今回は、すぐ出来て、かなり効果があって、簡単に打てる、牛丼のようなヘアピンの打ち方を書いて行こうと思います。

"牛丼ヘアピン"の方は良かったかしら^^;

 

シャトルにスピンがかかりますが、肩も、肘も、手首も動かしません。

シャトルをしっかり狙うのには、普通ですとその3関節のいずれかを動かしてラケットを動かすことになりますが、そこに影響がないので狙いやすさは普通のヘアピンと変わりません。

動かすのは、『第69回バドミントン「力をいれずに飛ばす方法」』で書いた、"指スイング"、つまり指(手のひら?)です。

 

打ち方です。

1.普通にヘアピンするように、シャトルの下にラケット面を移動する

2.親指と人差し指でラケットをつまんで、残りの3指は広げてラケット面がより自分の方へ、グリップがより前へ向くようにします(この時点ではラケット面の真上にシャトルはありません、が3の時に面は元の位置に行きますので、結果としてシャトルの下にラケット面があることになります)。

3.しゃとるが面に当たる時に、3指を閉じることで、グリップは自分の方へ来ますので、その分だけてこの原理で面は前へ動きます。

 

ダブルスって、自分達のプレイでもBWFを見ても、サーブレシーブ以外ではあまり使わないので、"下手になりやすい"ショットです。

ので、たま~におとずれる"ヘアピンチャンス"になっても、スピンが弱かったり、スピンをかけようとして空振りしたり、スピンをかけようとしたら力が大きくシャトルに伝わってしまい浮いてしまったり、とあると思います。

それに、関節を動かすと、動きが相手に見られると分かりやすくなります。

 

こと打ち方だと、

1.指の3本しか動かさないので、体全体や腕を見る相手には、バレにくい

2.ラケット面が、一度自分側に引かれた後押し出される動きになるので、ロブかドライブかな?と思わせる可能性がでる

3.ラケット面は、シャトルにカットがかかるので、浮きにくい

4.スピンがしっかりかかる

5.腕全体やラケットの動きが小さいので、空振りがしにくい

です。

 

シャトルの動きに関する効果は

1.スピンが上手な人レベルくらいにかかるので、相手は結構下に落ちるまで待たないと、ヘアピンを打てない(少なくても自分は手首や腕ではこれほどのスピンはかかりません)

2.横にスピンがかかるので、汚いスピンになり、相手はシャトルがどう動きながら落ちるのか予想しにくい(これ重要!)

3.ネット上でシャトルが横を向いた感じで越えるので、プッシュが打ちにくい

4.ネット上でシャトルが横を向いた感じで越えるので、走り高跳びの"ベリーロール"のような動きになりネットに当たった場合、相手コートに落ちやすい

5.スピンは汚いが、飛びは綺麗で狙いやすいので、ネットインを狙いやすい(基礎打ちでネットインが少ない人だと2~3倍にはなると思います)

です。

 

一つだけ注意点があるとすれば、「3本の指を閉じて面を動かす時に、面が後ろから前へ動くようにするとスピンが綺麗にかかってしまうので、面は斜めに動くようにシャトルの下に入れましょう」ということです。

右サイドでヘアピンをする場合は、外側である右側から、内側である左斜め前方向へ面が動く感じです。

 

ちなみに、面の角度は普通のヘアピンをする感じで大丈夫かなと思いますが、練習の時に調整して自分の角度を見つけた方がベターです。

自分だと床と完全に平行だと、面の真上でスピンしてネットを越えないのですが、角度をかけすぎるとスピンがかからないので、「床と平行のつもりから"気持ち"角度をつける」感じかな、それも意識して角度をつけるというよりは"本能の危機感"で勝手に若干の角度が自然についていたというニュアンスですかね。

 

これを見つけたここ2週間は、ゲームで結構お世話になってます。

ネットインもしますよ^^

 

ナックルヘアピンとつけた理由・・・相手からすれば変な回転をして汚く揺れながら落ちるから

 

補足:最近はネットインがしたくて、「ナックルヘアピン」を使ってますが、ネットまで距離があったりする場合は、面の角度や3本の指を閉じる素早さによっては「ファストナックル」(ネットまで直線的で速く飛びます(ドライブっぽい)が、ネットを越えて威力がなくなると汚いスピンで落ち始める)も出来ることが確認済みなので、やってみてくださいね~

 

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