クラッシックバレエの練習中に右股関節が痛くなり右脚の開脚が出来ないという徳島市から来られた女性
病院での検査は異状なし、整骨院に一か月余り通うも全く変化がないとの事で来院されました
痛みがあるのは股関節というが、実際は鼠径部
右足を開脚して行くと痛みが増し、開脚しない状態でも指で押すと痛みがあります
膝を曲げたり前屈したり足を捻じったり、様々な体勢でどのような痛みが出るのか診て行くと鼠径部付近の縫工筋が収縮している為にその部分を伸ばす力が加わると痛みが強くなる事が分かりました
痛みの原因が解明出来れば痛みを取るのは数分の施術作業
施術後立ち上がり足を広げても痛くありません
痛くて出来なかったY字バランスも問題なく出来ます
ジャンプして空中で両足を広げても痛みは全くありません
恐らく練習のし過ぎで使い過ぎて疲労していた縫工筋が不意に引っ張られたのかと思います
そのために無理矢理伸ばされ損傷し、その損傷を庇う為に硬直・収縮した状態で元に戻れなくなっていたのでしょう
自然形体療法で優しく緊張を取って行くと硬直・収縮している筋肉は自ら自然に元の状態に戻って行きます
チカラでギュッギュッと痛みを伴うような事を行うのではなく、心地良く行う事で自然と緊張から解放され、元の良い状態に戻って行くのです
また足の浮腫みが酷かったので序でに浮腫みも取り除きました
殆ど毎日練習しているのに何故足が浮腫むのか?
不思議に思いましたが、考えてみればクラッシックバレエは殆ど足首を伸ばした状態で行うので、ふくらはぎが伸ばされないのです
成程そうなんですね
また首の後ろもカチカチで酷い首コリ状態
これも同じ
首はピンと伸ばした状態でずっと踊り続けます
つまりチカラが入っているのに殆ど動かさないのです
確かに老廃物が溜まりますね
でも肩甲骨は滅茶健康です
首は動かさないけれど肩は常に動かしていますから
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