今日も元気で頑張るニャン

家族になった保護猫たちの日常を綴りながら、ノラ猫たちとの共存を模索するブログです。

照れ屋さん

2020年09月20日 | ちび太
3年前に書いた「十猫十色」という記事、読み返していたらぐっときました。
まあ、自分が書いた記事にぐっときちゃうのも何ですが。
さわりの部分を再掲します。(少し編集してます。)

『ノラたちと関わるようになって思うことは、彼らの性格も個性も実にいろいろ、人と少しも変わらない十猫十色だ。ただ、ネコ族は接した人に合わせようと努力する。環境の変化に対する従順さは彼らの処世術でもある。それが彼らの個性を見分け難くしているのです。ネットにはニャンコ育てのノウハウ記事が溢れている。(中略) でも参考は参考、自分が付き合っているニャンコの個性は世の中でただひとつ。だから、その子の個性を自分が見つけて理解してあげるしかないんです。 』

今日は、仲間たちより一回り大きくなったちび太の登場(最左)

振り返って今お付き合いしているネコたち、本当に十猫十色だ。
しかもみな奥が深く、付き合うほどに味が出て来る。
例えばちび太。
天真爛漫、アンニュイ、ほんわか猫などいろいろ形容してきたけど、
何か物足りない、それだけじゃないような・・。
やがて徐々に見えてきたちび太の性格。
ちび太は、照れ屋さんだったんだ。

えっ、ネコに照れ屋なんてあるの? ・・って思う方。
別に大袈裟に擬人化してるわけじゃないです。
ネコの性格って、人と同じくらいいろいろあるんです。
しかも人のように屈折しないから、表現はいつもストレート。

ちび太とキー(手前)は大の仲良し

ただ、照れ性というのはなかなかわかり難い性格でして、
人間でもわかり難いのにましてやネコだし・・。
ちび太の場合は;
・保護者とも仲間のネコとも目を合わせない
 遊びの合間に一瞬眼付けするときでも、そっぽ向いてやってる
・呼んでも反応しない
 決して無視じゃないんです。気付いているのに知らん振り
・人目(ネコ目)の前では決して甘えない
 でも保護者とふたりになると、まるで別のネコみたいベタベタゴロゴロ
・抱っこすると「ききき」と変な声を出す(でも嫌がらない)
等々。

何をしたいのか、いつも落ち着きのない様子のちび太。
かと思えばあらぬ場所あらぬ格好で寝たりする。
例の「ききき」と変な声を出してニャーを舐めてあげたくても、
受け入れないニャーが怒って逃げると追いかける。

眠る姿はいまだに子供っぽい

先日はリンがオジンの横で油断しているときに、そっと近づいて舐めてあげた。
気付いたリンが「シャーッ」とともに逃げると、いつもの調子で追いかける。
ちび太がリンやニャーを追いかけるのは、実は舐めてあげたかっただけ?
だとしたら、あまりにも表現が下手すぎる。
わんぱく坊主が好きな娘をいじめちゃうのと同じじゃないか。

ちび太よ、でももう大丈夫だ。
このオジンが気付いたからには、お前の応援団になるからね。
とは言っても、そっと見守るだけだけど。

童顔ちび太は照れ屋でやさしいお兄さんです


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