キャプテン翼って、ご存知でしょうか?

主人公、翼君は最初はFW(メッシやクリスチアーノロナウドの様にシュートを打つ役目の人)だったんですが、中学校からMF(イニエスタやベッカムの様にFWにパスをする人)になりました。

理由は、師匠から「翼よ、MFになれ」と言われた(厳密に言うと、師匠がいなくなるので、翼へと書き残されたノートに書かれた)からなんですが・・・。

 

バドミントンでは、初心者の方は少し慣れてくると"後衛"になりたがる人がとても多いです。

自分の周りを思うと、中の下もしかすると中の中級くらいまで、後衛になりたがる人が多いですし、初心者にアドバイスする方も後衛が花形でもあるかのように、後衛を勧めているように見えます。

「初心者は奥まで飛ばせないから最初は前衛で、飛ばせるようになったら後衛もさせてあげるから」みたいに、後衛がさも"前衛の上級"であるかのように。

 

そんな中、私ならば、あえて言おう「みなさん、前衛になれ」と(最近は時代も変わってきてるので、同じ考えの方も増えてきていると思いますが^^)。

どっちが花形か?などはどうでも良いですが、ここ数年のバドミントンを見ると、前衛にスポットライトが当たっているように見えますね。

 

前衛は、サッカーで言うMFのような、チャンスになるショットを打つ事や戦略を考える事がより必要とされますし、その後後衛がスマッシュを打って、相手のレシーブがミスった所を、前衛が決めると。

いわば、"チャンスメイク"も"得点"も求められているのが前衛なのです。

 

スマッシュって、ドラゴンボールで言う、"かめはめ波"と思われる方が初級くらいまでの方だと多いかと思いますが、上級になれば、かめはめ波なんて片手で払いのけるかの如く、レシーブされてしまいます。

そのレシーブの中で、甘くなって帰ってきたシャトルを、最後に決めるのが前衛です。

 

さらに、後衛が優秀だとしても、前衛が全くダメですと、後衛にはスマッシュを打てそうなシャトルが来ませんので、機能しません。

その辺りは、サッカーと似ているような気がします。

 

前衛としてのレベルが上がると、後衛になった時もより戦略的なショットやコースを選択でき洗練されてきますし、なによりギャラリーに「上手い」など言われやすいのは前衛なので、楽しくプレイ出来ると思います(これ大会だと結構大事^^)。

 

バドミントンに確固たるポジションなんてありませんが、是非、前衛を探求していただけたらと思います。

書いている内容は薄いですが、結構重要かなと思っています。

 

もしよろしければ、下のボタンを押してもらえると嬉しいです("いいね"よりも嬉しいです)。


バドミントン ブログランキングへ