みになりましたキラキラ






この年は東欧の5つのバレエ団の
オーディションを受けました。

この年の断られようはもう素晴らしくて

「もう外国人枠がないから」
「僕は、今日は誰も取りたくない」
というオーソドックスな
『なんでオーディション開いたの?』ネタから

友達に頼んで監督に話を通してもらって
プライベートオーディションに行ったのに
まさかの友達と監督の意思疎通ができてなくて
監督が来なかったり

「あなたはソリストなら取りたいけど
悪いけどソリストの枠はもう空いてないの」
と言われ
「じゃあコールドのコントラクト下さい
なんでも踊りますから」
と返したら
「あなたはコールドをするには甲がなさすぎる」
と、ぐうの音も出ない言葉を言われたり

ゲローゲローゲローゲローゲローゲロー


それでも絶望したりめげたりしなかった
当時の自分は強かったなぁと思いますデレデレ

オーディションってこういうもんやと思って
もう慣れてしまっていたのもあるし、
なぜか自分はどこからか必ず仕事を貰える
自分の踊りはどこかのバレエ団で必要として貰えると
信じて疑ってなかったから
次へ、次へ、と
常に希望を持って突き進んでいました笑い泣きキラキラ

若さゆえの呑気さが
良い方向に働いてたんでしょうにやり




そして、遂にそのシーズン最後のオーディションで
ポーランドヴロツワフ歌劇場から契約を貰い、
しかもコールドではなく
コルフェ(デミソリスト)として
雇ってもらえる事になったのでした照れ

受かった時は最高に嬉しかったし
心の隅っこの方で「やっぱりなにやり」と
思いました笑い泣き笑い泣き笑い泣き←ばかたれです笑

それまでオーディションで世界中を回ってきて
ヴロツワフの街と劇場が一番好きだったので、
縁が繋がったのがそのバレエ団っていうことが
また嬉しくて嬉しくて
このバレエ団では絶対に
必要とされるダンサーになろう
愛されるダンサーになろう
今までも必死でやってきたけど
もっともっと必死になってやろう
と決意しましたニコニコ




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