出産や授乳を終えると、
妊娠前よりバストがしぼんで
小さくなってしまった…。
お客様より、もう以前のように
ハリがあるバストに戻ることはできないの?
というご相談をよく頂きます。
これから出産する方も
気になるところだと思うので、
バストを維持するためのお話をしたいと思います。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
~目次~
▶卒乳後のバストの悩み
▶卒乳後にバストがしぼむ原因とは?
▶バストのしぼみやすさって個人差はあるの?
▶授乳中に行うバストがしぼまない対策とは?!
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
【▶卒乳後のバストの悩み】
coverimage:weheartit.com
卒乳後の女性にとってバストの大きさや
形が崩れてしまうことは切実な問題です。
自分のバストを見て本当に悲しくなった…。
という方も非常に多いと思います。
また、旦那さんに見せるのが
恥ずかしいと感じたり、
友達と温泉に行くことが憂鬱に感じる方も。
少しでもキレイな形や大きさを
保っておきたい!
と思うのが女心というものです。
多くの女性が卒乳後に悩みや不満を感じています。
しぼんでしまったという以外にも、
ハリがない、垂れた、左右差ができた、
バストトップの位置が下がった、
乳首の色が黒ずんだ
などが挙げられます。
このようになってしまったら、
もう出産前のようなバストには
戻れないのではないか…。
と不安に思う方や諦めている方もいると思います。
まずは、バストがそうなってしまう原因や
その対策を知っていきましょう。
【▶卒乳後にバストがしぼむ原因とは? 】
coverimage:weheartit.com
卒乳後に多くの悩みがあるとは思いますが、
その中でもしぼんでしまう原因は、
以下の4つの理由があります。
☑バストが膨らんだことで皮膚が伸びてしまった
妊娠中から産後にかけて、
今まで経験した事がないほど多くの
女性ホルモンが生成されるため
バストは急激に大きくなり、
必然的に皮膚も伸びてしまいます。
よくバストやお腹に妊娠線ができてしまった
という人がいるのはこれが原因です。
☑授乳によるもの
多くの人は授乳をする時に
赤ちゃんを膝に乗せ、
自分が覆いかぶさるように
授乳しているのではないでしょうか。
さらに、赤ちゃんは
バストの位置よりも下にいるため、
バストは毎日何時間も下に
引っ張られ続ける事になります。
そのためバストの下垂に繋がってしまうのです。
☑姿勢によるもの
授乳中や育児中は、
猫背になることも多く、
前かがみの状態が続くと
肩甲骨が引っ張られ、
負担がかかった状態で固まり
リンパの流れが悪くなります。
加えて代謝や胸を支える筋肉の力も低下。
バストがしぼみ、ハリが失われてしまいます。
☑クーパー靭帯が伸びてしまう
クーパー靭帯と呼ばれる乳房内に
網目のように張り巡らされている組織があります。
産後重量も増して大きくなった
バストの重みに耐えられず、
伸びたり切れてしまう可能性があります。
バストを支える
クーパー靭帯の役割がなくなってしまうと
バストは下垂してしまうのです。
※クーパー靭帯が切れてしまうと
元に戻すことができませんので
授乳中には授乳ブラなどで支えてあげることを
オススメ致します。
【▶バストのしぼみやすさって個人差はあるの?】
coverimage:weheartit.com
よくバストが小さい人は垂れにくく、
バストが大きい人は垂れやすい
と言いますが、
元々のバストの大きさは、
しぼみやすさにそれほど関与していません。
バストの大きさは、
「ラクトゲン受容体」と呼ばれる組織が、
成長ホルモンを栄養として
バストを大きくするよう脳に指示を出します。
ラクトゲン受容体とは、
意外と知られていないですが、
成長ホルモンや女性ホルモンの
受け皿(レセプター)のようなものです。
成長ホルモンや女性ホルモンが
ラクトゲン受容体の受け皿に届くと、
バストが反応を起こして、
大きく成長していくため
バストアップには欠かせない器官です。
このラクトゲン受容体は、
作られる年齢にも大きなバラつきがあり、
人によって保有数も違うのです。
個人差はありますが、
一般的に思春期の頃(約12~18歳)に
多く作られますが、
20歳以降でも作られる方もいるようです。
思春期にバストが成長するのは、
このラクトゲン受容体が
分泌されているからと考えられています。
つまり、出産時の年齢が比較的若く、
まだラクトゲン受容体が
生成されているうちに卒乳したとしたら、
その後バストに出産前のような
ハリが戻りやすいと言う事になります。
【▶授乳中に行うバストがしぼまない対策とは?】
coverimage:weheartit.com
育児中は、子ども優先になってしまうため
自分に対しての着目が
下がりがちになってしまいます。
そこで今日から出来る4つの対策をお伝えします。
①ベビーと共に頑張った
自分のバストにご褒美をあげるイメージで、
ベビーの肌を触りながら
柔らかさをインプットします。
それと同時に、
自分のバストも柔らかく
触り心地が良くなる
というイメージを持つことです。
②バスト自体がデリケートな時期なので、
丁寧にバストをブラジャーへ
入れ直すことも行いましょう。
③女性ホルモンが大切なので
忙しい日々の中でもリップケアをし、
潤いのある女性らしい自分を見ることも
大切です。
④子どもを抱っこすることも多いと思うので、
指や腕を伸ばし
バストへ影響するバスト周りの筋肉への
負担を減らすのがオススメです。
このようにバストが
しぼまないようにする対策をすることで、
卒乳後の不安や悩みを
解決することに繋がります。
母として一生懸命
子育てを頑張ることも大切ですが、
一人の女性として、
自分も大切にしてあげましょう。