NHK「世界はほしいモノにあふれてる~心地よい暮らし 北欧照明を探す旅~デンマーク」を観ました。
「世界一幸せな国」と言われるデンマーク。
キーワードになるのが「ヒュッゲ」です。
「ヒュッゲ」とは、
“心地良く温かい空間や時間”
というような意味だそうです。
日本語にはぴったり当てはまるような言葉はないようですが、
“リラックス”、“ゆとり”、“くつろぎ”
といった感じでしょうか。
ヒュッゲのために欠かせないアイテムが
「照明」。
北欧の照明は本当に素敵ですよね~
デザインそのものもオシャレですが、明かりが温かくて癒される感じ。
我が家の唯一のペンダントライトはルイスポールセンのトルボーです。
シンプルで上品なデザインで、ナチュラルなインテリアにマッチするだけでなく、機能的にも、光源がじかに目に入ることなく、柔らかい光が温かさを演出してくれるので、とても気に入っています。
番組では、照明・家具のバイヤー、照明コーディネーター、照明デザイナーの人々(みなデンマーク人)が登場。
素敵に照明がコーディネートされたお宅拝見や、デザイナーが日本向けの照明をデザインするところから職人による試作品製作過程まで、など興味をそそられる内容でいっぱいでした。
超有名なへニングセンのランプも登場しましたよ。
デンマーク人のバイヤーさんが
(MCのJUJUも)言っていたのが、
“日本(の照明)は明るすぎる。”
ヒュッゲのためには温かさ(温度)を感じる光と陰影が大事とのこと。
部屋全体を明るく照らす照明は、デンマークには存在しない模様。
家のあちこち(窓辺・壁・床)にランプがあって、それぞれに異なる陰影の灯りがあり、それぞれにヒュッゲな空間があって心癒される。
日本でも最近は間接照明が採り入れられるようになってきましたが、まだまだだと思いました。
北欧ではキャンドルも日常的に使われていますよね。
うちは夫がキャンドルの匂いが好きではないので、専らLEDキャンドルですが、それも灯すのはクリスマスとか気持ちに余裕があるときだけ。
そもそも「忙しいからキャンドルつけるなんてできない…」と言っている時点でデンマーク人とは真逆な考え方ですね。
デンマークでは「ヒュッゲのために仕事も効率よく(無駄に働かない)」という考えみたいです。
って、働き方改革はともかく。
照明がうまくコーディネートされた家は居心地がいいだろうな~と、見ているだけで心地良くなりました。
10数年前に映画館で観た「かもめ食堂」は私が北欧に興味を持ち始めたきっかけになった映画なのですが、映画を観てこんなに心地良くなったのは初めて!という体験をしました。
今まで味わったことのない感覚でした。
まぁこの映画はフィンランドが舞台なのですが、また観直しながら映画の中のインテリアをじっくり観察してみようかなと思いました。
『1日1個捨てチャレンジ』
111~115日目
【111日目】フライパン
【112日目】赤ペン
【113日目】しゃもじ
【114日目】ホチキス
【115日目】スティックのり
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