メビウスの輪


このブログでは日本人男性が描く、タイ人女性
との正解のない恋愛小説を公開しています。

どんなに傷つけあってもメゲない、日本人男性
独特の優しさと強さ(弱さも)から紡ぎ出される
愛の軌跡を追ってみましょう!

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「第1話から順番に読みたい」って人は、このメッセージボード右の「タイトル別アーカイブ」ってところから読んでもらえると、昇順(古い記事順)になっているので、読みやすいかも。試して見てね!

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【サムのタイ日記】2001年12月31日 昼

目が覚めたのは、もう11:00近くで、エーンは起きて俺の顔を覗きこんでいた。

サム「おはよう、どうしたんだ?」

エーン「おはよう、あなたの顔を見ていただけよ」

サム「面白いか?」

エーン「とってもね!」
と言いながら、舌を出して笑った。

前にも書いたが、俺は可愛い笑顔の女の子に弱い・・・普通そうじゃないですか?

サム「失礼なやつだ!」
と言いながら、エーンとじゃれると、エーンが俺に抱きついてきた。

お互いに、軽く相手にキスするように、じゃれついているうちに、自然とラウンド2!
とりあえず、納得(何を?)した所で、エーンが切り出してきた。

エーン「今日はどうするの?」

サム「そうだな、伊勢丹に行って、お土産を買って、ブラブラするよ」(これはウソで伊勢丹でお土産なんか高いから買いません、メガネを取りに行くけどね)

サム「それよりも、君は帰らなくていいのか?」

エーン「そうね、着替えたいわ」

サム「そうか、昨日値段を交渉してなかったけど、いくら払えばいいかな?」
エーンは少し考え込んだ後、

エーン「今日はいらないわ、それよりも今日、私をペイバーしにお店に来てくれる?」

エーン「もちろん、無理にとは言わないわ、あなたの彼女に悪いしね」

サム「だから、いないって言ってるだろ、分かったよ、じゃあ、7時ごろ行くから、食事しに行こう」

サム「それと、Yoshiも連れていくから、オンも一緒に行こうよ、4人で遊びに行こう」

エーンは一瞬、とても喜んで、
エーン「いいの?本当?すごく嬉しいわ」
と、言ってくれたのだが、すぐに考え込んでしまった。

サム「どうかしたのか?都合が悪いとか?」

エーン「ううん、なんでもないわ、大丈夫」
と言って、元に戻ったが、その時の考え込んだ顔を、俺は見逃さなかった。

その時にYoshiから内線がかかってきて、出かけようとの誘いだった。

3人で近くの、タイ風レストランに行って食事をした後、エーンを表道りまで送っていき、タクシーに乗る時にタクシー代といって500B渡して、彼女とはここで別れた。



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【サムのタイ日記】2001年12月30日 スイートマウス(3)

部屋のドアの前で、Yoshiと別れて、2人きりで部屋に入ると、エーンはいきなり(ここからは、もちろん英語です)。

エーン「どうして、オンちゃんを選ばなかったの?」

サム「俺が、君を選んだのが、気に入らなかったのか?」

エーン「違うわ!オンちゃんは、あなたのことが好きなのよ、分からないの?」

サム「さあ?(なんとなくは分かるけど、本人が言ったわけでもないし)」

サム「少なくとも、俺の興味は君にあるわけだし、オンちゃん自身が、はっきりそう言ったわけでもないだろ」

サム「君は俺のこと嫌いか?それなら仕方がないな」

サム「でも、俺は君の事を気に入ってるよ」

エーン「オンちゃんは、私の大事な友達なの、分かってよ」

サム「分からないな、俺は、俺自身の気持ちしか、分からないからね」

サム「そして、君が友達を大切にするところも好きだよ」
と、一気にまくし立てると、エーンは飽きれた顔をして。

エーン「・・・あなたはずるい人ね」

サム「ずるい?どうして?」

エーン「あなたみたいな人を、タイ語で、○×△$って言うのよ」(すいません、聞き取れませんでした)

サム「分からないよ英語だと、どういう意味なの?」

エーン「スイートマウス、って意味よ」

スイートマウス?、甘い口?・・・
うーん、要するに、甘い口で女の子を騙す事だろうか?

一種の言いまわしなのだろうが、なんとなく理解できる。(笑)
って、俺は騙してはいないぞ!

確かに、俺は、英語で女の子と喋ると、いつもこんな感じだ(日本語でもそうなのかもしれんが、最近はそうでもないと思う・・・年だしね・・・)。

だって、俺、あんまりボキャブラリないし、(英語の)だから、ストレートな言い方になってしまうのはしょうがないことだよね?きっと・・・たぶん・・・

エーン「だってそうでしょ、あなたの今の言い方は、とても慣れている感じがするわ」

エーン「それは、あなたが普段、他の女の子にも言っている証拠よ」(ギクッ!)

サム「そうかな?そんな事ないよ、それに、俺の英語は、それほど、綺麗ではないだろ?」(あくまでも、ポーカーフェイス)

エーン「そう言うところが、信じられないのよ、あなたは今も余裕があるように見えるわ」

エーン「あなたは普段、日本にいる人でしょ?」

サム「そうだよ」

エーン「私が知ってる日本人は、さっきみたいな英語は、スラスラと出てこないわよ」

サム「そうかな?それだけで、俺の言ってることを、信じられないと言うのは酷いな」

エーン「いいわ、あなたの言うことは、信じないだけだから」

エーン「それに、あなた、絶対彼女いるでしょ」

サム「?いないよ」(ディーの事が頭に浮かんだが、少なくとも俺は、ディーの彼氏と言う気がしなかった)

エーン「うそ!だから、あなたの言葉は信じられない」

サム「うーん・・・そうかな?俺は君の事好きだよ、これも信じられない?」

エーン「信じられないわね、だって、あなたはスイートマウスだから」

サム「そうか、じゃあ、これならどうだろ?」
と言いながら、エーンをベットに押し倒して、キスをした。

最初は、ただのフレンチのようなキスで、彼女の唇とホッペへ、そして額と・・・

唇以外のところと、唇とを交互にしていく内に、エーンも気分が乗ってきたのか、長いキスにも応じるようになった。

そして、深いDキスと・・・

エーン「あなたは、キスも上手ね」

サム「・・・・ありがとう」
としか言い様がないだろ・・・

そうして、楽しみが終わった時には、もう、5:00を過ぎていた。
疲れたし、眠かったので、2人とも、そのまま寝てしまった。



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【サムのタイ日記】2001年12月30日 スイートマウス(2)

オンは、とても社交的な子(この言い方が、この子には、もっともぴったりな気がする)だった。
おしゃべり好きな子で、歩きながら、色々と俺達に話しかけてくる。

片言の日本語だが、結構、喋れるのには少々驚いたが、俺が気に入っているのは、むしろ、エーンだった。
しかし、エーンは、あまり喋らずに、黙ってついてくるだけだった。

聞くと、エーンは日本語が話せず、英語とタイ語ならOKとのことだった。
そのうち、オンがここだよ、と指を指したのは、1軒の屋台だった。

4人でテーブルに座ると、オンとエーンが注文を頼みに行った。
サム「Yoshi、お前はどっちが好みだ?」

Yoshi
「どっちでもないよ、俺はホテルに連れて帰る気はないよ」

サム「そうか?オンなら日本語話せるし、良いと思うが?」

Yoshi「その気はないな、お前が連れて帰るのを、止める気は無いけどね」

サム「そうか・・・」(と思いながらも、この2人、くっ付かないかなと考えていた)

2人が注文を終えて、戻ってきたので、俺達の会話はストップして、お互いの話しになった。
オンは、俺達に積極的に話しかけてきた。

俺達に、随分と興味があるように見えた。
そして、どちらかと言うと、俺達というよりも、俺にのようにも見えた。

話しを総合すると、彼女達は、仲の良い友達で、ソイカウのGOGOで働いているらしい。
そして、今日は2人とも、ペイバーされずに、帰ってきたとのことだった。

俺達と、道であった時に声をかけたのは、2人とも優しそうだからだと・・・上手いねこの子。
しかし、俺の興味はエーンの方なので、会話の中で、しきりにエーンへと水を向けた。

エーンも、最初は、大人しかったのだが、だんだんと打ち解けてきた。

そのうちに、屋台の兄ちゃんが、料理を運んできてくれたのだが、モヤシのような野菜と、魚介類の炒め物だった。

Yoshiは、結構、平気で食べていたのだが、俺の口には合わなかったので、Yoshiが横を向いている間に、奴の皿に俺の分を3分の2くらい、盛りつけてあげた(俺って優しい?)。

Yoshiは、黙って全部食ったけど・・・。
取り留めの無い会話をしばらく楽しんだ後に。

オン「あなた達のホテルはどこですか?」

サム「そこのロイヤルベンジャだよ、知ってる?」

オン「知ってますよ、綺麗なところですよね」

オン「私達、あなた達のホテルに行く、いいですか?」

サム「ちょっと待ってね、
Yoshiどうする?」

Yoshi「俺はいいよ(要らないの方です)・・・サムは好きにすればいいよ」

サム「ごめんね、1人でも良いかな?」

サム「それでね、俺はエーンと行きたいんだけど、いいかな?」(これは日本語でオンに)
そして、エーンに向かって英語で、

サム「今夜は、君と一緒にいたいんだ、ホテルに来てくれる?」
すると、エーンはびっくりしたように、俺を見つめる。

俺の描写不足で、申し訳無いのだが、この時の会話の流れと、態度でオンが俺を気に入っているのは、明らかだったと思う。

オンはその後、それを一切出さなかったのだが、エーンも
Yoshiも、そして、俺もそれを感じていた。

しかし、俺は日本語しか話せない、
Yoshiの事を考えた。
なによりも、エーンは、俺の好みだったという点が大きかった(もちろん、
Yoshiがエーンを選んだ場合は、身を引くけどね)。

オンには悪いと思ったのだが、エーンを連れて帰るつもりだった。

オン「いい?エーンちゃん」(タイ語だった)

エーンはしばらく困った顔をして、オンとタイ語で、なにやら言い合いをしていた。
しばらくすると、エーンは黙ってそっぽを向いてしまった(失礼な奴だ)。

オン「はい、構いせんよ、エーンちゃんも大丈夫です」

サム「そうかな?エーンが嫌ならいいんだよ」

オン「大丈夫です、エーンちゃんもあなたのこと好きですから」

オン「サムさん、あなたとても優しいと思いますよ、だから、エーンちゃんあなたのこと好きです」
(はは、リップサービスかよ、この子本当に上手だな・・・)

そっぽを向いている、エーンの手を取って、こっちを向かせると、エーンは実に複雑な表情をしていた。

サム「エーン、嫌なら無理にとは言わない、君の好きにするといいよ」

オン「大丈夫です、ね?エーンちゃん」
エーンは黙って、頷くだけだった。

オンは、ここからタクシーで帰るらしく、スクンビット通りで、タクシーを捕まえて帰っていった。

その時、タクシー代として200Bを
Yoshiの手から渡させると、オンはびっくりして、最初受け取らなかったのだが、無理やり握らせて帰した。

そのまま、3人で、ホテルまでの道のりを歩いたのだが、エーンは黙ったままだった。



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【サムのタイ日記】2001年12月30日 スイートマウス(1)

このままでは引き下がれないので、スクンビットの立ちんぼを見物しながら、ソイカウまで行って見ることにした。

普段のYoshiなら、「ふざけんな!俺はもう寝るからな」と、きそうなもんだったが、大人しく、「良いよ」と言ってくれた(Yoshiなりに気を使ってくれたのかもしれない)。

立ちんぼを見物しながら、
Yoshiとスクンビット通りを歩いていくと、やはり、立ちんぼはレベルが落ちるのだが、何人かは良さそうなのもいた。

そのままSoi19まで来た時に、向こうから歩いてくる2人組みと目が合った。

???「こんばんは~」(日本語で)

サム「こんばんは、日本語話せるの?」

???「はい、少しだけね」

???「私の名前、オンと言います、この子はエーンちゃんです」

サム「こんばんはオンちゃん、俺はサムで、こっちが
Yoshiって言うんだ、よろしくね」

オン「どこに行くのですか?」

サム「ソイカウまで行って見ようと思ってるんだけど」

オン「ソイカウはもう終わってるよ、今から行ってもだめね」

サム「そうだよね、もう2:00過ぎているからね」

サム「オンちゃん達はどこに行くの?」

オン「これから帰るところです」

サム「そうか~、じゃあ一緒にご飯でも食べに行かない?」

オン「いいですよ、どこに行くの?」

サム「そうだな?どこか良い所知ってる?」

オン「うーん・・・ありますよ、そこで良いですか?」

サム「良いよ、どこでも、あまり辛いのはだめだけどね」

オン「大丈夫まかせて」
と言いながら、スクンビット通りを戻る事になった。

これが、今回の旅行の半分メインになってくる、オンとエーンとの出会いだった。



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【サムのタイ日記】2001年12月30日 浅慮の果てに(2)

ディーの店の前に来ると、昨日の女の子達と違う女の子が迎えてくれた。

サム「ディーに会いに来たんだ、ディーはいるかな?」
女の子達が、顔を見合わせて、奥のマネージャーを呼びに行く。

すると、昨日の女マネージャーが出てきた。
マネージャー「ディーはいないわよ、帰ってくれる」
と、冷たく言われてしまった・・・。

サム「おいおい、俺は昨日も来ただろ、俺の事覚えていないのか?」

マネージャー「さあ?私はあなたの事を覚えていないわ、帰ってくれる」
と、全く取り合ってくれない、普通こんな場合、他の子を勧めてくるのではないか?。

しかし、マネージャーは帰れの一点張りだし、他の女の子も寄ってこない。
ディーの事を聞こうと、店の中で、ディーの妹分や、昨日の女の子達を探したが、1人も見つからない。

マネージャー「ディーはいないわ・・・帰ってね」
と言われて、俺は黙って店を出た。

店を出て、タクシーを拾って、ホテルまで帰ると、真っ直ぐYoshiの部屋へ行った。
サム「
Yoshi、起きてるか?」

Yoshi「ああ、どうした?ナナでペイバーしたのか?」

サム「いや・・・やっぱり、ディーに会いたくて、パッポンへ行ったんだ」

Yoshi「じゃあ、部屋にディーちゃんいるの?」

サム「いや・・・店にいなかった、たぶん、他の男にペイバーされたんだと思う」

Yoshi「なんだそりゃ!あの子はペイバーダメなんじゃないのか?」

サム「知らん・・・しかし、他に考え様が無いだろ」

Yoshiに、店でのいきさつを話してみたが、Yoshiも分からない、としかいい様が無いようだった。
この時の俺は、たぶん、相当落ち込んでいたんだと思う。

それがたぶん、顔や態度にはっきりと出ていたんだろう。
Yoshiが慰めの言葉をかけてくれるぐらいだった。

普段、俺達は付き合いが長い分、遠慮が無い、慰めや励ましの言葉なんか、お互いにかけることはまず無い。

それなのに、この時ばかりは、
Yoshiが慰めの言葉をかけてくれたのが、逆に意外でこれによって吹っ切れた。

サム「じゃあ、今日はディーもいない事だし、グレースでも行かないか?」

サム「落ちこんでてもしょうがない、新しい彼女でも探すさ」

Yoshi
「良いのか?それで」

サム「何が?俺にはもう関係無いよ・・・それに、お前も、1回グレースは行ってみたいって言ってたろ」

Yoshi「そうか・・・じゃあ、付き合うよ」
こうして、俺はディーのことを吹っ切る為に、グレースへと出撃する事になった。

久しぶりのグレースは、様子ががらりと変わっていた。

外は相変わらずの、ブラックパワー全開の状態だったが、コーヒーショップの部分が改装しているらしく、隣のディスコ?がコーヒーショップ代わりになっていた。

一回りしていると、名物のアケミさん(ババア)が声をかけてきた。

俺は、この手のババアは基本的に相手をしないのだが、今回は暇つぶしと、
Yoshiのお相手(できれば、日本語が喋る子)を探して欲しかったので、相手にすることにした。

アケミ「はじめまして~、どんな子が好みなの?」

サム「そうだねー、日本語ができる子いないかなー?」

アケミ「うーん・・・日本語のできる子はいないわ」
そう言いながら、何人かの女の子を連れてきて、俺たちに勧める。

彼女曰く、自分の紹介は絶対安全だ、グレースのほかの女の子は、泥棒したりするけど、自分の紹介なら、そんなことはないとのことだった。

そして、ショート1000B+紹介料が200Bで、泊まり1500B+紹介料が500Bと、中々リーズナブルと言えるかも知れないが、なんせ、紹介料が500Bと言うのが俺には気に入らない。

女の子にお金を払うのは当然なのだが、紹介料が気に入らなくて、俺はアケミに女の子を頼む気がしなかった。

もちろん、アケミがこれで生計を立てているのは分かるのだが、女の子を食い物にしている気がして・・・・。

じゃあ、MPやGOGOはどうなのか?と言われると困るのだが、あちらは正直言って、相手が見えない・・・。

グレースの女の子の方が、なんとなく、哀れに見えるのだ(なぜだかは不思議)。

だからと言って、このアケミが嫌いかと言うと、中々憎めない性格で、面白い。

俺たちが、女の子は要らないと言っても、色々と日本人のことを聞きたがって、話し掛けてくる。

インターネットのことは、やはり、知っているらしくて、自分の事は書かれているのか?とか聞かれたので。
正直に答えておいた。

逆にこうしておけば、ボッタくったりしないだろうとも思った。

この日は、グレースの時間としては早かったせいか、それほどの客はなく、アケミは俺たちで暇を潰しているとも言えた。

アケミの暇つぶしに、いつまでも付き合ってる気はなかったので、一回りしてくると言いながら、席を立った。

アケミは残念そうだったが、それ以上はしつこく、言ってこなかった。

何人か合格ラインの女の子がいたが、
Yoshiは、あまり乗り気では無いようだった。

ここは、グループで来ている女の子が多いので、俺だけというのも気が引ける。

もちろん、俺のスカウターを、ブっ壊すくらいの子がいれば別だが・・・。

この時の俺は、ディーとの事を、忘れさせてくれるような子を探していた。

俺は経験とカンをフルに使って、そのような子を探したが、簡単に見つかるわけが無い
結局、俺達はグレースを後にした。



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プロフィール

山岳民族の雄

メビウスのポーンちゃんです。
タイの少数民族出身の43歳!!
ある日本人の援助でチェンマイ大学の日本語学科を卒業し、今はタイのチェンライで日本文学を研究しています。
日本人の旦那さんと一児の母
よろしくお願いいたします。

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