摘芯 | tadasi331のブログ 岡ちゃんの菊の世界

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菊を栽培しはじめて29年目を迎えます。巨大輪の菊を咲かせるために毎年試行錯誤してきました。仲間と語り合い,より長く菊作りを続けるためにも,このブログを継続し記録として残し,小さな達成感を感じながら日々を過ごせたらと思っています。

三本仕立ての苗は,

5号鉢へ鉢上げをして1週間が過ぎると,

根がある程度

活着してくるので,

適宜,液肥を施し草勢をつけていきます。

 

そして,

鉢上げ後10日を目安に,

苗が生長しはじめ

芽先が白っぽくなってくるので,

はっきりと生長を確かめて摘芯をします。

 

芽を長めに伸ばして深く摘心すると,

角度のついた枝になり,

誘引が楽で

枝も裂けにくくなります。

 

また,

摘芯後に600倍のビーナインを散布すると,

頂芽優勢が弱くなり,

三枝が揃って伸びてきて,

徒長が抑えられます。

 

それと,

梅雨に入ると曇天が続くために,

茎が徒長しやすくなるので,

水やりを極力控えめにして徒長を防ぎます。

 

国華福徳

(赤・中幹)

摘芯前

14cm

 

朝7時,

この時間帯は,

簡単に折れます。

 

水を控えているので,

9時を過ぎると,

折れにくくなります。

 

品種によって違いますが,

中幹はこの程度でしょうか。

1~2cm

 

摘芯後

12.5cm

 

国華横綱

(白・長幹)

摘芯前

22cm

 

白の4段置きは,

これに勝る品種はないのですが,

徒長しやすいです。

 

一番徒長しているのを撮りました。

 

おそらく定植はしないと思います。

 

深く摘芯することで,

2~3cm短くなります。

 

また,

定植の際,

少し深めに植えたり,

増し土をしたりして,

腰の高さを短くします。

 

好ましくない方法ですが,

7~8cmは短くなります。

 

この記事を読まれておられる会員さん。

そんなに腰の高さは気にしないでください。

 

摘心後,

脇芽が出にくい品種があるので注意します。

 

摘芯前に撮るのを忘れていました。

 

品種によっては,

苗が生長すると,

芽先の葉が白っぽくなります。

 

7時開始

8時30分終了。