雑記

私の上司がセクスィー課長だったとき

これまでの職業経験のなかで、職場の上司や同僚、後輩がイケメンだった時の事を聞いていただけないでしょうか。仕事という縛りがないと、私なんかとお話しすることも、一緒の空気を吸うことも無かったと思います。まことにありがとうございました。

ちなみに、ある人から、「イケメン」は4年前から死語だと言われました。え?本当に?^^?

「池様(いけさま)」は、ヴィジュアル系バンド好きな人の用語のような…?

私の周りでは「池様」なんて言ってるの聞いたことねぇゾってことで、おばさんらしく、「イケメン」の単語を使用させていただきます。

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イケメン1 セクスィー課長

私が20歳のころ。直属の上司が、大人の危険な魅力が漂う人で、既婚者であるのにもかかわらず、独身女性のハートを虜にしておりました。

NHKのバラエティードラマ「サラリーマンNEO」で沢村一樹さんが演じるセクスィー部長「色香恋次郎」って知ってますか?

大げさにいうとあんな魅力です(笑)時代背景は私が二十歳の頃ですから。今見ればコントです(笑)

先輩OLに、課長の部下なんてうらやましい!!!といつも言われていました。

私の部署は人前に出ない引きこもり部署だったので、課長が人前を通ると黄色い歓声もあがりました。

セクスィーな課長

歩夢さんによるイラストACからのイラスト

 

せっかくこんな黄色い歓声があがるほどおモテになる方と至近距離でお仕事出来るというのに・・・

二十歳の私から見れば、課長は既婚のアラフォーです。「色黒のおじさん」にしか見えませんでした。

イケメン2 ファッションモデルくん

私がスーパーの店員で、パートアルバイト採用を担当していた頃の話です。

気が付けば、私の採用した男性はイケメン率が高めでした。容姿で選んだわけじゃないんです!!!本当に本当にたまたまなんです!!!

そして、その中でもひときわおしゃれが大好きな学生アルバイトくん。

店のエプロンの下はいつもファッション誌のような着こなし。でも、ちゃんと動きやすい作業しやすいものを選んでいる、TPOをわきまえていることに感心していました。地方の雑誌やチラシによく出ていました。

さりげないファッション

watenさんによる写真ACからの写真

 

このファッションモデルくんが他のメンズたちに影響を与え、男性のエプロンの下の私服がオシャレになっていきました。

職場のみんなでお花見に行ったとき・・・グラビアの撮影のような光景になりました。お花見という場所に合わせながらも派手に着飾ってきたメンズたち。

私が住んでいた町は田舎ですので、かなり浮いております。女子高生に囲まれ、私は写真を撮る係に。。。

男性モデル事務所のかたですか?なんのお仕事なんですか?と聞かれ、「ただのスーパーの店員です。」と答えるのみ。宣伝にはなりましたが、女子高生はスーパーでお金使わないので、お母さんを連れてくるように言っておきました。

そして、私が面接で自分好みの「容姿」の男を選りすぐっている疑惑は消えないのでした( ノД`)・・・。

イケメン3 執事くん

これは比較的最近の事です。とある事務職をしていた時、中途採用で20代後半の男性が入ってきました。

彼には、「ひざまずく」クセがあったのです。そのほかにも、先回りしてドアを開けてエスコートするくせ、などなど、いったい前職はどんな仕事をしていたのでしょうか…

最初はみんな、「ひざまずかないで普通に立っててよ」「自分でドアあけるからいいよ」「ありがとう」「気を使わないで」とたびたび言っておりましたが、次第に言うのが面倒になってきてしまいました。

そしてみんな「慣れ」てしまっていました。こんなことに慣れるなんて…怖いですよね。執事くんも、日本の男性事務員さんの振る舞いとしてはふさわしくないとわかってはいたけど、どうしても無意識に体が動いてしまうようでした。

私は、とあるセミナーに執事くんと二人で行くよう上司に言われ、社外のイベントホールに出かけました。

セミナーが終わって、会場を出るとき、ドアを先回りして開ける執事くん。私はあたりまえのようにそこを通り過ぎ、今度は階段を降ります。執事くんが階段をエスコートするため、私に手を差し出します。

私はなんの躊躇もなく、「デヴィ夫人」のようにエスコートされて階段を降り始めました。

エスコートする執事くん

ENNさんによる写真ACからの写真

 

そこで私たちは、

しまった!いつもの癖が今日はMAXだ!

と気が付き、手をほどき、恐る恐る後ろを振り返ると、階段の上から冷た~い視線で私たちを見下ろすビジネスマンたち。

急いで階段を駆け下りてタクシーに乗りました。タクシーに乗り込むときも自動ドアを一瞬自分で開けそうになった執事くん。彼にとっては無意識、時には男性に対してまで、無意識に体が動いてエスコートする時があるそうです。

タダで執事喫茶にいさせてもらったような、貴重な体験をさせていただいたこと、一生忘れません。

                      

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