バリアアリーに出来そうな「箇所」のポイント! | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日は、
バリアアリーに出来そうな「箇所」のポイント!



ここのところ寒さのレベルの上昇に伴い、
東京、北海道を筆頭にコロナの流行が
増え続けているようで、
近々の他地域の状況が、
アメリカ大統領選のゆくえと共に
気になる今日この頃なんですが、


さて、

本ブログで度々出てくるワード
「バリアアリー」
でもどんな場面・箇所を
バリアアリーの箇所にしたらいいかなんて
なかなか決めかねますよね。(^-^;

『まぁな...』

負荷が軽すぎても、
あまりリハビリ効果が
見込めないでしょうし、
逆にやり過ぎてストレスに
なってしまっていては、
もともこうもないでしょうし...(^-^;

そこで、

どんな箇所がバリアアリーの箇所として
ちょうどいいかというか、
見極めるポイントというか、
そこがバリアアリーとして適当か
判断する際にポイントになってくるであろう
ことを本日はお話します。(^-^)


まず「バリアアリー」とは、

建物とかの中に
敢えて段差などの「バリア」を設け、
そのバリアになっている箇所を
乗り越えることで、
自己治癒力を上げていくという
自然な形での「リハビリ効果」
として期待されている考え方で、

ある介護施設で実践されている
とても画期的な手段なんですけど、

先程も言った通り、
どこをバリアアリーな箇所にするかは、
もちろん個人個人違いますし
なかなか難しいところなんですよね。(^-^;

そこでまずは僕が普段いろいろなところで
やっているバリアアリーの事例と
その効能的なこと
いくつか紹介しますね。(^-^)
車いすに関連したことばかり
なんですが...m(__)m
(考え方のヒントにしてください。)

『ふ~ん』


【家では...】

・入室時の車いすのタイヤ拭き
ウェットティッシュで、
大きいタイヤも小っちゃいタイヤも
くまなく丁寧に拭く訳なんですが、
前輪を拭く時は前屈みになるし
身体を捻って右手で左車輪を拭くことで、
「ストレッチ効果」を狙っています。

・車いすの超慎重なバック走行
居間へ続く狭い通路を壁にあたらないよう
超慎重に車いすをバック走行で操ることで、
(バック走行をしないと通れないから)
「車いすの運転テクニック」の向上
を狙っています。

・ほぼ通常のトイレ使用
僕の家のトイレは、
手すりは一応付いてますけど
広さは通常のトイレよりやや広いくらいで、
パイプ椅子を置いて、
「いざり」という移乗方法を駆使し
なんとか使えている感じなんですね。

で、このいざりによる一連の動作では、
バランス感覚」の向上
どんな種類の多目的トイレでも対応する
「適応力」の向上を狙っています。

・窓のカギ開閉
通常のアパートとかの窓のカギって、
通常の位置っていうか
けっこう高い位置に付いているんですが、
(車いすからは...)
その開け閉めをする際には
目一杯手を伸ばす必要があるんですね。
しかも靴べらとかを使ってるのに...

これにより、「ストレッチ効果」
モノの活用「慣考力の向上」
を狙っています。

その他いろいろと...


【外出時とかでは...】

・いろいろなスイッチを押す
外出時には、
手の届かない位置にあるスイッチ類に
出くわすことはしょっちゅうあります。(^-^;
(これも車いすから...)
そんな時僕はこの棒を使います!(^-^)
そして、
こんな場合とか、
こんな場合とか、
はたまたこんな場合とか...etc
これにより、
「慣考力の向上を狙っています。

・わずかな段差越え
外出時には、
2,3cmまでは行かないにしろ
わずかな段差はけっこうあります。
特に横断歩道に
車いすの前輪が引っ掛かかることが
しばしば...(^-^;

でもそうならないために、
段差ではちょっと斜めに進みます。
するとスムーズに進めます。(^-^)
これにより、
「車いすの運転テクニックの向上」
を狙っています。

その他いろいろと...


【ボッチャでは...】

・前屈みの投球動作
投球動作時には前屈みになります。
それにより、腹筋の強化」
また利き脚に体重をかけることでの
「リハビリ効果」を狙っています。
あと腸を圧迫することで
「便秘対策」も狙っています。(笑)

・目標物を観ないで投球
(ノールック投法)
これにより、
「距離感覚の向上」を狙っています。
(距離感覚の向上はいろいろな場面で
役に立ちます。)

その他いろいろと...

『なんとなく分かってきたな...』


以上のようなことを
僕は意識に入れてやっているのですが、

大事なのは、
この「意識に入れて」ということ。(^-^)

あと「出来そうかな、どうかな...」
っていうくらいの箇所を
バリアアリーな箇所にすることもポイント!
そのほうが負荷がかかるから...(^-^)
(リハビリ効果が期待出来る)

『ほ~』

でも先程も言いましたが、
負荷のかけすぎにはくれぐれも要注意!


これらのことを参考にして、
自分なりのバリアアリーポイント
見つけられると、

そのことがとても意味ある「動き」に
思えるようになります。
また、楽しくなります。
そしてなにより、
「出来ることup」に繋がります!(^-^)