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ファンド紹介・解説

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>の評価・評判・人気。~外国債券インデックスファンド(投資信託)~

投稿日:2023年7月26日 更新日:

先進国債券に投資し、FTSE世界国債インデックス(除く日本)との連動を目指すインデックスファンドたわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>について解説します。

[最終更新日:2023.12.15]実質コスト、マザーファンド純資産総額を最新の情報に更新。
[2023.7.26]全て最新の情報に更新
本記事は原則2023.6末日時点の情報に基づき記載しています。

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たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>の基本情報

たわらノーロードシリーズは、アセットマネジメントOneが運用するインデックスファンド・シリーズです。親しみのある、分かりやすい、コツコツと蓄えるといったコンセプトから、「豊か、蓄える」というイメージがある、穀物を包み保存する"たわら"とネーミングしたとの事。  (アセットマネジメントOne公式サイトより抜粋・編集して引用)

今回解説するのは先進国債券に投資するたわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>

*本記事は為替ヘッジありの先進国債券です。たわらノーロードには為替ヘッジを行わないたわらノーロード先進国債券もありますが、これについては下記記事を参照して下さい。

 

先ずたわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>の基本情報をまとめます。

運用会社アセットマネジメントOne
設定日2016年10月3日
運用形態インデックスファンド
投資形態ファミリーファンド
ベンチマークFTSE世界国債インデックス(除く日本)
購入時手数料
信託財産留保額
信託報酬(税込)0.2200%
実質コスト0.252%(*1)
純資産総額 130.0億円(2023.6.30時点)
(マザーファンド) 純資産総額 1,013億円(2023.6.22時点)
分配金実績
つみたてNISA---
SBI証券ポイント還元年率0.05%
楽天証券ポイント還元年率---%(*2)
マネックス証券ポイント還元年率0.03%

(*1)実質コストは2023.10.12決算より
(*2)楽天証券 2022.4より投資信託保有による毎月のポイント還元は廃止され、残高が初めて一定の金額を超えたときのポイント付与に変更(一部ファンドを除く)

 

投資対象

ベンチマークFTSE世界国債インデックス(除く日本)で先進国の債券に投資します。

*FTSE世界国債インデックス(除く日本)は日本を除く23カ国(2022.11 ニュージーランド組入)から構成される先進国債券の時価総額加重型指数です。

FTSE世界国債インデックス(除く日本)構成国・比率

 

マザーファンド

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>ファミリーファンド方式で、下記マザーファンドに投資します。

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>

画像引用:たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>交付目論見書

為替フルヘッジ外国債券パッシブ・ファンド・マザーファンドは、純資産総額1,013億円(2023.6時点)

 

投資国

投資国・通貨構成比率は下記のようになります。

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>

画像引用:たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>月次レポート(2023.06)

米国が半分、その他は欧州などが占めます。

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手数料(信託報酬、実質コストなど)

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>信託報酬0.2200%(税込)

為替ヘッジ無のたわらノーロード先進国債券の信託報酬が0.1870%ですので、0.033%ポイント高くなっています。

実質コスト0.252%

勿論、購入時手数料無料(ノーロード)、信託財産留保額は無です。

 

他社先進国債券インデックスファンド(為替ヘッジ有)との信託報酬・実質コスト比較

FTSE世界国債インデックス(除く日本)をベンチマークとする他社の低コスト・インデックスファンド(為替ヘッジ有)と信託報酬・実質コストを比較します。

(注)下表は基本的に最新の情報に随時更新しています。よって記事中の記載と異なる場合がありますが、その際は下表の値が最新の情報となります。

 ファンド信託報酬実質コスト
1Smart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.1870%0.212%
2たわらノーロード先進国債券<為替ヘッジあり>0.2200%0.252%
3SMTグローバル債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)0.5500%0.586%
4Funds-i 外国債券・為替ヘッジ型0.6050%0.619%
5eMAXIS 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)0.6600%0.678%

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>信託報酬は、Smart-i先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)に次いで2位。Smart-iとの差は信託報酬で0.033%ポイント。

尚、3位以降とは大きな差がついており、為替ヘッジ有の先進国債券インデックスファンドは、たわらノーロードSmart-iの2強と言っても良いでしょう。

eMAXIS Slim、<購入・換金手数料なし>ニッセイ、iFreeなどの低コスト・インデックスファンドシリーズが為替ヘッジ有先進国債券に参入していない事もあり、低コスト競争は激しくありません。

 

信託報酬の変更履歴

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>は未だ信託報酬引下げの実績はありません。

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり> 信託報酬変更履歴
引下げ日信託報酬(税込)備考
2016/10/3
 0.2160%新規設定
2019/10/1
 0.2200%消費税増税(8%-->10%)
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せめて最安値のSmart-iに対抗した信託報酬引下げを期待したいところです。

 

為替ヘッジ

本ファンドは名称の通り、為替ヘッジを行います。

為替ヘッジを行う事で、為替変動のリスクを除外できますが、一方で為替ヘッジにはコストもかかります。
*このコストは信託報酬や実質コストには見えてきません。

先進国債券クラスでは、為替ヘッジ有無の両方がラインアップされていますが、この両者の違い、特性は下記記事を参考にして下さい。

 

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たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>の運用状況(評価・人気)

資金流出入額 & 純資産総額 (評判・人気は?)

月次資金流出入額純資産総額からたわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>の売れ行き・人気を見てみます。

(*)月次資金流出入額は、日々の純資産総額の増減額に騰落率を考慮して算出した概算値

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>の人気・評判

低コストの為替ヘッジ有先進国債券インデックスファンドでは最も売れているファンドで(管理人調べ)、毎月1~4億程度の資金流入が比較的安定して続いています。

純資産総額も130億円(2023.6末時点)と、このクラスとしては大きな資産額です。

 

運用状況は?

インデックスファンドでは、ベンチマークとの乖離が小さい事がファンド評価の重要な要素です。そして、乖離がなければ、そのコストに応じた騰落率になる筈です。

下図は2023年6月末日時点の実質コストに対する1年、及び3年騰落率を複数のファンドでプロットしたものです。

*3年騰落率は年率で記載

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>の評価

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>の評価

グレーの点線は、コストが0の時ベンチマーク騰落率と一致し、ベンチマーク騰落率から決まる傾きの直線です。
グラフの左側(コストが低い)、上側(騰落率が高い)にあり、そしてグレーの点線上にある(乖離が少ない)ファンドが優秀なファンドという事になります。

直近1年の評価では、たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>はグレーの点線より若干マイナス側にあり、コスト要因以外(*)でのベンチマークに対する乖離が生じた可能性があります。

(*)ここでのコストには為替ヘッジにかかるコストは含みません。

この影響で3年騰落率でも若干マイナス側への乖離が見られます。

*2020.3に大きなマイナス乖離を起こした事がありますが、これ以降2022年までは安定していたのですが。

この乖離、そしてコストの差でSmart-iよりも騰落率が低くなっています。

それでもコストの高い多くのファンドよりは高い騰落率を示しています、

 

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>の分配金

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>は分配金を出した実績はありません。

これから資産を築いていこうとする資産形成期においては分配金を出さない投資信託の方が有利です。
分配金を出すか否かは運用会社が決定しますが、多くのインデックスファンドが分配金を出さない、無分配としています。
勿論、保有する債券から出た利息はファンドの資産となり、基準価額の上昇につながります。

 

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まとめ

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>は、為替ヘッジ有先進国債券インデックスファンドの中で、最安値ではないものの比較的低コストで、最も売れているファンドの一つです。

今期の評価では若干のマナイス乖離が見られましたが、それでも多くのファンドより高い騰落率で、

為替ヘッジ有の先進国債券に投資したい方にとって有力な選択肢となるファンド、

ライバルとして信託報酬で勝るSmart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)がありますが、人気(資金流入額や純資産総額)を優先するならたわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>となるでしょう。

 

販売会社

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>は下記の金融機関等で購入出来ます。

マネックス証券 クレジットカード積立 最高水準のポイント還元率1.1%
マネックス証券ではマネックスカード(クレジットカード)で投資信託が積立出来ます。ポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)
(2023.10以降にマネックス証券のNISA口座を開設した方は2024年9月30日までNISA口座でのクレカ積立還元率2.2%[5~10万円部分も2.2%])
*通常ショッピング時は1.0%
また投資信託保有でポイントもたまります(一部ファンドを除く)
*マネックスカードの発行にはマネックス証券の口座開設が必要です。

公式サイト(PR)マネックス証券

 

SBI証券 三井住友カードでのクレジットカード積立
SBI証券では三井住友カードで投資信託積立が出来ます。ポイント付与率はスタンダードカードで最大0.5%、ゴールドカードなら最大1.0%(2024.11買付分からはカード利用実績に応じた付与率に変更)
また投資信託保有でTポイント、Pontaポイント、dポイントがもらえます。さらにT/Pontaポイントで投資信託を購入できます。

公式サイト(PR) SBI証券

*三井住友カード(NL)なら年会費永年無料、三井住友カード ゴールド(NL)は1年間だけでも年間100万円以上利用(一部取引は集計対象外 ※対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。)すれば翌年以降は利用額によらず年会費永年無料。

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auカブコム証券のクレジットカード積立 & auじぶん銀行との連携
auカブコム証券はau Payカードで投資信託積立が出来ます。Pontaポイント還元率は1.0%(月10万円まで)。
Pontaポイントで投資信託の購入も可能。
また、auじぶん銀行との連携(auマネーコネクト)でauじぶん銀行普通預金金利0.1%、au Payアプリ等の連携で最大0.20%になるのも魅力。

公式サイト(PR)auカブコム証券

 

楽天証券 クレジットカード & 楽天キャシュ積立 
楽天証券では楽天カードで投資信託積立が出来ます。信託報酬(販売会社分)が税込0.4%未満のファンドの還元率は0.5%(ゴールド、プレミアムなら還元率アップ)、0.4%以上のファンドの還元率は1.0%(2023.6買付分より)
また、楽天キャッシュ決済でも投資信託積立が出来ます。楽天カードから楽天キャッシュへチャージすると0.5%のポイント還元。
楽天カード決済で10万円、楽天キャシュ決済で5万円、あわせて月15万円まで利用可能。
さらに、楽天ポイントで投資信託を購入できます。

公式サイト(PR)楽天証券

公式サイト(PR)楽天カード

 

個人型確定拠出年金(iDeCo)で取扱っているのは楽天証券 iDeCoなど。

尚、先進国債券インデックスファンドはつみたてNISA対象外です。つみたてNISAで先進国債券に投資したい方はバランスファンドを購入する事になります。

 

ライバルとなるファンド

Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジあり)

たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>  (本記事)

 

他の先進国債券インデックスファンドとの比較、最新の人気・運用状況は下記記事を参照して下さい。

 

インデックスファンドの信託報酬、実質コスト、純資産総額の一覧は下記記事を参照して下さい。

 

 

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マネックス証券のクレジットカード投信積立

マネックス証券

マネックスカード(クレジットカード)での投信積立でのポイント還元率は月5万円までは最高水準の1.1%(5~10万円部分の還元率は下がります)

*マネックスカードの発行はマネックス証券の口座が必要です。

公式サイト(PR)マネックス証券

マネックス証券の口座はSBI新生銀行経由でも開設出来ます。

SBI新生銀行新規口座開設+エントリーで1,000円、1回3万円以上の入金で2,000円、最大3,000円がもらえます。

公式サイト(PR)SBI新生銀行

 
auカブコム証券のクレジットカード投信積立

auカブコム証券

au Payカード(クレジットカード)での投信積立が2022.3.28より始まりました。投信積立でのポイント還元率は月10万円まで1.0%

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