安倍政権が又もや重要法案を強行採決しそうだ。

第2次安倍政権が発足して6年の間に、
特定秘密保護法、安保法制、共謀罪、年金制度改定、TPP、
実質ギャンブルの歯止めが利かなくなるカジノ法案、
いわゆるIR法等々、数多くの重要法案を強行採決してきた。

今問題になっている入管法改正、水道民営化についても、
多くの問題を抱えているので、慎重な論議が必要だったはず。
しかし官僚の出してくるデーターは尽くずさんで
体を成していないにも拘わらす可決ありきで日程をこなしている。

第2次安倍政権の様は正しく「鬼の居ぬ間に洗濯」。
フランスではディーゼル燃料の増税で一部の市民が暴徒化し、
凱旋門が大炎上して目を覆うばかりの惨劇が広がりつつある。

一方で産油国が原油下落を収めるために、
生産量をセイブして原油の価格を上げようとしている。
原油が下がって誰が困るのだ?
原油を使っている多くの産業も助かるのでは?
原油下落と云うが、実際ガソリンは30年前は
1リットルあたり100円前後の時代もあったような?
先物相場は本来価格安定のために設立されたと云うが、
これは真っ赤な嘘で、富める者がより安定して富める装置で、
どう見ても錬金術。
原油の価格に一喜一憂するのは、
どちらかと言うと中小企業、一般生活者。
個人的な見解、尚且つ極端な事を言えば、
ガソリン1リットルあたり10円でも誰もひもじい思いもしないし、
多くの一般生活者、労働者はホントに助かり、
少しはゆとりの生活が出来るのではないかと思ってしまう。

そして日本では、
世界で最も美味しくて安全な水の神話が壊れそうになっている。
入管法改正法案は目を瞑ったとしても、
生命に関わる水道については市町村だけに負わせるのではなく、
国が責任をもって問題にあたるのが、真面な国家の筋だと思っている。

一般国民の誰も納得できない、5割増し、倍増しと言われている、
法外な費用を必要とする日本の公共事業の建造物。
しかし、生命を守る水の為に国税を使うのならば、
誰一人文句を言わないのでは!?

又もや老人性ボヤキ症候群にエンジンが掛かりそうなので、
一旦エンジンを切って紅葉にギアをを入れる(笑)。
もうかなりの場所で終盤を迎えようとしている。

 



見頃を逃したものの、
まだまだ楽しめた京都御苑に3日前に行ってきている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



閑院宮邸跡には集中して紅葉はないが、
程よく色成す楓が点在している。















白壁に糸紅葉の風情…

















小さな池泉庭園に流れる小川には、
飛石に残る落葉もあれば、流れゆく紅葉もあり。














この前来た時には台風21号の傷跡が残っていたが、
その池周りもすっかり晩秋の風情。












そして近くの宗像神社の境内も…



その後、建礼門を見通せる通りに出て、
御苑全体を見渡し、色づきの強い場所を目指して移動…

 










そぞろ歩いて紅葉エリアの前、
このツルッパゲの樹木は?



どうやら冬に向かってのサルスベリのようだ!

















背後にはこの様に紅葉と散紅葉が奥行きを増している。
















更にそぞろ歩いて凝華洞跡の大銀杏…
















去年は中国人観光客が占拠していて苦労したが、
今年は難なく撮り終える(笑)。
















この一帯も紅葉が楽しめるが、
かなり落葉していて、
この一本のみがボリュームを保っていた。










ここから次の紅葉エリアまではかなりある?



時折小雨が頬を伝う…。












京都迎賓館が確認できるところまで来たが、
こちらでない!

 



京都迎賓館は一度も入った事が無いが、
全く建築的には興味がないので、
おそらくは入る事はないだろう?

迎賓館とは外国の国王、大統領などの国賓を迎え入れた時に、
晩餐会、宿泊等の接遇を行う施設だが、
小生の知っている限り諸外国は一施設と聞いていたが、
日本は赤坂迎賓館とこの京都迎賓館を所有している?
この意味するものがもうひとつ分からない!






ようやく今回の一番の目的地に辿り着いた。



小高い丘の上、
紅葉にうずくまる様な小さな屋根が見える。











京都御苑に40年以上通っているが、
まだ足を踏み入れた事のないエリアが存在する。



その一つが京都迎賓館北の「母と子の森」…









元々は環境庁による母と子が
自然とふれあう機会を多くしようとの提唱により、
地元の金融機関の寄付で森作りが行われた場所らしい。



実のなる樹を植えたり、野鳥の水飲み場などが整備され、
今ではドングリを拾ったり、野鳥達の水遊びを観察できる。
中央の小屋には植物や鳥の図鑑などが置かれていて
自由に本を見て調べる事ができるらしい。

 

 

 

 

 

 



今の時期は小屋は閉鎖されているが、
雨の日を除く4月1日から11月30日の期間、
9:00~16:00まで開設されているとの事。



さすがこの時期は母と子が遊ぶ光景は見れなかったが、
台風21号の傷跡がすっかり自然に溶け込み、
新たな遊戯施設を創り出そうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



残念ながら、
先程のFM COCOLOの夕方のニュースで
水道民営化法案が衆議院で可決されたと報道していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



安倍晋三は第1次政権で「美しい国、日本」を標榜して、
この時の内閣を「美しい国づくり内閣」と命名し、
それは第2次政権も変わらないと言っていたが、
森林に覆われる島国日本の生命線は清らかな水であり、
同様に日本人にとっての水は
何があっても国が守らなくてはならないのでは?
「美しい国、日本」とは森林であって、清流であって、海洋であって、
その根幹は水と言う、原油とは真逆な水はかけがえのない資源。

日本人の生命の水を守らなくして、
「美しい国、日本」は絶対有り得ない!?

 

 


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