今日8月15日は日本では終戦の日でしたね。こちらヨーロッパでは祝日の国が多いのですが、第二次世界大戦の終戦記念という訳ではなく、聖母被昇天(アサンプション、聖母マリアが復活して天に昇った)というキリスト教の祝日です。
お盆休みのこの時期は、故郷への帰省や行楽地へのお出掛け中という方々も、休暇を終えてUターンという方々も多いようですが、僕の夏休みも今日で終わりです…。3週間弱あったにも関わらず、あっという間に過ぎちゃうものですね…。
さて、あの暑かった夏ももうそろそろ終わりかな?というブリュッセル。明日16日からフラワーカーペットが開催。今年のテーマはメキシコです。
そんな2年に一度の花のイベントに合わせてなのかどうかは分かりませんが、ビスケットの老舗 メゾン・ダンドワ が花をフィーチャーした2018夏限定商品、The Flower Box ( La boîte à fleurs ) を出しています。ティエリ・ブテミ Thierry Boutemy プロデュースのフラワーボックス。ブテミ氏は有名フロリスト。2016,17年はショコラトリーのピエール・マルコリーニのサブロン本店の夏仕様のデコレーションを担当していましたが、今年はダンドワとのタッグ。
バタークッキーに、ポピー、フラックスシード(亜麻仁)、コーンフラワー、コモンマロウ(薄紅葵)、カモミールの種が練り込まれています。
僕は母が来ていた先月初頭、買い求める機会がありました。友人が日本に帰国する直前に、何か良いものはないかな?と思っている時に思い付いたのがこちらのビスケットでした。
ここダンドワのアールグレイの茶葉が練り込まれている、ベルガモットのリッチな香りのビスケットが僕は好きなのですが、この花の種のビスケットもとても美味しかったです。マアールグレイ味と比べても、この限定商品は薄く焼き上げられていて、軽い歯ざわり、繊細な口どけで、やさしい味わい。
このフラワーBox には、ビスケットと共に、ビスケットに練り込まれている同じ花の種袋が同封されていて、
タネを蒔いて花を育てられるようになっています。このコンセプトは“はなまる”💮でしょう!
芽の出始めはこの箱を植木鉢替わりに、その後大きな鉢にそのまま箱ごと植え替えられるようピュアな紙で出来ています。
僕が購入した時には、ガラスのケースの中のビスケットをその場で箱に詰めていただきました。
ダンドワでは他のビスケットも量り売りしてくれますが、既にパッケージに入っていて陳列されているもののほうが、日持ちが長いそうなので、お土産にはそちらがオススメというのがお店の人の談。
店内やウィンドーには、このフラワーBoxをイメージしたディスプレイ。
そして、ここギャルリー・サンチュベール店は、今年新たにオープンのショップですが、既存店とはイメージ一新で華やかな雰囲気。
店内や店前のテラスにもイートイン・スペースも充実で、もう一つのスペシャリティー、ベルギーワッフルもいただけます。
明日から開催のフラワーカーペットには、ベルギー近隣、日本からお越しの方々も多いですよね?
こちらの The Flower Box、ビスケットを食べ終えた後にも楽しみが続くので、ブリュッセルの花の絨毯の良い思い出になることでしょう。
Maison Dandoy - Galeries
Galerie du Roi 2, 1000 Bruxelles
*ベルギーワッフルは小便小僧へ続く道 Rue Charles Buls 14 のお店でも食べられます。