【投資初心者】相場に潜むもっとも重要な3つのトレードリスク

トレードにおいての最重要事項は、トレードのリスクを熟知していること。

そして、相場が想定外の動きをしたとき、損失を最小限に抑えることの2点である。


また、トレードリスクを事前に知っていれば、損失を最小限に抑えることもできると言える。

しかし、トレードには大なり小なり必ずリスクが伴う。重要なのは、リスクリワード比である。当然ながら、リワード>リスク。理想的には、この比は2：1以上である。

トレードリスクとは何か？

リスクと聞くと、ネガティブな印象を持つ人が多いと思う。しかし、リスクを味方にすることによって、この印象は180°変わる。

リスクもリワードもトレードの結果として生じるリターンと考えればよいだけの話だ。リターンはプラスまたはマイナスのいずれかである。

トレードにあたり、どのようなリスクがあるのかを理解しておくだけで、結果に大きな影響を及ぼす。

以下にもっとも重要な3つのトレードリスクについて解説していく。

相場に潜むもっとも重要な3つのトレードリスク

市場リスク

市場リスクとはマクロ経済に潜んでいるリスクのことである。

具体的には、国の政策金利、インフレ、リセッション、為替、政治情勢などがある。

短期的な市場リスクを当てることは非常に難しい。しかし、中・長期的な予測であれば、ある程度の精度で当てることは可能である。

つまり、短期に比べ長期の方がリスクは小さいと言える。

よって、スキャルピングのような超短期投資は、才能に長けているごく少数の人にのみ可能な投資法であり、多くの人は中・長期的にポジションを構築していくことでリスクを最小限に抑えることができるのだ。

内在的リスク

このリスクは相場に潜んでいるというよりも、我々自身のこころに潜んでいるリスクである。

エントリー後に予想とは逆方向に相場が動いた時に顕在化しやすい。それは、恐怖や不安という形で現れる。

こころの平静を失った状態で相場に向き合うというのは、最大のリスクである。なぜなら、客観視する能力が失われているからだ。つまり、主観的・感情的な状態である。

多くのトレーダーが退場するのは、恐怖と不安で感情的なトレードをしてしまったときである。

このような状態を回避する方法は、エントリー前に相場が想定外の動きをしたときの対応法を決めておくことである。

そして、次に重要なのは、その決め事をしっかりと守り抜くということだ。

特定リスク

特定リスクは、「特定の会社や業界に限局したリスク」のことである。特に個別株に投資しているトレーダーが留意すべきリスクだ。

従って、WTI原油やNY金の先物投資には、それほど関係のないリスクである。

ちなみに、特定リスクを抑えるには、基本的には分散投資をすればよいことになる。またETFなどへの投資も特定リスクを小さくすることが可能である。

以上。

参考まで。

【本日のトレード結果】

• WTI原油；ノートレ
• NY金；ノートレ

【現在のポジション】

• WTI原油；ノーポジ
• NY金；1241L×100、1243L×75、1310L×50、1313L×50、1317L×100、1316Ｌ×100、1306L×100、1307L×100

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