真の家庭と家庭盟誓 ⑭ - 2 家庭盟誓第二節の解説 2.代表的家庭、中心的家庭となって

2018年12月13日 07時17分20秒 | 真の家庭と家庭盟誓

 真の家庭と家庭盟誓 ⑭ - 2

 第二章 家庭盟誓の各節の解説

 二 家庭盟誓第二節の解説

 私たちの家庭は真の愛を中心として、神様と真の御父母様に侍り、天宙の代表的家庭になり、中心的家庭となって、家庭では孝子、国家では忠臣、世界では聖人、天宙では聖子の道理を完成することをお誓い致します。


 2. 代表的家庭、中心的家庭となって

 (1) アダム家庭が代表的家庭、中心的家庭

 アダム家庭は一家庭でしたが、未来の世界を築くことができる中心であり、国家の中心、家庭の中心だったのです。アダム家庭は、全体の理想を実現することができる一つのモデル家庭です。それは、アダム家庭が完成していれば、氏族も完成し、国も完成し、世界も完成し、天宙も完成するはずだったという話です。そのようなアダム家庭になっていれば、その家庭がすべての理想の代表的家庭であり、中心家庭である、このような言葉が出てくるのです。

 「神様と真の御父母様に侍り、天宙の代表的家庭となり」、アダムとエバは、頂上の代表的家庭です。「天宙的家庭になり、中心的家庭となり」、中心、頂上の代表の位置から地上に着陸する時に中心家庭になります。アダム家庭は、すべての最高の愛を中心として降りてきた根の家庭です。根の家庭なのです。最高の位置に立ったものがこの地上に来るようになれば、平面的な根になるので、中心家庭になるのです。

 アダムの位置は、世界人類の過去と現在を代表した位置であり、頂上の位置です。数億万年の人類先祖の頂上です。最初は、この一つしかありませんでした。アダムとエバは頂上で結婚し、地上の中心家庭として着地して世界に拡大していくようになっているのです。そのような位置で天国の孝子となり、天国の忠臣となり、国をもって忠臣となり、国をもって聖人となり、国をもって聖子の道理を果たさなければならなかったのですが、アダムは、それを成すことができなかったのです。

 第二節は何でしょうか。「私たちの家庭は真の愛を中心として、神様と真の御父母様に侍り、天宙の代表的家庭となり、中心的家庭となって、家庭では孝子、国家では忠臣……」、このように続いていきます。それは、何を意味するのでしょうか。

 天宙の中心家庭は、アダムとエバです。アダムとエバが中心家庭であり、代表家庭です。代表は一つしかありません。中心も一つです。それが種(たね)です。アダムとエバがその種(たね)です。そして、祝福を受けた家庭の種は、すべてイコールです。皆さんの家庭も全く同じでなければなりません。

 アダムとエバは、真の愛に絶対的に侍る道を通ることによって、家庭から国家、世界、天を無事通過するのです。家庭から国家、世界、天に直行するようになっています。今までの歴史時代の思想観は、そのような内容になっていませんでした。すべてジグザグに上がっていったのです。

 このように、万年不破の愛を中心として、一体的な家庭拡大の理想に従って 歩んでいかなければなりません。家庭のモデル形態は変わりません。それが代表的家庭であり、中心的家庭です。堕落せずに完成したアダム家庭が天宙史的な代表家庭になるのです。代表的家庭、中心的家庭になるのです。「家庭盟誓」の第二節にあるように、中心家庭であると同時に、代表家庭だというのです。頂上、すなわち神様の前まで上がっていき、アダムとエバと神様の三者が一つになるのです。

 アダムとエバが天地の中心です。全世界の人類を代表した中心家庭です。ここから上がっていくのです。国の大統領の家庭があります。世界の大統領も家庭があります。神様も家庭があります。同じです。これをしっかり押さえれば、世界版図なので、八段階に拡大されれば標準は一つになるのです。これが大きくなり、軸が一つになるのです。家庭という軸を中心として一つになるのです。

 私は家庭軸の代表なので、世界に一つしかない位置に立つのです。それで、王子、王女になりたいと思うのです。欲望は、神様を占領し、この地上における最高の、男性 女性となって最高の神様の相対になることです。そのようになることによって、神様が私のものになると同時に、神様が造られたすべての被造世界も私のものになるのです。愛は、一体になることです。所有権が決定されるのです。これは驚くべき言葉です。

 「家庭盟誓」の第二節に「代表的家庭となり、中心的家庭となって、家庭では孝子、国家では忠臣」 と続いていくでしょう。孝子の道理、忠臣の道理、聖人の道理、聖子の道理をすべて愛によって連結させなければなりません。そのようにすれば、アダムとエバの代表的家庭です。一番頂上の家庭です。頂上で結婚すれば、地上に着陸するのです。天上で愛を中心として着陸すれば、中心家庭になるのです。

 それは聖子の家庭であり、聖人の家庭であり、忠臣の家庭であり、孝子の家庭です。それが永遠の種となり、それが実(み)を結ぶことによって拡大していくのです。千代、万代、この原則に立脚した人になることによって、間違いなく天国の民になるのです。

 アダムとエバの家庭という一つの起点を中心として、氏族は、その周りを形成するのです。家庭は核です。核は、移動することができません。そのような家庭を中心として、氏族、民族、国家、世界、天宙、神様を解放させることができる位置を備えなければなりません。神様と同居することができなければなりません。

 神様が家庭に同居でき、氏族、民族、国家、世界、天と地に同居できる家庭的価値の内容を備えてこそ、堂々と天国に入ることができるのです。アダム家庭は、世界家庭の代表です。時間的な未来にそれを残しておきましたが、彼が行かなければならなかった所は、全世界家庭の代表の位置です。それで、今日蕩減復帰の原則によって私たちが立った位置は、世界的代表の位置です。

 アダム家庭は代表的家庭です。ここにおいて神様は一番頂上にいらっしゃるので、一番頂上に立たなければなりません。その前でプラス・マイナスとして一つになることができる最高の位置に連結されるのです。代表的です。代表的家庭です。ここで植えたので、植えたものは、後代を通じて広がっていくのです。家庭、氏族、民族、国家、世界、天宙、天と地を中心として、この中心地に植えつけられて連結されるのです。

 それで、代表的家庭なのですが、家庭は、地上に植えなければならないので、平面図上で中心的家庭になるのです。八段階です。全宇宙の中心になります。このような種(たね)を植えれば、ここから家庭が広がり、氏族、民族、国家、世界が展開していくのです。全く同じ 価値の種です。同じです。

 アダム家庭において、天がアダムとエバに祝福した種(たね)、それは結婚の種です。結婚の種がそのようになっているので、今日人類が家庭をもつようになれば、それは世界家庭として、種(たね)から実(み)を結んだものなので、アダム家庭の種も、今日(こんにち)その数千万代の子孫となった種(たね)も、その価値は同等になります。種(たね)の価値が違っていていいでしょうか。松ならば、松の種を一つ植えれば、それが世界へ広がっていき、数千万の松の中から数億個の種ができたとしても、その種(たね)はすべて一つの種と同じ価値をもった松として培養されなければならないということです。


 (2) 祝福を受けた家庭は本然の家庭と同じ価値

 祝福というものは、堕落していない本然的な神様の愛と連結され得る 基準なので、堕落していないアダムとエバの家庭と同じ価値をもたなければなりません。そうであってこそ同じ種(たね)になるのです。夫婦を中心として兄弟がいれば、その兄弟に神様が対するのは同じだというのです。どんなに広がっていっても、一つの家庭がもつ価値は、アダム家庭のもつ価値と同じです。同じ種(たね)の価値をもたなければなりません。

 祝福を受けた家庭は、名実共に世界を代表した家庭です。したがって、世界を代表した家庭として、真の父母の血族と、氏族、民族、国家の数多くの、血族の前に恥ずかしくない、神様を身代わりした家庭に、ならなければならないということは間違いのない事実です。

 このような意味で代表的家庭であり、中心的家庭です。そのようになることによって、アダムとエバの家庭と私の家庭が同じ価値になるのです、それが結論です。ですから、皆さんは、ここではこのように生き、あそこではあのように生きるということはできません。

 祝福を受ける位置は……。大韓民国の金氏ならば、金氏の息子として祝福を受けるのではありません。神様の直系である堕落前のアダムとエバと同じ位置で祝福を受けるのです。それはどういうことでしょうか。その家庭を中心として、全体を代表しているということです。

 アダム家庭が全体の代表となり、アダム家庭の一点を中心として宗族が連結され、氏族が連結され、世界まで発展して一つにして、しっかり押さえておけば、一点を中心として球形と円形に発展するのです。それと同じです。

 それと同じように、中心者であるアダムと同じ本然の種の位置を自分が再び譲り受けたので、アダムが成そうとしていた氏族、民族、国家、世界型と、等級は違っても同じ内容の価値をもたなければなりません。

 真の父母の家庭、これは種(たね)です。種(たね)が完全な種(たね)であれば、その種(たね)を植えて繁殖した数億万の家庭があっても、種(たね)は同じ価値をもちます。イコールです。神様が定着される家庭の基準は、何千代、何万代、何億万代になったとしても同じ価値を認められるので、種(たね)はイコールです。それゆえに、私たちの家庭は代表的家庭です。大韓民国を代表しているのです。

 それで、盟誓文の第二節に「私たちの家庭は真の愛を中心として、神様と真の御父母様に侍り、天宙の代表的家庭となり」 としたのです。代表は頂上です。その次には中心家庭になるのです。縦横に連結するようになれば、縦横が連結される位置です。代表的家庭であり、中心家庭です。そのようになれば、宇宙はすべて皆さんのものです。

 「代表的家庭となり、中心的家庭となって」、これを考えなければなりません。皆さん、祝福を受けた家庭は五十億人類の五十億分の一ではありません。逆です。五十億人類を代表しているのです。代表的家庭であるアダムとエバの二人で 出発したものを失ってしまったので、代表的家庭として、世界中のすべての男性と女性に推薦させて、その代表者一人一人として、残った者を引き抜いてきて 組み合わせた結婚です。代表的家庭は、地上の頂上でしっかり押さえれば中心的家庭になります。

 ですから、中心的家庭となって、家庭では孝子、国家では忠臣、世界では聖人、天宙では聖子、イエス様の恨、このようなすべてのものを解いたというのです。先生がこれを完成したので、皆さんに相続してあげるのです。ゆえに、従ってきて収拾すればいいのです。

 皆さんが結婚する時、一対一の男性と女性として行くのではありません。人類を代表した位置で結婚した 家庭だということを考えなければなりません。真の愛を結ぶ夫婦は、人類を代表した位置で結ぶのです。アダムとエバと同じ位置です。八段階です。一、二、三、四、五、六、七、八、八段階です。アダムとエバは、この頂上にいるのです。これがすべてアダムとエバの伝統を相続して大きくなっていくのです。これが王権です。

 天宙の中心家庭は、アダムとエバです。アダムとエバがその中心家庭であり、代表家庭です。代表は一つしかありません。中心も一つです。それが種(たね)です。アダムとエバが祝福を受けて結婚した家庭の種です。その家庭の種はすべてイコールです。皆さんの家庭も全く同じでなければなりません。

 「祝福を受けた家庭は復帰された家庭だ」と言うとき、アダム家庭とその内容の価値は違いますか、同じですか、皆さんの家庭に行けば、皆さんの家庭は家庭の王宮です。また、氏族の王宮であり、国家の王宮であり、世界の王国であり、天宙の王宮です。皆さん、男性に尋ねれば「王になりたい」と答え、また女性に尋ねれば「女王になりたい」と答えるでしょう。いったいそれはどういうことでしょうか。本来のアダムとエバは、王であり、女王だったということです。

 世界を代表し、宇宙を代表するのです。家庭を代表するのはもちろんのことです。王と女王です。それが種(たね)です。皆さんはその結実です。実(み)というものは、同じ種(たね)から出てくるのです。種(たね)と同じ価値をもっているのです。同じ脈絡です。

 皆さん、男性と女性の二人を連れていって、植えつけておけば、堕落しなかったアダムとエバになり、家庭の王国、国の王国、天上・地上天国の王国の基地となることができると思いますか、統一教会で真の父母を通じて祝福を受けた家庭がそのような対等な価値をもたなければ、雷に打たれるのです。

 真の父母を中心とした家庭は、神様の愛を中心とした直系の血統圏内に入っていくのです。このような真の父母の歴史性の結実として世の中に現れたものが祝福家庭です。祝福家庭は世界的です。世界の平面図上で祝福されるのです。その下には、数多くの国家があり、氏族があり、家庭があり、数多くの個人がいるのです。逆になったのです。これを代表しています。

 したがって、アダム家庭が世界的家庭を完成することによって統一世界を成し遂げていれば、その価値と私において成し遂げられた価値は同じです。種(たね)です。世界的種(たね)なのです。

 先生が、神様の家庭において孝子になり、国において忠臣になり、世界の聖人になり、天宙の聖子になったように、皆さんもそのような伝統を受け継がなければなりません。それを受け継がなければ、代表的、中心的家庭になることはできません。代表的なアダム家庭は、家庭の中心であると同時に天宙の中心です。中心は一つです。代表は頂上であり、中心は垂直です。家庭、氏族、民族のこの八段階をしっかり押さえれば円形になるでしょう。

 皇族圏の直系先祖は誰でしょうか。本然の愛の神様の直系子女であり、真の愛を中心として真の生命と真の血統の基盤を中心とした堕落していない人です。そのお方が種(たね)です。その種(たね)から根が出てくれば、中心の幹の根となり、そこから中心の幹、中心の芽へと大きくなっていくのです。これが縦的に大きくなるにつれて、それに対応して横的世界へと拡大していくのです。

 ですから、それを見れば、家庭と氏族も連結され、民族、国家、世界も連結されるのです。したがって、真の根と真の幹と真の芽に連結している枝も、すべて真の愛の枝となるので、そこで結ばれた実(み)は、本然のアダム家庭と同じです。

 中心の幹の根となることができ、中心の幹となることができ、中心の芽になることができる種(たね)の起源が結実として現れる時、その結実・・家庭を中心とした夫婦を中心として・・を植えておけば、一族を中心として、その一族の新しい中心の根となり、中心の幹となり、中心の芽となるのです。それゆえに、実(み)には同じ価値があるのです。

 統一教会の食口は、「アダムとエバと同じように、私は天地を代表して立った」と思わなければなりません。そして、宇宙を代表していると同時に、平面的にはすべての国と世界を代表している家庭だというのです。縦的な基準に於いても代表的であり、横的な基準に於いても代表的な中心です。これは最高の代表家庭です。地上に於いては、これが横的な世界の中心にもなるのです。そのようになってこそ、同じ皇族圏としての心情をもって天国に入っていき、神様に侍り、王に侍り、王の一族として暮らすことができるのです。そのような所が天上天国だということを知らなければなりません。

 神様と真の父母に侍り、代表的な家庭となり、中心家庭となって、家庭ではもちろん、孝子 孝女、国では忠臣 烈女、世界では聖人、天地では聖子の道理、このような天が願ったすべてのものを私たちの家庭では完成しようというのです。父母として子女教育をなし、国家では民族教育、世界では……。そして、天と地ではその天国の一族として、家庭の一員としての合格者に、なることができるようにしようというのです。

 時間と場所に関係なく、古来すべての人間は、みな、自分が中心存在になりたいと思ってきました。それは人情の常です。私たちは、みな、それが人間としてもっている共通の内容であることを知っています。

 それでは、人間はどうして、このような欲求をもつようになったのでしょうか、それは、自分が生まれたのちに持つようになったのではありません。生まれながらにしてそのようなものを持って生まれてきているのです。ですから、生まれてみると、そのようにならざるを得なかったのです。本然の基準にこれがあり、避けることができないものとして、歴史性とともに、私たち 人間に連結されているので、誰彼を問わず自分が一番の存在になりたいと思うのです。

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