久しぶりに軽井沢まで日帰りで行ってきました!今日はサイクリングで巡ってきたところを紹介します。
北陸新幹線が金沢まで延伸してとても便利になりました。
15年ほど前、友人の結婚式が軽井沢であった時、小松から車で5時間ほどかかった記憶がありますが、以来、軽井沢は遠いところというイメージがありました。
しかし、今回は小松を7:20発のダイナスターに乗り、7:48金沢駅発かがやき、長野駅で8:59発のはくたかに乗り換えて、9:29に軽井沢駅に到着。
所用時間2時間9分という短さです。便利になったものです。
今回はレンタサイクルで軽井沢を、約半日という短い時間ですが巡りました。
今回利用したレンタサイクルは、スポーツタイプの車種で電動アシスト付き。旧軽・南軽・中軽と周りましたが、結局電動アシストはあまり使いませんでした。
この日の朝、家を出るとき、軽井沢は午後から雨の予報で、ところによっては雷雨も!という心配な天気でした。しかし晴れ男の私!観光している間は、雨が降ったのは飲食をしているときや屋内にいる時。ラッキー!と思っていたら最後の最後、レンタサイクルを返却しに向かう途中、ひどい夕立に見舞われました。^^;
さて、今日は軽井沢で巡った観光場所について紹介します。
まず向かったのは雲場池。
「スワンレイク」とも呼ばれる、六本辻近くにある静かな池です。お天気がイマイチだったのでいい写真が撮れませんでしたが、風のない晴れた日には青空や周りの木々が水面に映ってとてもきれいなようです。軽井沢の観光コースとなっています。
その次にお土産等を買うために旧軽井沢銀座へ。旧軽井沢銀座はお盆の休みということで超混雑。歩くのも大変です。
そして、近くの軽井沢聖パウロカトリック教会。
軽井沢聖パウロカトリック教会は1935年に英国人のワード神父により設立された教会です。
次に万平ホテルまで移動しました。
ここは、元ビートルズの今は亡きジョンレノンも御用達だったことで知られています。
軽井沢を代表するクラシックホテルで、歴史を感じさせてくれる建築ですね。
ジョンレノンがよく利用したカフェテラス。凄い順番待ちでした。^^;
このカフェで有名なのは、ジョンレノンの希望で作られたというロイヤルミルクティーなのだそうです。
旧軽周辺の話題はこれくらいにして、レンタサイクルで足を延ばしたのは、軽井沢千住博美術館です。
先月、富山市美術館で開催されていた「高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博展」を見に行って、軽井沢に行った時には是非見てみたいと思っていたところです。
設計は金沢21世紀美術館の設計でも知られるSANAAの西沢立衛氏。
館内は写真撮影が禁止だったのが残念ですが、曲線を多用し内部もRガラスを使ったり、どこか金沢21世紀美術館の造形に似ていました。
ちなみに、館内は緩やかに傾斜が付けられた大きな一つの空間のランドスケープデザインで、建築を担当した会社もさぞかし大変だっただろうなぁ~?と思いました。
こちらのカフェ・ショップ棟は別な方の設計です。
いまやっている展示は「At World’s End -新作「地の果て」に至るモチーフの系譜-」という展示をやっています。12月24日までです。
東京藝術大学大学院在学中のビルシリーズからいまのウォーターフォールシリーズに至る過程を知ることが出来ました。
軽井沢千住博美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉815
TEL 0267-46-6565
9:30~17:00
At World’s End -新作「地の果て」に至るモチーフの系譜-
2018.3.1~12.24
開館時間
9:30~17:00
入館16:30まで
火曜休(祝日の場合とGW,7?9月は開館)
冬期休館:12月26日より2月末日
一般1,200円
ここから北にレンタサイクルを走らせます。中軽井沢駅の北あたりです。
このあたりは星野リゾートの敷地で、有名な「星のや」や「ホテルブレストンコート」などの宿泊施設、「ハルニレテラス」などの観光施設などが集まっています。
この建物はホテルブレストンコート。
いいインテリアですね。
こちらはホテルブレストンコートに隣接する軽井沢高原教会。冒頭書いた友人の結婚式とはDJなどでおなじみの井上浩二氏が式を挙げた教会なのです。懐かしいです。
そして「軽井沢 石の教会 内村鑑三記念堂」。今回行ってみたかったところの一つです。
結婚式が行われていましたが、ちょうど我々が到着した15時から見学が可能になりラッキーでした!
キリスト教指導者の内村鑑三氏の顕彰を目的として建てられた教会です。有名ですね。
オーガニック建築として石とガラスだけで出来ています。設計はアメリカ人建築家ケンドリック・ケロッグ氏。内村鑑三の無教会思想が反映された設計になっているのだそうです。
地下は内村鑑三記念堂となっていました。
地上にある礼拝堂内は写真撮影が禁止でしたが、すごい幻想的な空間で、こんなところで式をあげたいと思うでしょうね?
なお、「ハルニレテラス」については後日、ひと休みのため入ったカフェの紹介と共に書きたいと思います。
そして再度、軽井沢駅周辺に戻り、ディナーを食べる前に入ったのが軽井沢ニューアートミュージアム。設計は建築家・西森陸雄氏。
1階は無料スペースでライブラリーが併設。
2階が有料で企画展示。いまは「今、世界で再評価され続けている日本人作家」というのをやっていました。
世界で活躍するさまざまな日本人作家とその作品を軽井沢ニューアートミュージアムの視点でクローズアップしている展示でした。
出品作家(50音順敬称略)は、靉嘔、磯辺行久、猪熊克芳、草間彌生、高松次郎、中西夏之、ミズテツオ。特に長野県松本市出身の草間彌生さんの作品が充実していました。この企画展は8月26日まで。ちなみにこの企画展はシリーズ化されるようで、今回が第1回記念展でした。
ちなみに館内は1階は写真撮影可能。企画展は不可でした。
軽井沢ニューアートミュージアム
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢(大字)1151-5
TEL 0267-46-8691
10:00~17:00(7~9月は18:00まで)
入館は閉館30分前まで
火曜休(祝日の場合は翌日)
冬期間の休館あり
今、世界で再評価され続けている日本人作家は8月26日まで
一般大人1人1,200円
あと、北陸新幹線で戻るまでの時間で、軽井沢駅の南側にあるプリンスショッピングプラザにも行ってみました。
夜だったので、あまり全景がわからなかったのですが、広大な敷地に、さすが軽井沢だけあって、高級ブランドのお店が多くありましたね。
なお、飲食したお店やお土産については、後日順次アップしていきます。
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