佐賀県武雄市御船山「チームラボかみさまがすまう森」へ

本日の記事はDIYから離れて佐賀県の良い所を紹介したいと思います。

先日、子供達と一緒に行った佐賀県武雄市御船山で開催されていた

「チームラボ かみさまがすまう森」へ行ってきました。

武雄市は佐賀市から約40分ほどで着く温泉で有名な場所です。

「武雄温泉」は1300年以上続く歴史ある温泉で鮮やかな朱色の「楼門」が有名です。

「楼門」は佐賀出身の辰野金吾氏によって建てられた建造物ですが、

そこに描かれている干支と東京駅の干支の間に隠された秘密で最近話題を集めました。

この武雄市にある武雄領主 鍋島茂義の別邸があった場所がこの御船山になります。

ここは桜や紅葉でも有名な場所ですが、毎年夏から秋にかけてプロジェクションマッピングや

ライティングと自然を融合した「チームラボ かみさまがすまう森」が開催されています。

これまで行ったことがありませんでしたが、今年初めて子供達を連れて行ってきました。

ここには池や丘陵がありますが、普段夜は真っ暗で何も見えません。

しかし大量の光やライティングによって幻想的な森へと変わります。

入口の門をくぐって少し歩くと大きな池が迎えてくれます。

船頭さんがボードが浮かべてゆっくりを進み、その周りの光鮮やかな鯉が泳いでいます。

光の鯉はボートのまわりを自由に泳いでいますが、暫くすると泳ぐ軌跡が光のラインとなって

交じり合い暗闇に幻想的な池が浮かび上がります。

光の池を船頭さんが特別な世界へと連れて行ってくれるような気分になります。

園内を歩くと歩道が整備されており、その周りの木々にもライティングがされています。

時々刻々と光の色が変わり、優しい光や怪しげな光など森がその表情を変えています。

歩いている道がどんな森へと続くのか、そんなことを感じながら奥へと進んでいきます。

この写真の奥に見えるのが丘陵ですが、そのふもとの明るい光が山をうっすらと照らします。

日中は緑や紅葉で色づく丘陵ですが、夜にはその色を失い暗い別の顔を見せています。

昼間は見ることができない艶やかな木々が現れ、夜の顔を見せてくれます。

鮮やかな光を発するのは池や植物だけでなく岩も光の力を受けて花を咲かせます。

真っ暗の岩に色とりどりの花が少しずつ咲いていき、最後は花で埋め尽くされます。

無機質な岩の内側から光が湧き出てくる、そんな風にみえます。

闇の中にある真っ暗な岩を光の花が手を引いたように私たちに見えるようにしてくれます。

光は花や鯉などだけではなく、もっと大きな自然も作りだしてくれます。

突如、森の中に大きな光の滝が湧き出て光の水が岩を浸します。

童話の世界のように魔法使いが別世界への入り口として作り出したようです。

深い森に引きずり込まれるような不思議な引力を感じます。

この園内は自然だけでなく昔の建屋もいくつか残っています。

こちらは以前温泉だった場所で昼間は廃墟のような場所が光の力によって蘇ります。

湯船の周りにはカエルや魚が泳ぎ、天井には鳥が飛んでいます。

そして湯船からゆっくりとクジラが出てきて足元を優雅に泳いでいきます。

猫が足元にきてじゃれるようにクジラが足元からこちらを見上げているようです。

こちらは先程の鮮やかで動的な世界観から一転、天井から無数の電球が吊るされており、

それが時間とともに色を変えて優しく光ります。

モノトーンで静的、レトロな雰囲気がある空間です。

人が多いため感じにくいですが、静かで侘しい雰囲気があります。

このイベントに興味があったのか、普段一緒に来ない長男が珍しくついてきました。

久しぶりに男3人で武雄の食や光を楽しみました。

これだけのイベントなのでかなりの人が訪れています。

駐車場はたくさん準備されてはいますが、遅くなるとちょっと遠くの宇宙科学館に止めて

シャトルバスで行くようになります。

小さな子供も楽しめるような内容になっていますので、家族で行くものOK。

ただ山道を登るので歩きやすい靴で行かれたほうがいいですね。

是非オススメできるイベントなので興味がある方は行かれたほうがいいですよ。

もし時間があれば武雄温泉や美味しい食べ物を楽しむのもいいと思います。

私もバルーンフェスタに続く毎年参加する行事にするつもりです。

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