近況と来年に向けた話。

どうもご無沙汰です。
夏コミが終わって本腰を入れると言っていたのに
またしばらく放置してしまいました(;^ω^)
そして久々に更新の記事を書くというのに
しばらく低浮上するよというご案内になってしまいます…

えー…まず冬コミが受かりました。
なので年末にかけて冬コミ原稿作業というのが一つ。
そしてつい最近舞い込んできたイラスト依頼の案件を抱えています。
残念なのは両方とも別名義で進んでいる話なので
このブログでは取り上げられないという事です。

商業(漫画賞)と同人で名義を分けてしまった定めですね。
まぁどっちかで引っ掛かればいいかなという下心があるので
仕方ないのですが…
こちらで更新が途絶えていたら
同人で忙しいんだなと思っていただけたら幸いです。

しかし、さすがにこちらで何の動きを見せないのも問題があるので
何か指標が必要です。
昨年に続いて今年も漫画賞投稿を考えていましたが、
あれこれ言っているうちに締め切りが過ぎていきました。
今年中に残っているのは昨年同様コミックゼノン漫画大賞ぐらい。
これも締め切り一か月切ってるので(12月1日)
上記の仕事を抱えながら作業するのは現実的に厳しいです。

来年にパート辞めたいとか言ってるのにこれじゃあね…
そんな時、父と母から同じ日に同じ内容のラインが来ました。

 

京都新聞の記事ですが、
京都の出版社淡交社京都をテーマにした漫画を募集しているとのこと。
祖母の死を期に今年一年、京都(実家)に心が引き寄せられているので
締め切りの来年三月にかけて
これはひとつ大きな目標になりそうです。


実は個人的で秘かな野望に
京都(関西)にも漫画出版の基点を作りたいというのがあります。
アニメにおける京アニや

P.A.WORKS のようなイメージです。

地方から出たというと
士郎正宗は青心社という大阪の出版社でデビューしたという前例がありますが
その後、東京の集英社に移籍しました。
お金も規模も違う東京に吸い取られたわけですが、
そうではなくてしっかり地方に腰を据えながら
継続的に漫画文化を発信する拠点を築きたいのです。

士郎正宗のデビュー時は東京にしか仕事がなかった訳ですが
ネットが発達した昨今では事情が変わっています。
漫画家が地方に在住して東京の仕事を行っているという事例が増えてきたのだから
その逆パターンもありなのではなかろうかという考えです。
単純に京都の実家で暮らしながら
仕事が見つけやすいという個人的な事情も含まれてますが(笑)
同様に関西在住の漫画家志望者にとっても有益だと思います。
もちろん出版流通が東京中心に発達している問題はありますが、
最初は関西ローカルでもいいじゃないかと。
まぁキンドルのように完全ネット出版にしてしまうのであれば
東京も京都も関係ないですが…

漫画賞ではなくコンテストと呼んでいることからも察しがつきますが
淡交社は茶道系の出版社でいわゆる漫画雑誌を刊行している訳ではありません。
(今年ちょうど「へうげもの」読んでたのでちょっと縁を感じたのもこの点)
受賞作も本になるという事ですが
どちらかというと美術本のテイストな感じがします。
現在、地方で漫画を発行している出版社はほとんどありませんし、
青心社もほぼ士郎正宗専門の出版社になっています。
東京一極集中の現状は変わっていませんが、
京都にはマンガ学部を有する京都精華大学
京都国際マンガミュージアムがあり漫画文化の発信地としての土台はあります。
これが何かのきっかけになればいいなと思い、まずは投稿して応援しようと思います。

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