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手帳ライフコーディネーター
道田一菜です。
明日は終戦の日ですね。
この時期になると思い出す映画があります。
私は大学1回生の時に、
長崎でこの映画を見ました。
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(以下ネタバレします)
1945年8月8日から翌9日の原爆投下の瞬間までの長崎の日常を描いた作品です。
1度しか見ていないので記憶もあやふやですが、
喧嘩をしたり、自宅で出産したり、
当時のありふれた生活が淡々と映し出されています。
見ているときは正直退屈で、眠気と闘っていました。
でも、今でも忘れることのできないシーンがあります。
原爆が投下される前夜のある夫婦の姿。
佐野史郎さん演じる夫が、
何か隠し事をしているんですね。
言い出そうか言い出すまいか悩んでいる。
そこで南果歩さん演じる妻がこう言うのです。
「いいんですよ、明日でも、明後日でも」
でもこの二人には明日も明後日もないのです。
映画の展開は本当に退屈です。
大きな事件が起こるわけでもなく、
恋したり、喧嘩をしたり、腹を立てたり、喜んだり。
でもそれが愛おしい大切なものなのだと、
翌日の悲しい出来事との対比で伝えています。
誰しも「明日命がなくなってしまうかも」という経験をしたり、
想像をすることはあるかと思います。
その時は「自分に正直に生きよう」と思うけれども、
悲しいかな、喉元過ぎれば忘れてしまいます。
私も今この瞬間もやはり、
当たり前のように「明日も明後日も」やってくると思っています。
でもそれは不確実なことなんですよね。
だからこそ、自分に正直に生き、今を大切に過ごすべきなんです。
19歳の私はこの映画を見た時、
「戦争は絶対嫌だ!」
「核兵器は絶対に要らない!」と思いました。
そのことを伝えるために作られた映画だと感じました。
もちろん今でもそう思っていますが、
46歳になった今は、
日常の愛しさ大切さも伝える映画でもあるのだと思えるのです。
大好きな家族、大好きな人を戦場に送り出すことのない今日に感謝します。
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