LENOVO
 以前から話題となっていたLenovoの製品にバックドアが仕込まれている件ですが、この件についてLenovoの幹部がコメントを出しました。


Chaina

 Lenovoの幹部によると、製品にバックドアが仕込まれている件にっついて、これは中国当局の要望であり、中国向けの製品にバックドアを仕込んでいるとくことです。
 これは中国当局が国民の動向などを監視するためであり、いわば「中国人民の監視」を行うものであるということだということです。

 この理由として、Lenovoの幹部は言葉を濁していたようですが、中国国内でLenovoの製品を販売するにあたって中国当局からの条件としてこのバックドアを仕込むことがあったと思われます。

 Lenovoの製品を使用して集められた情報は中国のサーバーに集められ、その情報を中国当局が監視していると思われます。
 中国国内は世界中から見ても世界最大級の人口を持つ国であり、大きな市場と言えます。しかし、中国は「社会主義」であり、常に中国の政府の監視下に置かれています。

 特に最近は中国国民に対する監視が厳しくなっています。インターネットの閲覧の規制や国民の生活状況まで常に監視下におかれています。一説によると街の中に防犯カメラがあり、それは防犯の目的でなく、中国国民の監視に使用しているとも言われています。
 すでに中国国民には表現の自由などなくなってしまっているのです。中国政府はさらに監視強化を進めていくでしょう。
 今回の発言はLenovo社が公表したわけですが、この問題はLenovoだけではなく他社の製品にも同様のことがなされていると思われます。ただ、他社は公表していないだけで、中国向けの製品にはすべて「監視」がついていることが予想されるでしょう。


 中国はあくまでも「社会主義」であり、自由がないということであるということがわかりました。