鎌倉の日常を旅する
『これは「ヨリドコロ」を創るとき、訪れた人たちに体験してほしいと思ったことです。 「非日常」を求めて旅をしにやってきたその場所は、当たり前の「日常」を送る生活の舞台でもあるのです。 そんな「当たり前」を感じてもらうことが、私たちの提案する「非日常」だと思っています。 私たちの住むこの街の日常が、あなたにとって忘れられない「旅」の1ページになりますように。 』by ヨリドコロ公式HP
新型コロナウィルスが流行り出しそうです。あと1か月もすれば日本中に蔓延する勢い。旅が好きな僕にとって憂鬱な時間となってしまいました。人が集まる所は避けた方がいいし、イベントも続々中止になってきました。電車・バス・飛行機の密室は避けた方が無難。
ましてや、海外は入国審査で恐らく凄く時間がかかり、空港からホテルへ向かうタクシーも下手すると乗車拒否、電車に乗車して座ると隣の人が席を立つ、劇場や館内でも人目を憚らず迷惑な顔をされる。そんな経験をしないといけなくなるかもしれません。
3月に国内旅行、4月GWに海外旅行を計画し、発券までしているので、ほんと憂鬱です。
ホームタウンで朝飯を!
そんな憂鬱とは裏腹に、今日(2月24日(月曜日))は快晴です。2月なのに4月並みの暖かさ。
海と山と昔ながらの民家が残る鎌倉散歩に出かけました。 コースは、まずは「稲村ケ崎」からスタートすることに。何故なら美味しい朝食を、朝7:00から提供するお店があるからです。
ヨリドコロ KAMAKURA
江ノ電「稲村ケ崎」駅に到着したのは、朝06:35分。
駅から歩いて3分程度、既に先客が4人。3人組女性とソロ旅女性1名の計4名。
1番乗りだと思っていたが、この店の人気に仰天する。オープンは朝07:00だというのに。
だけど、オープンする頃には30名~40名並んでいたので、やっぱり早起きして正解。
今日は暖かいとは言え、朝6時代は寒いよ。お店の中に入りたい!
目の前に江ノ電が走る事でも有名なヨリドコロ。店内は、お洒落な空間だけど、狭く、座席数が少ないので、1時間待ち、1.5時間待ちは仕方がない。私が座ったテーブル席(2席)の他は、目の前が江ノ電が走るカウンター4席。そして、あと1つテーブル席(2席)。外(テラス)に3人座れるカウンター席。
1番乗りした女性客(3人組+ソロ1人)は、特等席の窓際カウンター。
この店の売りはTKG(卵かけご飯)。 つくり方も店員さんが教えてくれるが、実はかなり難しい。
僕とマダムは、サバ干し定食とアジミリン干し定食を各々頼み、トッピングに卵だ。
モンサンミッシェルの職人になれ!
魚が焼きあがるまでの時間を使って、卵かけご飯を作ろう。
卵を割って、白身と黄身を分ける。白身を泡立て器で泡立てるのだが、なかなか固まらない。
おまけに、白身と黄身に分ける時に黄身が割れてしまった・・・・・くそ~~~残念。
醤油をたらす。
最期の晩餐何する?? 「卵かけご飯」と答えた港区在住の年収億円超えの友人がいるけど、案外そういうものかもしれないと思った。幸せを感じる時間や味は、庶民もセレブも変わらないのかも。
僕が注文した「サバ干し定食」+卵。
サバは裏切らないね。この脂が最高だ。
アジのミリン干し定食+卵。マダムの方が上手く白身を固められた。
家の朝食で焼き魚は、なかなか時間が無くって出来ないけど、やっぱり和朝食(・∀・)イイネ!!。
お店を出ると、すぐそこは湘南の海だ。眩い光が輝いていた。
帰りは、134号線沿いに歩き、鎌倉市農協連即売所へ。
そう、ここにもヨリドコロがある。 美味しい干物を買って帰るのだ。