今日の午後、4時半頃、固定電話が鳴った。
 
相手は区の保険課と名乗った。
始めは「インフルエンザの予防接種の書類が届きましたか?」から始まった。
私「はい、もう受けました」
相手「そうですか。その時に生活支援金のお知らせを入れていたのですが、気付かれましたか?」
私「いいえ」
相手「10万円の支援金のお知らせの時に、緑色の紙がはいっていたと思います」
私「気付きませんでした」
相手「手続きをまだされていないようなので、今お電話しています。」
 
NHKの「ストップ、詐欺被害。私は騙されない」というフレーズが頭をよぎった。
 
私「どうして私はその支援金を頂けるのでしょう?」
相手「コロナのため、医療費を援助するということで、お宅は29800円支給されます」
私「今年は医療費がそれほどかかっていないと思いますが」
相手「いえ、医療費を返すのではなく、医療費などに使ってほしいということです」
私「どういう方が対象なんでしょうか」
相手「65歳以上の方です。緑の紙があれば、区役所で受け取れるのですが、再発行となると、区役所も今は混んでいますので、私の方で銀行に連絡しておいて、そのあと銀行で受け取ることもできますが」
 
ハハア~、銀行のキャッシュカードの暗証番号を聞き出すつもりかな?

 

私「区役所は近いので、私は直接区役所に行きます」

相手「区役所までどのくらいかかるのですか?」

私「歩いても行ける距離です」

 

相手は、ああ、そうですか、と電話を切りそうな雰囲気になった

 

私「何課に行けばいいのですか?」

相手「保険課です」

私「ただ行けばわかりますか?」

相手はガチャンと電話を切った。

 

すぐに警察に電話をした。今日は私の住む町内で同じような電話がかかっているということ。ただ、予防注射から始めた人はいなかったようだが。

 

警察の方から「現金があるかどうか、聞かれませんでしたか?」と訊かれた。それは無かったけれど、急に怖くなってきた。電話では撃退できても、強盗に押し入られたら、どうしようもない。客観的に見たら、私はひとり暮らしの高齢者である。

 

私は現金は少ししか持っていないが、例えば刃物で脅されながら、スマホからインターネットバンキングのアプリを開かせられて、犯人の指定する口座に振り込みさせられたら、どうしようもない。まあ、口座にも大して入ってはいないけれど。

 

警察の方が、固定電話に音声を録音する機具を無料で取り付けてくれるというので、お願いすることにした。

 

面白いことに、警察に通報したらその都度ポイントをくれて、貯まればプレゼントがあるという。かって、警官と名乗る人が家庭状況を確認にきたとき、「この人、ニセ警官では?」と不安になったことがあったので、もう来て頂かなくて結構とお断りした。

 

今日は被害を免れたとおもったら、一つだけあった。私のスマホは今月からカケホーダイを外したことを忘れてしまい、警察の通報に18分使ってしまった。10分以上は30秒20円かかる。なので、電話代320円の損害だった!スマホ

 

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