「より分かりやすく...」のための一例! | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、
「より分かりやすく...」のための一例!



さて、この前の週末のニュースでは、
「go to...を使って来ました。」
と観光地を通常より安価で旅行している
人々をピックアップして、
go to トラベルのお得感を
PRしていたんですけど、

このgo to トラベルにしても
go to イートにしても、
いろいろなクーポンやら
県民割りやらポイント還元やら...etcで
なんかいまいちよく分からなくて、
なかなか思いきって
踏み出せないところがあります。(^-^;
(高齢者の方は手が出ないだろうな...)

しかしあの
「go to で...、go to で来ました!」を
ニュースで観ていると、

「千と千尋の神隠し」の
お父さんとお母さんが中華街で
タダで食べ放題状態をしていたら
豚になっちゃう、
っていうシーンをちょっと
連想してしまうな~...(苦笑)

あとなんか「無理から」感
どうも拭いきれないかな...(^-^;
(そんなに旅行に行きたいか...)

何はともあれ、
ホントは素晴らしい事業なんでしょうけど
ちょっと分かりにくいですよね。(^-^;

ということで、
というレベルの話ではないんですが、

本日は僕がやっている、
分かりやすくするというか
相手に伝わりやすくする例を紹介しますね。


ではまず、

これはあることの良い例悪い例なんですが、
何のだと思います?


『え、京都に関係あることか?』

いや、「京都」は関係ありません。m(__)m



・・・う~む



『あ、「文字の観やすさ」か...』

その通り!

背景と文字の色の観やすさの
配色別パターンです。

配色パターンって、
けっこう大事なんですよね。
色をちょっと変えるだけで
こんなにも観え方は変わるんですから...

たとえ大したことを言ってなくても、
観え方が変わってこれば
当然のように印象やインパクトも
変わってくるんです!(^-^)
「より伝わりやすくなる」というか...


さて僕は大学生の頃の
ノートをとることにしても、
社会人になってからの
パワーポイントでの資料作成においても、
あるものを使ったり
そのあるものの感じを出したり
しているんですけど、

何か想像つきますか?



・・・



正解は、3色ペンです!

『あぁそう言えば、
ブログもそんな感じだな...』

今でも車いすの後ろのポケットに
1本入れていて、
これがないと
落ち着かないくらいなんですよね。(苦笑)

でも3色ペンって使い勝手がいいですよね。
何かを説明する時なんて
持ってこいですね。(^-^)
僕の場合は、
「太字の黒」が重要レベル1
「青」が重要レベル2で、「赤」がレベル3!
(レベル3が最重要)

『ふ~んなるほどね。
え、じゃあ配色以外では
何か気を配っていることってあるのか?』



・・・



あります。ありますとも...

たとえば、「文字のフォント」なんかかな...


「HG丸ゴシックM-PRO」というヤツ。
僕はこればっか...(苦笑)

<特徴>
観やすい、伝わりやすい。
・ちょっとかわいくて親しみやすい。
 あと丸みがあるので
 文字からの印象が柔らかくなる。(^-^)

このフォントは僕が昔働いていた会社で、
いろいろなマニュアルとか手順書を
作っていた際によく使っていたのですが、

手順書とかって指示書の役割もあって、
なおかつ会社の至るところに掲示するので
作業者がより「観やすくて分かりやすい」、
というのが一番のポイントなんですね。

その時のクセが
身体に染み込んでいるようで、
僕はこのHG丸ゴシックM-PRO」
を今でも多用しているんです!(^-^)


ところでですね、

「ユニバーサルデザインフォント」って
聞いたことありますか?

「UDフォント」と簡略されていることが
多いんですが、
ズバリどんな身体の状態の人でも、
正しい情報が伝わるように
設計されたフォント。
「情報のユニバーサルデザイン」
ということで...

・文字の形が分かりやすいこと
・文章が読みやすいこと
・読み間違えにくいこと

どんな人が見ても正しい情報が伝わる、
読み取れることを
目的としたものだそうですけど、
僕は「HG丸ゴシックM-PRO」が一番!(^-^)

『ふ~ん』

ちなみにHG丸ゴシックM-PROは、
「UDフォント」と呼ばれるフォント
じゃありません。m(__)m


それと「ユニバーサルデザイン」のモノ
というのは確かに便利は便利なんですけど、
けっこう応用しにくいというか
「慣考」がしにくい
ところがあるんですよね。(^-^;

使えるモノというのは、
なにも完成されたモノばかりじゃなく
(ユニバーサルデザインのモノじゃなくても)
けっこう身近ないろいろなところに
溢れているんですよね。(^-^)
モノは使いようで...

使える「モノ」は、
どんどん使いましょう!(^-^)

『ほ~』

というのも、
「バリア」を活用していく上で、
「伝わりやすい」説明が出来ないと
かなりの誤解を受けやすくなるので...

誤解を受けると、
ホントは考えないでいいことも考えちゃって
「出来ることup」
の阻害要因になることも...(^-^;

そういう意味でも、
「想い通りに伝わること」は重要なんです。
だから、「分かりやすく」なんです!(^-^)

『なるほどね』