食べ過ぎや飲み過ぎ・運動不足・睡眠不足・強いストレスや喫煙などのカラダに負担のかかる生活を送っていると、健康と美容の大敵「ドロドロ血液」になってしまいます。ドロドロ血液は、血栓を引き起こし、動脈硬化などの原因ともなり得ます。血液をサラサラにし、生活習慣病を遠ざけるのに役立つ食材をご紹介します。
こんなに危険!ドロドロ血液とはどんな状態?
血液中に中性脂肪・コレステロール・ブドウ糖などが多い「ドロドロ血液」だと、血管を流れるために高い圧力が必要となり、高血圧になりやすくなります。
また、血管壁にコレステロールがこびりついてしまうと、動脈硬化が進みます。このような状態が続くと、血管が詰まったり破れたりして心筋梗塞・脳梗塞などを引き起こす原因になります。(※1)
サラサラ効果を期待できる食品4つ
■魚類
魚(特に青背魚)に含まれる不飽和脂肪酸にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれます。DHA・EPAは、中性脂肪を低下させる作用があるとして特定保健用食品にも利用されています。また、たっぷりのDHA・EPAを長期間摂り続けると、血小板によって血液が凝集しにくくなるという研究結果があります。(※2)(※3)
■大豆・大豆製品
これまでの研究で、大豆・大豆製品を毎日摂取すると、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が減少するということが示されています。
毎日というと難しく感じるかもしれませんが、忙しいときはインスタントの味噌汁を飲むのもカシコイとり入れ方です。(※4)
■野菜類
野菜類は、ビタミン・ミネラル・ポリフェノール・食物繊維など、抗酸化・抗血栓作用がある血液サラサラ成分を豊富に含み、とても重要な食材です。毎日欠かさず食べるようにしましょう。一日の目標量は350gになります。(※5)
■果物類
野菜と同じように、果物にも食物繊維や、活性酸素を抑えてくれる抗酸化成分が豊富に含まれています。(※5)
さらに、水分不足による脱水状態は、血液が濃縮され、ドロドロになる原因のひとつです。こまめに水分補給をすることも大切です。
血液をサラサラにしたいからといって、特定の食材だけに偏ってしまうと、栄養バランスを崩し、逆効果になってしまいます。それぞれの栄養効果を最大限に生かすためにも、バランスはとても重要です。1日3食の食事を「主食」「主菜」「副菜」さらにもう1品「汁物」をそろえた食事を1日3食摂ることで、より血液サラサラ効果が期待できます。多くの食材をバランスよくとり、健康なカラダをつくりましょう。
(出典 news.nicovideo.jp)
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