心の学校 佐藤学長の「図解 神のメッセージ2」の頁70『眼で人間を見るとき、普通は私たちの普段知っている肉体の人間が見える。
しかし、もし何万倍率も見える顕微鏡のような目を持っていたら、普段の肉体としての人間の姿には見えないだろう。
仮に細胞まで見える倍率の目があったら、人間でなく細胞として見える。
原子が見える目があったら、原子が見える。
しかし、どの倍率で見ても、その人間の事実であることに変わりは無い。
つまり私たちが見ている人間の姿は、ある固定化された倍率だけの世界、その人のレベルで見たものであって、そのものの実体ではないのである。
事実は無限にあるのだ。』とある。
私たちが見ている人間の姿は、ある固定化された倍率だけの世界、その人のレベルで見たものであって、そのものの実体ではないのだね。
5感による認識が、絶対的なものであるという思い込みが、物事を偏って捉えさせられている。
さらには、自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、肉体という個体をベースとした発想に限定されてしまう。
そのため、自分や周りの人との比較をし続けることで、とても辛い生き方となってしまう。
重苦しい生き方でなく、軽やかに生きるには、偽我の自分に意識を向けるのでなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
偽我の自分で、本当の自分(真我)になろとしても、それは益々偽我の自分に意識が向いてしまうことになり、偽我の自分が強まってしまう。
本当の自分(真我)に意識を向け続けることで、本当の自分(真我)が現れると、自然に偽我の自分は消えていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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