週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

オトン、サッカー場へ行こう!

2018年09月26日 | アルビレックス新潟

今ちょっと世間を騒がせている新潮社から発刊されているルポタージュ、「オトン、サッカー場へ行こう」を読了しました。地元の図書館で予約をしたらあっと言う間に順番が回ってきて(予約数がゼロだったんですね)、あっと言う間に読み終わりました。

このルポタージュは、定年退職後の父の元気のなさを心配した著者・吉崎エイジーニョさんが、下部組織からJリーグに昇格しようと奮闘する北九州市のサッカーチーム「ニューウェーブ北九州」の試合会場に父親を連れ出し、父親にサッカー観戦という生きがいを与えようと試みた約1年間を綴った実話です。

週刊サッカーマガジンに連載当時は「FC東京タワー」というタイトルでした。なんか昔、サッカーマガジンで目にした記憶がボクにもあります。サッカーに興味のない人をスタジアムに誘うのだけでも困難な事なのに、実の父親をサッカー場に誘い、かつ熱烈サポーターに変えてしまおうというムチャな企画です。ですがオトンが次第に著者の想定を超え、G裏の中心部に侵入し、若いコールリーダーたちと仲間になっていく様子に、思わず手を叩いてしまいました。

「ニューウェーブ北九州」は、後の「ギラヴァンツ北九州(現J3)」。当時チームに在籍していた桑原裕義とか、天皇杯・仙台戦で懐かしい中原貴之の名前が出てきたりとか、アルビサポとして「おぉ!」って感慨深かったです。あと、仙台でのゲーム後に「喜助」で牛タンを食べた…なんてシーンがあると、思わず「そうそう!」なんて頷いたりね。

気楽に楽しく読めるサッカールポタージュです。しかも、ボクらと同世代(ちょっと年代的は上かな?)のサッカーに興味のない父親を、地元サッカーチームのサポーターに仕立て上げ、老後の生きがいまで与えてしまうという、息子の吉崎エイジーニョさんのこの企画に、ボクは大いに賛同し愉快に楽しませてもらいました。皆さんにもお勧めです。

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