トイプードルのカーミングシグナルを理解すれば犬の気持ちがわかるかも!

トイプードルの習性
といぷ博士
といぷ博士

といぷ博士ですぞ!
愛犬のしぐさを知るにはカーミングシグナルを知っていると役立つかもしれませんぞ!

愛犬を注意深く観察していると、何気ないしぐさのなかに自分自身や相手の気持ちを落ち着かせるために様々な行動をとっています。

こういった行為は「カーミングシグナル」と呼ばれる行動・サインです。

この愛犬が示すサインを理解すれば、愛犬の気持ちがよりわかるようになるかもしれません。

ちょこすけ
ちょこすけ

ボクは争いごとは避ける主義!

だから興奮している相手をみると、「まぁまぁ落ち着きなよ」なんてシグナルを送るんだよ!!

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犬のカーミングシグナルってなぁに?

カーミングシグナルは本来争いを好まない犬が、仲間との争いを避けたり、その場の状況を良くしようとするときに行うボディーランゲージのようなものです。

相手に対して敵意がないことを示したり、不安であることを表したりとその行動は実に様々です。

このカーミングシグナルが理解できると、今、愛犬がどのような精神状態にあるのかその気持ちを理解できるようになります

ボディーランゲージとは違うの?

カーミングシグナルは自分自身であったり、興奮している相手を落ち着かせるために取る「行動」のことを指しますが、ボディーランゲージはどちらかというと「感情」を全身で表します。

厳密にはボディーランゲージとは違うのですが、同じような意味で認識している人も多いようです。そのためボディランゲージの一種としてとらえても問題はないでしょう。

カーミングシグナルにはどんなものがあるの?

カーミングシグナルを分類すると大きく分けて3つに分けられます。

不安を伝えるカーミングシグナル…自分が不安な気持ちであることを相手に伝えるための行動

相手に敵意がないことを伝えるカーミングシグナル…相手に対して自分には全く敵意がないよと言うことを伝えて相手に落ち着いてもらうための行動

相手をなだめるカーミングシグナル…興奮している相手に対して冷静になってもらうための行動

それではもう少し詳しく見てみましょう。

1.不安を伝えるカーミングシグナル

相手に対して自分が不安な状態でいると言う気持ちをアピールするために行う行動で「僕は怖いから、そんなことわしないでね」といったメッセージが込められており、不安を感じている自分自身を自分で落ち着かせるために行う行動です。

床や地面の匂いを嗅ぐ

他の犬や人が近づいてきて不安に思った時など、床や地面の匂いをかぎ相手に対して敵意がないことを示します。

相手から顔を背ける

匂いを嗅ぐのと同様に近づいてきた相手に対して怖がっているときに顔をそむけます。

首を掻いたり体を振る

目の前にいる知らない人であったり、他の犬に対してその存在に対し不安があり緊張しているときに出る頃です。

後ろ足で首の周辺を掻いている姿をよく見ますね。

自分の鼻を舐める

不安な状態になっている自分自身を落ち着かせようとするために取る行動で、飼い主さんに怒られたり、苦手な動物病院で診察を受けるときなどにも見られます。

2.敵意なしのカーミングシグナル

「自分には敵意がないよ」「君に攻撃を仕掛けるつもりはないよ」といった気持ちを相手に伝えます。「自分には敵意がないよ」ということを相手に知らせることで、相手に落ち着いてもらうための行動です。

その特徴としては、自分自身がのんびりした行動や落ち着いた行動を見せて、相手に理解してもらおうとします。

体を伸ばす

頭を低くしお辞儀のようなポーズをとる行動。
体を起こしているときは「遊んでくれよ」のポーズ。
じっとして動かないときは相手を落ち着かせようとして行っているポーズ。

ゆっくりゆっくり動く

散歩中などで自分の視界に他の犬を見つけたり強く緊張する状況で、相手を刺激しないためにゆっくり動こうとします。

またいきなり止まったりすることもあります。

おすわりをする

他の犬が近づいたりなどで、コマンドをだしていないのに自分からおすわりをすることで、相手に対して敵がないことを伝えます。

また飼い主さんが怒っている時などもこういった行動を行う犬もいます。

カーブしながら相手とすれ違う

散歩の途中で見つけた知らない犬に対し、少し距離を置いた状態でカーブを描くように歩くのは相手に対して敵意がないよということを示します。

3.相手をなだめるためのカーミングシグナル

自分自身以上に相手がとても興奮していたり、緊張状態にあるとき、その場の雰囲気を感じ取り相手に対して「そんなに興奮しないで冷静になろうよ」相手をなだめるための行動をとります。

突然あくびをする

興奮している相手や不安を抱いている相手を落ち着かせるためのシグナルです。
夫婦喧嘩をしている時などに、愛犬がそばで何度もあくびをするのは「けんかをやめて」と思っているからです。

相手に対して背を向ける

うなり声を上げる他の犬や、怒っている飼い主を見て背を向けることで「自分には興味がないよ」と示します。

また、自分には遊ぶつもりはないのに、しつこく遊びを誘う相手の犬を落ち着かせるためにこういった行動をとることもあります。

伏せをする

母犬がよく見せる行動で子犬が遊びに熱中しすぎて興奮している気持ちを落ち着かせるときに行います。

子犬に対して「自分は疲れたから落ち着くね」といったメッセージを表します。

人の間に割って入る

人と人または犬と犬の間に緊張感がある可能性を感じたときに、その間に割って入ります。

間に割って入ることで争いを防ごうとします。

カーミングシグナルでわかる愛犬の気持ち

これらがすべてのカーミングシグナルというわけではありませんが、代表的なものをまとめてみました。

こうやって見てみると、一見何も考えていないように見える愛犬ですが、実に様々なことを本能的に感じ行動していることがわかります。

愛犬を観察しながら少しずつでも「こういった気持ちを示しているのだな」ということが理解できるようになれば、より愛犬の気持ちに寄り添うことができるようになるかもしれませんよ!

といぷ博士
といぷ博士

簡単なものからちょっとわかりにくいものまでありますが、ちょっとずつ覚えていくとよいですぞ!

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