クイーンのボヘミアンラプソディ。
私は13歳の頃にイギリスに短期で滞在して生活をしていたことがあって、
あの当時まだ人種という事すら理解していなかったけれど、
それでも子供ながらに東洋人と白人の壁を痛感した出来事もありました。
それは今も海外に行けば変わらずで、
白人から見れば中国も朝鮮も日本人もまとめて同じ黄色のグループです。
特にアメリカは自由と言いながらも、
反日感情は世界一。
人種差別もハンパない国です。
きっとこれから更にこの動きが強まるかもしれない。
でもこの映画を観ていたら、
やはり音楽には国境も差別も無いんだな〜、
なんて素敵なんだろうって改めて思った。
主演のラミ・マレックはフレディについてこう語っています。
>「フレディはイラン系インド人で、ゾロアスター教の家庭で育った。そして非常に強い宗教的な信条がある家族の中で、異性愛以外、つまりホモセクジャル、バイセクシャルということはスティグマ(恥辱)になるという中で、自分の性的なアイデンティティーを見つけ出さないといけなかった。非常に孤独だったし、不幸せだったと思う」
私たちの霊魂、つまりたましいは、
元々男女の区別がないのです。
でも地球に降りる時には肉体があるので、
その人その人の課題に合わせて、
男になるか、女になるのかを、
向こうの世界で前もって自分で決めてからこの世に降ろされます。
フレディを見ていると、
彼は人を差別することなく、
愛を差別することもなく、
いつも純粋に真っ直ぐに、
恋人、家族、そして音楽を愛していた。
「どっちにしても風は吹くんだし」
「まだ誰かが 君のことを愛してるから」
映画の中の好きな言葉です