ヨグマタ 相川圭子 著 瞑想の力 頁17~18に、『日常、神を信仰してお供えをしたりお祈りをしたり、まつりごとをする。
そうやって神に喜んでいただくと、こちらへ意識を向けてくださり、静かな心でいるときや夢の中で神と出会えることを、ヒマラヤ聖者たりが発見したのです。
そして、神からパワーをもらったり、悩みが消えたりという体験をしました。
そうした体験から、心を超えた偉大な存在を強く意識するようになったのです。
さらに聖者たちは、外に存在する神だけではなく、人間の体が宇宙と同じ素材でできていることに気づき、人体を小宇宙と考えるようになったのです。
そして体の内側、源にある生命エネルギー(神の存在)に出会っていく秘法を発見しました。
それが瞑想秘法の数々です。
それは「内なる宇宙への旅」をガイドする秘法なのです。』とある。
自分が自分だと思い込んでしまっている自分(偽我)に意識が向いていると、過去の記憶や頭にインプットされたものに囚われて、「こうしなければ・・・」「ああしなければ・・・」というもので、自分で自分を縛ってしまい、視野が狭く、物事を偏って捉えてしまい、何事にも上手くいかなくなってしまう。
そうならないためには、偽我の自分に意識を向けるのではなく、誰もに内在する究極の全体意識、本当の自分(真我)に意識を向け続けることになる。
やり続けることで、心の中の想念や妄想による混乱が静まり、心の中が澄んでくる。
エネルギーの消耗が無くなり、自分の内側からエネルギーが満ちてきて、もともと豊かな自分に気づくことができる。
豊かな自分で在り続けることで、自然に視野が広がり、物事をより全体から捉えることができるようになって、何事にも上手くいくようになっていくのだね。
悩みや苦しみの多かった重苦しさから解放されて、軽やかに生きることができるようになっていく。
今日もナーダ音に意識を合わせ続ける。
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