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なぜ日本語教師をやるのだろう。

2020年5月10日

 

どうも。帰国してひとまず落ち着いた西野です。

 

 

 

さて、ベトナム生活と併せ、
憎きCOVID-19に振り回された今回の経験によって、
また自分に心境の変化がありました。

 

 

 

 

なぜ日本語教師をやるのだろう。その理由。

 

 

 

 

何年後か「もうイヤや」「日本語教師、やってられへん」
そんな心境に置かれた自分がこの記事を読み直したとき、
少しでも前を向いて生きていけるように。

 

 

 

影響力なんて微塵もないし、
もの好きな人(←失礼!)くらいしか読まないこのブログで、
今の、今だけ、今だから書き残せることを本稿では綴ろうと思います。

「日本のため」じゃない。

 

誤解を承知で綴りますが、私は日本語教師を目指すにあたって
「日本のすばらしさを広めたい」と考えたことは一度もありません。

 

 

 

悪気はありません。
「日本がすばらしい」と考えている人を否定する気もありません。
ただ、「日本のため」なんて言えないくらい・思えないくらい、
私自身が日本を知らないのです。

 

 

 

じゃあ何で、「日本語教師」なのか?
先述したとおり、海外でフラフラしたいから?
そう思われても仕方ないかもしれません。

 

 

 

『日本語教師をなめるなよ、
お前みたいにフラフラ生きているような奴にはムリだ!』
真剣に日本語教師として勤めていらっしゃる人なら、
私みたいな人間は人生を舐めていると思うかもしれません。

 

 

 

『ネットビジネスで稼げなかったんだろ?
資格だって試験だって、本当に役に立つのソレ?』
↑これは、なかなか失礼な奴(^-^;

 

 

 

何で、「日本語教師」なのか?ハイ、「日本のため」じゃないです。
(私の行いが結果として「日本のため」になるのであれば嬉しいですが。)

 

 

 

そう、私は「日本のため」に日本語教師になったんじゃないです。

 

 

 

日本語を使って、外国人たちに恩返しがしたいのです。

最初に日本語教師をやろうとしたわけ

 

ひょっとするとご存知の方はいらっしゃるかもしれませんが、
私のこのブログの前身は「ネットビジネス」の媒体でした。
ある先進者さまの商材を扱わせていただいて、
マンガを読んでいる間に利益が発生しました。

 

 

 

ですが、ある日。
見てくれている人にとっては顔も声も分からない自分が、
ブログで好き放題「自由」を謳う日々に疑問を持ちました。

 

 

 

そのうち私は、
「人は無機質な機械の画面を通じて、活字の壁で他人を操れるんだ。」
そんなことを感じて、情けなくなってきました。

 

 

 

パソコン1台で国内・国外関係なく仕事ができる。
でも結局「人と人をつなぐ力」は極めて脆弱だったのです。
自分は独りぼっちだ!

 

 

 

私には留学と海外勤務経験が有ります。
「人とつながっている」と感じることができていた、
あの頃の「自由」をもう一度感じたい。

 

 

 

ネットビジネスは要らない」と即決できました。
それ以外に自由でいられる能力も心根もあったからです。

 

 

 

好きな国で、好きなことをしよう。もっと語学に関わろう。
だから日本語教師だったのです。

大切な人は世界中に。日本語教師やる理由が変わってきた。

 

私には「大切な人」がいます。
その人たちと「自由に笑顔で幸せに生きる」これが夢です。

 

 

 

フィリピンにも

 

 

シンガポールにも

 

 

そして今回訪ねたベトナムにも

 

 

関わった私の世界には、大切な人がたくさんいます。
もちろん言わずもがな、この国日本にも。

 

 

 

今は無知で、もろい。深みも無い。
自分自身を情けないと思うことの方が多い私です。

 

 

 

そして、本当は長く続くはずだった「つながり」も、
残念ながら続かないことだってありました。

 

 

 

その瞬間を感じれば感じるほどに、
自分がネットビジネスで謳ってきた「自由」がいかに無力だったのか。
毎回気付かされました。

 

 

 

そんな今の私が日本語教師をやる理由は、
ネットビジネスを切り捨てた時のそれとは違ってきたのです。

外国人たちにも「自分らしさ」を

 

「日本語を通じて、外国人たちに恩返しがしたい。」
先ほど、こう綴りました。

 

 

 

私みたいな日本の「社会不適合者」を、
世界にいるあの人たちは笑顔で迎えてくれて、
気にかけてくれて、励ましてくれました。

 

 

 

私に「I love you.」と言ってくれた人もいます。
感謝しかありません。お陰で安心して生きていけます。

 

 

 

これに恩を感じずして、
どうこの世界を生きていくのでしょう。

 

 

 

そうです。

 

 

 

私が日本語教師をする理由。
外国人たちへの感謝が第一です。

 

 

 

ゆくゆくは外国人たちが日本に来てくれたとき、
彼/彼女らが「自分らしく生きていけるため」
今はこれが答えです。

 

 

 

世界を変えたい。日本を救いたい。
そんな大言壮語なんて決してできません。
私はそんな力がある人間じゃないです。

 

 

 

でも今できることで良い。
あの人たちが自分にしてくれたことを、
今の「私」としての立場で今度は自分が。

 

 

 

途中から胡散臭げで聞いたことがあるようなことを綴りましたが、
今の心境はそんなところでしょうか。
語学に関わっていれば、またいつか会える。

 

 

 

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