初めて、パリを訪れたのは友と
旅した時で、今から20年近く前
のことになります。
花の都の印象はというと、
街並みは美しいけれど、
目線を下げるととても残念。
道路にはタバコの吸殻やワンコの
○○が落ちていて、落書きも
目に付きます。
また、物価が高い！
でも「フランス人は愛想が悪い
うえに、プライドが高く、英語で
話しても答えてくれない。」
と耳にしていましたが、そんな
ことはなく、私が出会った人々は
親切でした。
たった1週間の滞在で、パリの
すべてが分かるはずもなく、
その魅力に開眼したのは
暮らすようになってからでした。
これまでに50ヶ国以上を旅し、
いろいろな町を巡りましたが、
個人的にはパリほど魅力にあふれた
街はないのではないかと思います。
相変わらず、目線を下げれば、
汚いし、大気汚染もひどい。
治安も良いとは言えませんが、
世界屈指の観光都市であることに
疑いの余地はありません。
そんなパリに魅せられた方も
多いでしょう。
友の中には年4回、パリに来る
人もいます。
彼女はフランスは食材が豊富なので、
それを前にしたら、料理せずには
いられないと言います。
何度も足を運ぶ方はアパルトマンに
滞在し、暮らすように旅する傾向に
ありますが、当ブログの読者さま、
Mさんもまた然り。
私がブログを始めた初期の頃から
応援してくださる読者さまで、今週、
パリにいらしたので、マルシェに
ご一緒させていただきました。
パリの中でも安いと評判の
活気あふれるアリーグル市場。
色とりどりの新鮮な野菜や果物が
所狭しと並べられ、
見ているだけでもワクワクします。
夏の終わりを告げるフランスの
季節限定フルーツ、ミラベルも
まさに今が旬です。
ホテルに滞在の方もフルーツなら、
気軽に試せますよね！
秋の味覚といえば、キノコも。
日本では「ポルチーニ」の名称で
浸透していますが、フランス語名は
「cèpe（セップ）」。
日本名は「ヤマドリ茸」って言うの、
ご存知でしたか。
人気のあるマルシェだけに、
日本人旅行者と思しき方にもすれ違い、
みなさん、美しい花々に
目を奪われていました。
カラフルなカスミ草は万年筆や
プリンターのインクを使って、
自宅でも簡単に作れますよ！
道の両脇に並ぶスタンドのほか、
1843年建造のパリで最も古い
屋内市場 Marché Beauvau
（マルシェ・ボーヴォー）、
規模は小さいですが、ブロカント
（蚤の市）もあります。
ガラクタ感は否めませんが、思わぬ
掘り出し物に巡りあえるかも？
お店の人とのやり取りも楽しみながら、
市民の生活を垣間見るのも
旅の良き思い出となるでしょう。
お昼休みがありますので、
行かれる方はご注意を。
人混みでの貴重品の管理には
くれぐれもお気をつけくださいね。
すぐそばには人気パティスリー&
ブーランジュリーの Bblé Sucré 、
ローラさんも訪れたパリの人気ビストロ「L’EBAUCHOIR」
もあります。
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◆ Marche d'Aligre
住 所 Place d' Aligre 75012 Paris
最寄り駅 Ledru-Rollin ⑧
Website http://marchedaligre.free.fr/