今日、かつての同僚に偶然出会う。
前の職場のコ。
出身、フィリピン。
おそらくだろうけど、ワタシよりも一回りほど(それ以上?)若いと思われる。
tomtomさん、見た目より(特に日本人以外の人からは)若いと思われる傾向あり。そのため、若い=タメ口口調で話す海外出身の若いコが多い。(別にそれはイヤでも心地よいワケでなく、ああ、このヒトはそういうふうに対応するワケね...と一人ナットクしている日常)
結果的に、ワタシ自身、そのコには会えてとてもうれしかったんだよ。何年ぶりだろ。ホントに5年とかそういう単位で再会したし。
そのコ、ワタシより早く前職場を辞め、永住権を取るためにさっさと次の職場に転職していった。
たぶん、そこで永住権を早々と取ったんだろうなくらいに持っていたけど、確か、英語が必修になったくらいの移民法改正くらいのときに、彼女、ヘラルドの新聞一面にでーんと載ったんだよ。その移民法改正の件で。
転職した先は、後押ししてくれる会社ということで少し同業者の中では有名だったんだけど、まだなの?って、新聞読んで思ってたんだけどね。
で、今日久々に会った。
「ごめん。あなたのファーストネーム、忘れちゃった」
って遠慮がちに言っていたけど、それは年老いたtomtomも同じ。顔はすぐわかったけど、名前が出てこんかった。でも、あっ!あのヘラルドに出てたコや!ってすぐわかった。
元気ー?
(女子特有のあるある。キャイキャイとした再会のシーン)
なんで、このコが印象に残ってるか。
前職場のとき、かんなりエラソーに指示受けたのもあってね。
ワタシ、いくつ(何歳)か知ってるか?
言いそうやったけど、言うたところでどうにもならんし、気になるから言うてるんやろうし、これはおとなしくだまって聞いといたろってオトナな対応していたtomtom。
利用者のおむつ替えのとき、こっちも経験あるのにもかかわらず、上から目線で
私が言っているのがスタンダードだからちゃんと聞いて。
って言われてね。
当時のtomtom、ハイハイって言わないと、めんどくせーって思って聞いたわね。あ、でも、教え方はさすがにスタンダードだったので、それだけ言うだけのことはあるなって思ってさ。(きちんと仕事をする人の言うことは多少エラソーでも聞くtomtomだよ)
やっと今日知ってんけど、彼女、その永住権を目指すために転職した先の会社でサポートをしてもらい、やっと永住権を取ったのだとか。
ああ、ホンマによかった。
おめでとう!
今も仕事楽しんでやっているみたい。
tomtomもここまで来たんならがんばらな!
って言われたよ。全然悪い気もなにもせず、ああこのコらしいしゃべりやなって思ってうれしくなった。
やっぱ、やるときゃやるいいコやったんやなって思ってさ。
そーいえば、NZにいる若いコはなんでこうもエラソーにモノ言っちゃうのかね。
以前、○○で働いていたときにワーホリの女の子には
ちょっと○○に気をつけて。そこを直せばいと思う。
別の男の子からは
○○は△△して方向に気をつけるべき。
とかね。
ハイハイって、素直に聞いてましたよ。それがよい方向に向かい、明るく長く働ける秘訣やと思ってさ。誰に言うてるん?ってそぶりはもちろんせず。まぁ指摘だから素直に言うこと聞いておこうって思って。
だけど、目上の人にモノ言うってもうちょっと気をつけてもらえたらなって思うことも多々あったけどさ。
ワタシやったら、ちょっと遠慮気味に言うかな...。
言わなあかんこともあることもわかるし、だけどね、だけどさ...。
ここぞとばかりに、目上にエラソーに言うコ、多いなって思ってさ。当時ね。今はそんなコいるのか知らんけど。
エラソーになりたいのか、なんなんだか。
だけど、日本じゃ使えねぇな受け入れられないだろうなってコは確かにいた。
ワタシよりも年配の方がワーホリにエラソーに言われたってのを聞いたこともあって、それはあかんやろって。なんか勘違いヤローはあかんね。少なくともその人は、頭でっかちな人の話を聞かないおっさんではない、実に人間できた方だったしね。
長くいることを勘違いしている若いコは困ったもんだな。
まぁ、ヘラルドに記事として取り上げられた元同僚のフィリピンのコはホンマに苦労人だったので、ワタシ自身は彼女に言われるんならしゃーないかって思って聞いてた。どうせならそんなふうな仕事ぶりをしたいものだ。
はー、なんだか久々にいいニュース。どうしてるんかなって人が元気でいているとうれしい。
オマケ。
今日は鯛づくし。