++初越のこみちに++
彼岸花･赤まんま・ホオズキ･コスモス・・・
本当は行きたい道もつ
踏み出せば一人も楽しい午後の陽の下 *奈織美*
退職後、ありがたい仕事継続のお誘いを受けても､
義理も人情も欠いて・・・
と言っても、一年間は体調が悪く、仕事の継続は無理でしたが・・・
ずっと夢みていた歌集出版への取り組みと、ぶらぶら散歩など始めると、
それなりの苦しさや孤独に出会っても、
人生でこんな楽しい日々をいただけるなんてーーーと、それこそ、夢のようでした。
ドリプラで語った「わたしのピースは言葉のピース」の夢を改めて思い返しました。
ここは、たくみの里の「たくみカフェ」****
「本当はやりたいこともつ」人それぞれが主人公。
人それぞれにやりたいことを発見し、
それぞれに力を出して夢を叶えていけば、
夢の社会が築けるはず。。。
そんなこと言って､ はぁー 
だから そうです。
いつになっても夢みるおばさんです。
でも、言葉にして歩き出せば、夢は実現しますから・・・・
赤ワインで煮た みなかみの林檎が、
こくのあるクリームにたっぷり載っているスィーツ。
そのコクのある甘さとフルーツの爽やかさが醸し出す美味しさ。
絶妙です。
家族にお土産に買い、私は、一日に二つ食べることにーーー・
カフェを開くことも、このケーキを作ることも、
きっと、どなたかの夢の実現ー 
そんな気がしました。
夢の味がしたのです。
あの、メッツ ザッ ビターを 飲んだとき感じた、
キリンさんの企画会議を想像してしまったときの わくわく感。
そして、それから、夕暮れの初越のこみちへふらりと立ち寄りました。
句会方方をお招きするための下見です。
あっ、！ な、なにー！ カチャカチャ音が 
はつ子さんでした。水路の草をさらっていたのだとか。
さなざわの森の T氏の言葉を思い出しました。
「自然のままをと求めるけど、人が入れるような自然を楽しむには、やはり人の手が必要なんです。」
「そこはKさんが草刈ってくれてね。
ここはAさんがねー」 と、はつ子さん。
「大変」というと。
はつ子さんのいつもの言葉が返りました。
「ここで楽しんでもらうのがうれしくてね。楽しんでやってるから、大丈夫なんよ」
「夢中になってやってると、すーぐ、日が暮れちゃうんだよねー」
はつ子さんがやりたいことなんですね。
でも、有り難うございます。
本来里山の景観は、誰のものとは言えず・・・・
でも、誰かが手を入れないとすぐに原野になってしまう・・・
ぶらぶら散歩に最後までお付き合いくださり、有り難うございました。
