入蔵は今朝やっと確定申告の申告書を書きあげました。
通常なら提出期限を過ぎているのですが、今年は「提出期限まで、まだ、一か月近くもあるのにもうできたの？」という感じです。
種々のイベントが中止になっている中、今日の段階では師匠はもとより、メンバーのだれからも「29日はやるのですか？」という質問が上がっていません。
「早く決めないとお客さんが困る」と思うのですが、出演者一同「やる気満々」ということなのでしょう。
まあ、師匠はどうかわかりませんが、指南所メンバーは、お客さんがいてもいなくとも「特に気にならない」のだと思います。
そこが素人、それも「天狗連」でない我々の強みだと思います。
少なくとも、自分の出番でない時の共演者は観客になってくれますし。
ワクチンのことについて以前書きましたが、感染拡大の危険を考えたら、「自分の都合ばかり考えずに、どうでもいい落語会など中止すべきだ」というご意見をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
偉い方が、「学校を休みにしろ」といったり「卒業式はやってみたら？」などと「いったいどうすればいいんじゃ」とつい思ってしまうような言動をする国です。
入蔵としては「体調のお悪い方」「咳、発熱のある方」はご遠慮いただき（ご本人のためにですよ。無理してこなければならないような会ではありません。まあ、とっても面白いけど）、隣のお客さんとの間隔が狭くなりますから、念のためマスクはご用意いただいておいでいただければと、個人的には思います。
中止の際は、できるだけ早くこのブログと、入蔵のFacebookでお知らせいたします。
で、申告書類を投函に行くついでに、久しぶりに床屋に行きました。
入蔵行きつけの床屋さんには鏡わきにやや小ぶりのテレビがあり、お客は髪を切ってもらいながら番組が見られます。
今日はワイドショー番組がかかっていました。
今日の話題は「気になる、気にならない」ということで、入蔵が見始めた時は「美容室に行くときにシャンプーしていくか、いかないか？」という話題でした。
番組の調査によると（調査方法は気になるところですが）「気にして、シャンプーしていく人が多い」ということでした。
前にも書いたように入蔵は患者さんに「ここに来るためにわざわざ歯磨きはしないでください。いつも歯磨きをしているタイミングと、予約の時間があっているなら、いつものようにしてください」とお願いしています。
歯医者に来る前にわざわざ歯磨きをすることを入蔵の歯科医院では「知事の視察」と呼んでいます。
入蔵は普段の皆さんの様子、つまり「患者さんの実態」を把握したいです。
このようなやり方を通して、「いつ来院しても、良好な口腔衛生状態を維持していただける」患者さんになっていただきたいです。
でも、患者さんの中には「前にかかっていた歯医者さんは『診療を受ける前には歯を磨いてきてください。それが常識です』と言われた」という人がかなりいます。
「歯をわざわざ磨いてこないでほしい」と思う歯医者もいるし「歯を磨いてこないのは非常識だと」思う歯医者がいるように、お客さんの思いもあるけれども、受け手の美容師さんによっても考え方が違うと思います（入蔵の歯科医院での歯ブラシの使い方についてはこちらをご覧ください）。
ですから、「シャンプーをしていくかいかないか」というのは「気にする気にしないという問題ではなく」本質的に「ご自分の気に入るようにすればよい」という事項なのだと思います。
入蔵からすれば、この設問自体が「いかがなものか？」と言いたいところです。
まあ、お昼の気楽な番組ですからね。
お楽しみになっていた方も多いことでしょうし、番組をおつくりになっていた方にも、ご出演の方にもそのご努力に敬意を払います。
ただ、番組のMCの方が、こともなげに「歯医者に行くときはブラッシングをしていくのが当然だ」ととれる発言をしていた（しつこいようですが、それが間違っていると言っているのではありません）ので「そう思っていない歯科医もいる」と言ってみたくなったのです。
重ねて申し上げますが、入蔵の考えが正しいと言っているわけではないです。
ぜひ、ご理解ください。お腹立ちの方がいらっしゃいましたらご寛恕くださいますように。
入蔵の歯科医院に長年通ってくださる患者さんが、このブログをご覧くださっているかもしれませんので、念のために以下、付記いたします。
私が、皆さんを時々ご紹介させていただいている複数の病院で、皆さんには「口の中がきれいな患者さん」という評判があるのです。
嘘ではありません。病院で直接褒められたとおっしゃる患者さんが何人もいらっしゃいますし、この記事をご覧になっている方の中にも実際にご経験された方もいらっしゃいますよね。
だから、当院にいらっしゃるときはいつものようにしてくださいね。
急いで歯を磨いて、口の中に傷を作る人は意外と多いです。
いつものようにしてご来院ください。
いつものようにしていて、ご自分が知らないうちにお口の健康の維持、向上がはかれるのが一番です。入蔵は皆さんと一緒にそれを目指したいです。
物事を「気にする気にしない」ということについては「精神病理学的にお困りになっていらっしゃる方」もいます。「気を使い過ぎて困っている方」もいることを皆さんにも知っておいてほしいです。
では、また(^^)/