バストアップするために
バストに着目する方が非常に多いですが、
実はバストの見栄えには
鎖骨のメリハリも
とても重要なポイントになってきます。
鎖骨が埋もれているか、
埋もれていないかによって
見た目の印象も変わります。
そこで、鎖骨の重要性やメリハリの作り方まで
お話ししたいと思います。
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～目次～
▶姿勢崩れはバスト崩れの原因に
▶血流の悪さがバストアップの妨げや鎖骨を埋もれさせる原因に？！
▶手や腕の負担は思わぬ落とし穴
▶バストと鎖骨がキレイに見えるポイント
▶ハト胸でもバストと鎖骨のメリハリはできるの？
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【▶姿勢崩れはバスト崩れの原因に】
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鎖骨についてお話しをしていく前に
知っておくべき大切なことは、
身体の負担や
日常生活での悪気のない姿勢が
鎖骨を埋もれさせ、バストダウンにも
繋がる原因になっているということです。
姿勢に関して、普段あまり意識していない方も
いらしゃると思いますが
現代人は、スマホやパソコンを
見ている時間が長いため、
猫背や巻き肩になっている方が多いです。
巻き肩の特徴は、次の3つです。
①背中が丸まっている
スマホを見るときや文字を書く時など、
下向きで姿勢が丸まってしまっている方が多いです。
②顔や首が身体よりも前に出ている
仕事で集中してパソコンやスマホを見ている時、
顔や首を前に突き出している方が多いです。
③直立している時、手が内側に向いている
肩が内側へ巻いてしまっているので、
それが原因となり
手も内側へ向いてしまいます。
そもそも巻き肩になってしまう根本原因は
肩と鎖骨周辺、ワキ、胸などの
肩甲骨周辺の筋肉が
負担や凝りの蓄積によって硬直し、
肩甲骨を外側へと引っ張り、
肩甲骨が開いてしまうことです。
現代人の多くは、
スマホを使う時間が非常に長く、
下を向いて前のめりになっている姿勢を
続けています。
すると、
身体の前側の筋肉は収縮してきます。
主に、あごの下、
首の前（広頚筋、斜角筋）
肩と鎖骨周辺（僧帽筋、肩甲挙筋）、
胸、脇、お腹の筋肉などです。
これらの筋肉が硬直すると、
身体が丸まった状態が定着し、
身体を動かしたくても動かしにくかったり、
伸ばしたくても伸ばせなかったり、
反らしたくても反らせなくなってしまいます。
さらに、肋骨の可動域が低下して、
呼吸がしづらくなります。
呼吸器専門医が、
33歳の健康的な男性に対し、
スマホ使用時の姿勢と
そうでない時の姿勢の
肺機能を測定した実験があります。
その結果によると、
通常の姿勢では、
肺年齢が18歳でしたが、
スマホ使用時の
首と肩を前に出した姿勢では、
肺年齢が41歳になったのです。
この実験から、
スマホ使用時の姿勢では、
肺機能が低下し肺年齢が
悪化することが認められました。
呼吸が上手くできなければ、
全身の血流が悪くなります。
血流が悪いと、肩こりや首こり、
バストアップしづらい、
鎖骨が埋もれる原因にも繋がります。
【▶血流の悪さがバストアップの妨げや鎖骨を埋もれさせる原因に？！】
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ここで、全身の血流が悪いことが
なぜバストダウンや
鎖骨が埋もれることに繋がるの？
と疑問に感じた方もいらっしゃると思うので、
その原理をご説明していきます。
まず、バストダウンについてですが
血液の役割は、
栄養やホルモン物質を全身に運ぶことです。
食事をして栄養のある食べ物を摂取すると
腸から吸収された栄養素が
血中に入り全身をめぐります。
全身に運んでいるときに、
必要な栄養素を
必要な部分に渡しているのです。
そして、ホルモン物質の中で
バストアップに欠かせないのが、
女性ホルモンと成長ホルモンの2つです。
女性ホルモンには、
「エストロゲン」と「プロゲステロン」
の2つがあります。
☑エストロゲン
妊娠に不可欠な卵胞の成熟を促し
子宮内膜を厚くするなどはもちろん、
自律神経を整えたり、
女性らしい体を作り出してくれます。
また、バストアップに必要な
「乳腺」を増殖させる力があります。
☑プロゲステロン
生理や排卵など、
妊娠のための体を作り出してくれます。
バストアップに必要な
「乳腺」を発達させる力があり、
こちらも欠かせません。
乳腺とは、バストに脂肪をつけて、
バストを大きくしたり
柔らかくするのを促すものです。
胸は乳腺1割、脂肪9割で形成されていて
乳腺が多ければ多いほど
脂肪の量も比例して大きく発達します。
つまり、乳腺が発達しないと、
胸に脂肪がつかなくなってしまうのです。
バストアップをする上で
欠かすことのできない
女性ホルモンや栄養素を運ぶためには
血流が良い状態であることが重要なのです。
逆に、血流が悪い場合、
栄養素やホルモン物質は
上手く体中をめぐることは出来ず、
せっかく分泌された女性ホルモンも
必要な部分に作用せず、
体外に出て行ってしまうのです。
また、女性ホルモンである
エストロゲンとプロゲステロンの2つは、
バランスよく分泌されているのですが、
女性の身体は非常にデリケートなため、
次に挙げることで
ホルモンバランスの乱れが生じます。
・過度なダイエット
・ハードな運動
・乱れた食生活
・精神的ストレス
・過度な疲労
女性の社会進出が増え、
仕事や家庭、人間関係の中で、
責任感から緊張したり、
気を遣ったり、
そんな中で頑張っているからこそ
非常に多くの方が
ストレスまみれになっています。
だからこそ、
ホルモンバランスが乱れないように
できるだけストレスをため込まない、
規則正しい生活を心がけることが大切です。
例えば、
五感を使ってのリフレッシュをしてみましょう。
◆視覚…
自然を眺めたり、
観葉植物などを見て癒されましょう。
◆聴覚…
静かで穏やかな音楽を聴くのも良いですが
自分の気持ち（感情）に
マッチした音楽を聴くことが重要です。
◆味覚…
美味しいものを
じっくり味わって食べることや
素材そのものの味を
じっくりと味わうことが大切です。
◆嗅覚…
自分の好きな香水やアロマを嗅ぎましょう。
◆触覚…
人に触れる機会を増やすことが大切です。
握手をしたり、親しい人と
ハグをすることも効果的です。
ご自身に合った
簡単に取り入れられそうなものから
試してみてください。
スマホやパソコンに
向き合っている時間が長いため
ついつい五感を忘れがちですが
日々の少しの工夫によって、
五感を生き生きとさせて、
気持ちを解放していきましょう。
ストレスフリーの生活は、
感性豊かな心を持つことで実現します。
次に、鎖骨が埋もれてしまう原因ですが
猫背や巻き肩などの悪い姿勢によって
硬くなった首や肩の周りの筋肉で
血流やリンパの流れが悪くなり、
本来排出すべき水分や老廃物が
皮膚の下にたまり、
浮腫みを引き起こします。
このような状態になった場合、
たとえ痩せていたとしても
鎖骨が埋もれてしまいます。
さらに、悪い姿勢や筋肉硬直が続くと
本来真横にある鎖骨の位置が、
ハの字や逆ハの字型になってしまうのです。
これではデコルテラインはキレイに見えず
バストとの境もよく分からないため
美しさに欠けてしまいます。
【▶手や腕の負担は思わぬ落とし穴】
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姿勢崩れからバストや鎖骨に
悪影響を与えることをお話ししてきましたが、
実は、手や腕の負担も
バストや鎖骨に影響を与えるのです。
手や腕の負担や疲労に
気付いている人は少ないですが、
手は、生まれてから死ぬまで
一生使い続けるものです。
毎日スマホを使ったり、
鞄を持ったり、
仕事をしたり、家事をしたり…
何かを握る手は、無意識のうちに
物凄く力が入ってしまっていることが多いです。
すると、腕、肩、首まで負担がかかり、
凝りや筋肉の硬直に繋がります。
また、バスト周りやワキ周辺の筋肉が
引っ張られることで、
鎖骨は埋もれてしまい、
バストの形が崩れるのです。
そのため、当サロンでは
バストと鎖骨をよりキレイに見せるため
手と腕の負担や凝りにも着目し、
しっかりとケアを行っています。
逆を言うと、
手と腕も同時にケアしない限り、
バストアップをすること、
鎖骨を出すこと
効果の維持などをすることは難しいのです。
【▶バストと鎖骨がキレイに見えるポイント】
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バストと鎖骨がキレイに見えるためには
鎖骨下からのメリハリが大切です。
鎖骨から指を3～4本置いた部分は凹み、
指を置いたすぐ下から
バストの膨らみがはじまると陰影が付き、
キレイに見えやすいのです。
バスト上部にボリュームがないと
バストにハリがなく、
デコルテラインが貧相に見えてしまいます。
このようなそげ胸は、
加齢以外にも様々な原因があります。
・女性ホルモンの分泌量低下
・姿勢が悪い
・クーパー靭帯が切れたり、伸びたりしてしまった
・ノンワイヤーブラやノーブラで過ごすことが多い
・自分のサイズに合わないブラを付けている
・産後や卒乳によるもの
などが挙げられます。
つまり、そげ胸は
20代のうちからでもなる可能性は
大いにあるので
早いうちからのケアや対策は必須なのです。
そげ胸について、
もっと詳しく知りたい方は
こちらの記事をご参照ください。
↓↓↓
『貧祖なデコルテになってない？！～そげ胸を改善して美しい胸元に～』
今からの季節は、
デコルテが開く洋服や水着など
露出が増えることが多くなってきます。
メリハリがないデコルテより、
バストと鎖骨のメリハリが
しっかり仕上げてあげることが
健康にとっても美容にとっても良いのです。
【▶ハト胸でもバストと鎖骨のメリハリはできるの？】
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鎖骨からバストのメリハリの話をすると、
「ハト胸なのでメリハリは諦めていました…。」
とよくお客様からご相談をいただきます。
よく世間で言われるハト胸とは、
胸が前に出ている状態のことですが、
医学的には、
生まれつきの骨格異常のことを指しています。
そちらについて詳しく知りたい方は、
こちらの記事もご参照ください。
↓↓↓
多くの女性が悩んでいるハト胸は、
骨が出ているわけではないのに
筋肉の硬直の蓄積が多いが故に、
筋肉の厚みが増し、
ハト胸に見えている
というケースが多いのです。
そのため、
鎖骨からバストまでのメリハリを
しっかりと作ってあげることで
ハト胸の方も
見た目の変化を感じられます。
鎖骨からバストまでの
メリハリを作るためには、
当サロン代表の田家麻生が考案した
自宅で出来るかんたんストレッチを
行ってみてください。
☑やり方
手を軽く握り、鎖骨の下にセットします。
あごを上げて首を伸ばし、
首や鎖骨に集まった皮膚やお肉を
バスト上部に集めるイメージで
ゆっくりと手を下にスライドさせます。
これを１分間繰り返します。
このストレッチは、
座りながらでも出来るので
長時間デスクワークをした
リフレッシュとして、
会社の休憩中などに
取り入れることも可能です。
自宅に帰ってからは、
お風呂にゆっくりと浸かり
身体が温まってから行うと、
さらに効果的です。
たった１分なので、
毎日コツコツ続けることが大切です。
どうせ自分はハト胸だから。
年齢を重ねたから。
元々バストが小さいから。
太っているから鎖骨は出ない。
などの理由を付けて
自分のバストの可能性を
諦めている方もいらっしゃいますが、
年齢やバストの大きさ、形などは
関係ありません。
自分が本当に理想とするバストに
なりたいか、なりたくないか。
まずはそこが重要です。
なりたいと望むことは、
決してダメなことではありません。
女性は何歳になっても
美しくいたいものです。
だから自分の身体と向き合って
ケアをしていくことが大切です。
自分の身体を大切にすることで、
心も喜びます。
鎖骨からバストのメリハリを出し、
バストのキレイさを目指しましょう。
