札幌市中央区の『座忘庵』に行って来ました。
採点★★★☆☆
駐車場は、店横に1台と、少し離れた場所に5台分です。
座忘庵
一見ちょっと分かりにくい地図(?)ですが、位置関係からすぐ分かります。
和風なインテリアですが、中華屋さんなのです。
中華屋といえば、食べるものは決まっております。
▲特製 五目チャーハン 大盛 1,080円
普通盛り980円、大盛りは100円増しです。
チャーハンで100円増しは控えめでありがたい。
では、早速頂きましたらば。
ん? どういうことだ?
一口目を食べても、なんだかよく分からず、続けて二口目。
んんん???
この味はなんだ?
なんだこれは?
いや、美味しい。
美味しいのだが、なんなんだこれは?
人間、想定外のことに出くわすと、少しの間、思考が麻痺します。
チャーハンだと思って食べたものが、チャーハンとは違うものだった時、味の理解をするのにしばらく時間がかかるのです。
これはチャーハンではない。
が、しかし、美味い。
まず、チャーハンにあるはずの脂っぽさが全然ありません。炒飯ですから「炒める」ためには油が必要で、ほとんどのチャーハンには油がたっぷりコーティングされているのですが、こちらは表面に薄っすらとある程度。絶対的に少ないのです。
なので、まず、チャーハンの旨みのひとつである脂がない点で、おや?と思うのです。それに加えて、味のほうはとても和風。ダシが効いています。かといって、炊き込みご飯や混ぜご飯とも違う、また別の食べ物です。
チャーシューだと思っていた黒い物体は「しいたけ」だったし、大抵、この「しいたけ」の味が立っているものは、グッと和風になります。
これはチャーハンか?
食べ進めると、まぁギリギリチャーハンかもしれない。
何を持ってチャーハンと定義するかは明確ではないけれど、焼豚が入っており、卵がまぶしてあり、少量とはいえ油で炒めているのだから、やはりこれはチャーハンなのでしょう。
上品な和風チャーハン。
肉の旨みすらほんのりある程度なので、飯についている素朴なダシのような味わいを楽しむチャーハンなのでしょう。
いやぁ、初めて食べました、こういうの。
▲角煮入り肉焼売 500円
飯のお供にこちらもオーダーしていました。
角煮入りとのことだったので、ゴロッとした肉が入っているのかと思いきや、はっきりとした形はありませんでした。あんの中に溶け込んでいる感じ?
美味しいのは美味しいのですが、もうちょっと角煮っぽさが欲しかったかな。カラシを付けて頂きました。
あとがき
いろいろなチャーハンを食べてきたつもりですが、まだまだ未知の味はたくさんあるものですね。
このお店は、他のメニューも食べてみたくなりました。結構混んでいたので、人気店なのかもしれません。
和風な中華屋さん。
また来ます!
アクセス
店舗: 座忘庵(ざぼうあん)
住所: 札幌市中央区南2条西24丁目1-8
営業時間: 11:00~15:00, 17:00~21:00
定休日: 木曜