猿田彦神社・佐瑠女神社 | 旦那のいぬうちに・・・

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各地の観光と御朱印、料理や趣味の手芸、先代猫のてん様や当代猫のそら様のことなどを書いています。

 

 

伊勢神宮(皇大神宮)に参拝したら、

ちょっとだけ足を延ばして参拝していただきたいのが

猿田彦神社

 

内宮からおはらい町を抜け、そこからちょっと歩いたところに

猿田彦神社があります。

 

歩きたくない人はバスで行ってくださいね、

 

猿田彦神社前の停留所で降りたらもう目の前にあります。

 

 

 

 

主祭神は猿田彦大神(さるたひこおおかみ)

は啓行(みちひらき)の神と言われています。

 

 

天孫降臨という言葉を聞いたことがあるかと思います。

 

天照大御神が孫である邇邇芸命(ににぎのみこと瓊瓊杵尊とかかれることもあります)に、

 

稲穂を渡して、高天原から降りて葦原中国(あしはらのなかつくに )で、稲穂を育てて国を統治するように命じました。

 

命を受けて邇邇芸命は、三種の神器を携え、日向の国の高千穂峰に降り立ちました。

これを天孫降臨といいます。

ちなみに、稲が高く積み上げられるという意味で高千穂という名になっています。

 

 

 

高天原から下りてくる途中、

天と地の間にある一番の難所である、天八衢(あめのやちまた)という

たくさんの分かれ道がある場所で、

葦原中国までの道を照らして、邇邇芸命を待ち迎えているものがいました。

 

その者の姿は

背が高くて鼻が大きくて長く、目は八咫鏡のように照り輝いていました。

 

その異様な姿に邇邇芸命に従っている男神も近づくことができずにいると、

高天原から邇邇芸命を見守っていた天照大御神が、

天岩戸で神楽を舞ったことで知られている天宇受売命(あめのうずめのみこと)に

 

ちょっとあんた、身元確認をしていらっしゃいよ。と言います。

 

聞くと、

自分は、みてくれはこんなんでも決して怪しいもんじゃありません。

国津神(くにつかみ・大国主以前の土着の神)で地元は伊勢の五十鈴川のあたりでして、

天照大御神のお孫様が地上に降り立つという噂を聞いたもんでね、

そんじゃ~天八衢で道を間違えちゃ~いけねぇって思いまして、

こうやって葦原中国までの正しい道を照らしてるってぇわけでさぁ。

ここからは、自分が道案内をさせてもらいます。

 

というわけで、

猿田彦のおかげで迷うことなく、無事葦原中国についた邇邇芸命は

感謝も込めてでしょうか?

天宇受売命に猿田彦の名を取って、

さるめの君という名を授け、猿田彦を送り届けさせ、彼に使えるように命じたとされています。

 

一説では、邇邇芸命の命ではなく、猿田彦自身が天宇受売命に送ってくれと頼んだとも言われています。

 

私的には美人で魅力的な天宇受売命に一目ぼれした猿田彦が、

もう少し一緒に居たくて

そう頼んだ、というほうが素敵だな。

だって、古事記では神様だってちゃんと恋をしているんだもん。

 

 

 

私たちが生きていくなかで

仕事や学業などで最もよい方向へ道を開いてくれる神様として、

参拝される方がたくさんいます。

 

こちらは拝殿。

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拝殿の正面には方位石があります。

 

昭和11年まで本殿があった跡地で、猿田彦大神が長く鎮座した神聖な場所に、

八角形の石の柱があり、十干十二支(じゅっかんじゅうにし)の方位が刻まれています。

 

風水学的な触り方はあるようですが、神社としては特に触り方に定めはないいそうです。

 

ある本では、「自分の干支を触ると良い」ということだったので

サル年の私は猿田彦大神のパワーをたっぷりほしくて、

申をガッツリとなでなでしてきました。

 

 

 

ご本殿はさだひこ造りと言われる二重破風の妻入造り。

 

方除け(八方除けの御神徳にちなんで、

鰹木や鳥居、柱や欄干は八角形になっているそうですが、

・・・・・・・・・・

 

あれ??鳥居どうだったっけ?

しまった!見過ごしてしまったよ。

 

写真ではよくわからないけれど、

言われてみればちょっとカクカクしてるような・・・

 

今度行ったらじっくり見てきます。

 

 

猿田彦大神の拝殿の正面(猿田彦神社の境内)に佐瑠女神社があります。

邇邇芸命より、さるめの君(猿女君とも書かれる)の名を賜った天宇受売命が鎮座されています。

 

天八衢で怖そうな猿田彦とその姿に恐れてなかなか近づくことができなかった神々の仲を取り持ったのが天宇受売命であり、

このことから、

男女間だけでなく、あらゆるご縁を良い形で導いて結ぶ良縁の神様として崇敬されています。

 

 

御朱印です。

こちらは猿田彦神社。

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こちらは佐瑠女神社の御朱印です。

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御朱印を頂くときに佐瑠女神社のもお願いしますといわないといただけません。

もちろん初穂料(料金)はそれぞれかかります。

 

ここで私、

あるものにピタッとっ目が止まっちゃいました。

 

それは可愛い御朱印帳袋。

買っちゃいました。

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か~わ~い~い~💛

キラキラ~。

ピンクにも紫にも見える。

色のせいか猿田彦神社の御神紋が一層可愛い~。

 

御朱印帳を入れる袋がなかったので丁度良かった!!

 

 

さて、境内には他にも見ておきたい縁起の良いものがあります。

 

さざれ石って結構あちこちにあるんだよね。

 

それからこちら、

 

蛇が乗っているように見えるかな?

 

 

伊勢神宮(外宮・内宮)に参拝の時には

ちょっと足を延ばして

猿田彦神社も参拝してみてはどうでしょうか。

みち開きと良縁の神様がいらっしゃいますよ~!!