私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!さらに地元の生き物探しへ!

秋桜やビッフェよりも・・・記念日にはキチヌが似合う

2018-10-15 23:03:20 | B級C級グルメ
2018年10月15日(月)

午前中、のんびり外国で釣った魚たちの写真整理をしていたら・・・

「あんた、今日何の日か知っとる?」

「・・・・・・あ~っ! 結婚した日じゃん!・・・どこでも行くで」

何年目になるのかもよくわからないが、何か区切りがいい年らしい。

まず、道の駅の秋桜畑を愛でに出かけた。


「うわあっ! きれいじゃねえ」


通路沿いには、赤・ピンク・白以外にも二色系も・・・


「きれいじゃけど・・・見とるだけじゃつまらんね。」 すぐに飽きるかみさん。

私も正直、人の手で作られた(品種改良まで加えた)単一の生物相は肌に合わない。

5分後にはランチビュッフェへ。

2人とも大食漢ではないため、これまたすぐ食べるのに飽きてしまう。

「戻って釣り行こ」
「ええよ。今日は近くの突堤にしようや」


最近ずっとオモロイ顔だちをしたショウキハゼを釣らんと挑んでるのである。

ヒイラギ・サッパ・サヨリ・大きなボラがわんさか群れてる。
大量のアキアミが押し寄せていて、食わんとする魚たちと壮絶なバトルをしとるわ。

底石の岩陰辺りにエサを落とそうとしても、ヒイラギたちが次々に食いついてきて・・・
と、そのとき

「お父さん! 大きいっ! 大きいよお~っ!」
「ゆっくり、ゆっくり、竿をたわめて・・・ガマン比べじゃっ!」

と、弱ってきた頃合いに道糸をたぐって、そっと持ち上げてやった。(久しぶりの共同作業)
鉛筆ほどの太さの180cmタナゴ竿だもの。
突堤へそのままあげたらかなりの可能性で竿が折れてしまう。



「今まで釣ったキチヌより何倍も大きいね」 と、かみさん満足そうな笑顔。
そう、観察ケースにはとても入る大きさではないのだ。

並べられた花を見るよりも、並んでる料理を食べるよりも
濁った水の中から何を手に入れるのか挑む方が楽しかったみたい。
気取らない、飾らない人だからね。


キチヌは、私からのささやかな贈り物ということに、今決めた。(単に偶然だケド)

私はヒイラギとイダテンギンポばかり。
ショウキハゼはだめだったケド、いい記念日にはなったのかな?




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