私は美術館へ行くのが好きです。ちなみに、学生の頃は

 

勉強が出来なかったと散々ブログでも申しておりますが、

 

副科目の方も実技は全くセンス無し。せめて、ペーパー

 

テストでもといきたい所ですが、100点満点中、50点ある

 

かないかの成績。副科目の中でも、特に美術は5段階中、

 

『2』が指定席という私の恥ずかしい中学時代。全教科の

 

中でも一番嫌いな授業となり、苦痛で苦痛で仕方がなか

 

った。そこまで嫌いになると、美術の先生の人間性まで

 

嫌いになってました。高校・大学では二度と選択しないと

 

かなり強く心に決めており、短大の選択科目で、美術を

 

履修していないのはクラスで私だけかも?

 

そんなこんなで、、社会人となって17年目ぐらいの頃、ふと

 

書店に立ち寄った際、入口に美術検定のテキストがズラリと

 

陳列されておりました。検定と名の付くものは私の心を虜に

 

してしまうので、美術検定というものがあるんだあと、何気

 

無しにテキストを手に取りました。4級は、テキストに記載の

 

西洋・日本の画家各50の名作の作者とタイトルを全て覚え

 

たらほぼ合格できそうだったので、どうしようか迷っていまし

 

たが、その時、もう一人の自分の心の声が、”美術を嫌いと

 

いう呪縛から解くいい機会かも。これで、本当にやっぱり

 

自分には合わないと感じたら、また他の勉強に情熱を注い

 

だらいいので、案外、大人になって絵心が湧いてきたりする

 

かもしれないので、軽い気持ちで受けてみたら!?”と

 

呟いているように強く聞こえたので、4級のテキストを買い

 

ました。さあ、どういう学習方法で取り組もうかと少し悩み

 

ましたが、1ページ目から隅々まで読んでいっても、

 

全100個の作品を覚えるのに日数が掛かります。ましてや、

 

外国の名前や長いタイトルの作品名は中々覚えられない

 

ので、毎日、作品のタイトルと作者名を最後の100作品目

 

まで、絶対に前ページに戻らないで、何回転も繰り返して

 

暗記する作戦に出ました。解説はその後で読みました。

 

ただ、この試験は国家試験の時のように、カフェで眉間に

 

皺を寄せながら必死感を出すよりは、アートな気分で楽し

 

んで学習したかったので、ダンスレッスンの行き帰りの

 

地下鉄の中で、かなり集中して、何度も何度も繰り返し

 

暗記しながら完璧に覚えました。テストは他に地理的要素

 

を含んだ問題も出題されましたので、満点ではありません

 

でしたが、おかげで合格できました。試験が終われば、

 

教科書は売りに出すのですが、何故か、この美術検定の

 

テキストは処分できなかったのです。次の級に向けての

 

挑戦も無いわけでは無いですが、4級のテキストの

 

全100個の作品をせっかく覚えたのだから、今度は、

 

”本物を全て見たい!”

 

欲求にかられてしまったのです。その1作目の作品を鑑賞

 

する機会が訪れたのが、先日、私のしがない話VoL.10の

 

ブログ(タイトル:やっぱり芸術)でお話した、上村松園の

 

『序の舞』でした。それから現在に至るまで、関西に作品展

 

が開催される時は、美術館へ足を運んでいます。鑑賞した

 

ら、テキストにチェックを付けて、生きている間に、100個

 

全て見届けるぞ!という新たな使命というか生き甲斐を

 

この時に見つけた気がしました。『序の舞』の鑑賞から数年

 

たっていますので、数々の4級テキストに記載の作品を

 

目にしております。意外だっのが、クラシックコンサートを

 

よく鑑賞しているせいか、美術も西洋画家の作品の方が

 

感動が大きいかなという先入観を抱いていましたが、実際

 

は、私個人的には、絵画は日本画家の作品の方が感動が

 

大きかったです。机上で学習していた作品の本物を目の前

 

で見る時のお得感はこの上ない幸せです!

 

直近では、先月になりますが、京都国立近代美術館で、

 

あの横山大観の作品をたくさん吸収してきました。あそこの

 

美術館は心が落ち着くので大好きです。いつも京阪電車に

 

乗る時は遠足気分です。横山大観は何と言っても『屈原』

 

のスケールが凄かったです。私は、朦朧体のタッチはどちら

 

かと言うと好まないのですが、逆に朦朧体であそこまでの

 

完成度の高さに釘付けになりました。『屈原』があんな

 

存在感のある大きな作品とは思っていなかったので、驚き

 

ました。あの技法は誰にも真似できない横山大観ならでは

 

のクオリティの高いタッチです。クラシック音楽は作曲者の

 

死後、様々な音楽家によって演奏されていきますが、

 

レプリカはあれど、絵画は1点物なので、直接、目で味わう

 

機会をこれからも堪能していきます。

 

桁違いの超高額な作品をわずか1,500円前後の入館料で、

 

交通費が掛かっても計5,000円未満で、鑑賞できるなら、

 

絶対に、直接美術館に行くべし!! キュレーターの中には、

 

絵から様々な映像を想像し、時には絵具の色から様々な

 

音を読み取ったりできる人もいるかもしれないですね。

 

尊敬です!

 

今では私、美術が”大好き”です!!

 

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