んにちは、オオイです。


今回のテーマは、


《大敵固定観念、疑え常識》


です。


それでは、参りましょう。





 前回は、仕事上でのいくつかの問題点のうち
2つが一気に解決し、少しホッとしている状況
についてお話しました。


前回は、
その解決に至るまでの初期の頃のお話でした。


あるとき問題点【A】が発生し、関係部署から呼ばれ、
確認と可能であれば解決してほしいと依頼されました。


【A】という問題点の特徴から、
原因はすぐに究明できるだろうと高を括っていました。


しかし、分からないのです、原因が。


それでも私たちは、
日々の業務の合間をぬっては
問題点【A】について調べ続けました。


私たちは繰り返しました。


情報と資料から仮説を立て、
それに基づいて現場を確認する。


そして、実際にテストすることを・・・。





 それにも関わらず、未だに分かっていません、
原因が・・・。


しかし、決して無駄ではなかったのです、
その努力は。


というのは、
情報と資料から仮説を立て、
それに基づいて現場を確認する。


そして、実際にテストする。


それを繰り返すことで、
新たな疑問や問題点を発見することができたのです。





 実際に今回は、
問題点【A】について調べていくうちに、
【B】について不可思議な状態を発見したのです。


その疑問を解決すべくさまざまな資料を確認し、
現調を行いました。


しかし、こちらも解決の糸口すら
見つけることができませんでした。


ところが、私たちが現調結果の認識に、
たまたま食い違いが発生しました。


また、関係部署担当者と私たちの認識にも
食い違う点があったのです。


そこで、それらの点を再度現調してみました。


すると、
私たちが見間違えていたことが分かりました。


さらに、そのとき偶然にも、問題点【B】の原因解明
につながる(実際はそうではなかったのですが)
ヒントを見つけることができたのです。


問題点【B】の発見が、
問題点【A】の解決につながる可能性が出てきた
(実際は関係していない可能性が高い)のです。


これで、膠着状態であった状況が、
一歩前進した気がします。





 その時点で、
私たちは以下の教訓を得ることができました。


それは、


①知ったかぶりをするな、現場をよく見よ


②真実はひとつ、現場が正しい


③思い込むな、常に疑え



ということです。





 前回もお話したように、
これらはマラソンにも通ずるものがある
と私は考えています。


マラソンの場合は、
「②真実はひとつ」はあてはまらないかもしれません。


しかし、


①知ったかぶりをするな、現場をよく見よ


③思い込むな、常に疑え


については、
絶対に忘れてはならないことだと思います。


なぜならば、
今の常識が今後も常識であるとは限らないからです。


たとえば、野球のバッティングでは、
ひと昔前までは王選手に代表されるように、
ダウンスイングが主流でした。


「それが当然だ」と、
世の子供たちは信じて疑わなかったと思います。


なぜなら、あの王選手の理論なのだから。


しかし、今はどうでしょう。


ソフトバンクの柳田選手や西武の山川選手など、
ダウンスイングとは程遠く(?)見えるスイング
をする選手が、ホームランを量産しているくらいです。


今では、自分の理論は理論として譲らないだろう
と私は思っていた王さんでさえ、
「いろいろな打ち方があっていい」というような主旨
の言葉を口にしていたと記憶しています。


そういう意味では、
「今の若い世代(特にスポーツ界)はすばらしいな」
と感心してしまいます。


それは、マラソン界とても例外ではないでしょう。





 常識にとらわれ過ぎると、事実が見えなくなります。


また、固定観念をもつと進歩が止まります。


私たち市民ランナーは、ややもすると


「もうこれ以上無理だ」


「これからは楽しみながら走ろう!」


などと、
簡単に口にしてしまうことはありませんか?!


でも、それって、単なる言い訳ではありませんか?


本当に無理なのでしょうか?


何か他に方法はないのでしょうか?


発想を変えて、
いろいろ試してみたらいかがでしょうか?


諦めることはいつでもできます。


悪あがきをしてみると
意外に楽しいかもしれませんよ!?





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