昨日は衝撃が日本中を駆け巡った。
志村けんさんが新型コロナにより死去。
お笑い芸人の死ほど悲しいものは無い。

私は尼崎出身で子供の時から、
吉本、松竹芸人の洗礼を受けていたので、
お笑いについては何時間でも談議が出来る。
大阪圏に生まれた男の子は一度はお笑い芸人に
なろうとした事があるのでは?
私もその一人だった(笑)。

昔は関西芸人、東京芸人の色がハッキリしていた。
やはり関西人はひいき目に関西芸人を支持、
自ずと東京芸人を批判的に見る傾向があった。
それを崩したのが、コント55、ドリフターズ、
そしてビートたけし、
この頃からお笑いは東西の壁を崩してシャフル。
大袈裟に云えば米ソ冷戦の終結、
ベルリンの壁崩壊と言ってもいいのでは。。。

現在テレビの人気番組MCは殆どお笑い芸人!
お笑いの力を頼らなくてはないほど、
日本人は幸福度が下がっている?

新しい小説、音楽、絵画、映画を創り出すのに
並々ならず時代の感覚、知力、想像力を必要とする。
お笑い芸人はひょっとしてそれ以上?
執拗に求めてくるモニター越しの視聴者の要望、
それに応えなくては存在意味がなくなるので、
瞬殺に判断、言葉を発してお笑いに仕上げる。
これは相当ストレスが伴うもので、
お笑い芸人のストレス発散はこれまた相当と聞く。
特に志村けんさんは仕事終了後の飲み屋、
キャバクラ巡りは有名な話で、尋常でなかったと…
もちろん遊び好きな事もあるが!

近年のある研究によると、
免疫力を高めるのにはストレスを溜めずに、
特に笑う事は免疫力が数段上げると、そんな報告もある。
日本人の平均寿命は世界一、
多分にお笑いが重要な役割を果たしているのでは?

いまだに新型コロナの解明、
ワクチン、特効薬が作れない状況では、
極端な言い方をすれば自身の免疫力を高めるしかない。

そんな国民のストレスを発散してくれるかのように、
新しいお笑いを追求、届けていたお笑い戦士・志村けん。
皮肉にも新型コロナの犠牲になるとは!
悲劇のようだが、
一流お笑い芸人ほど他人が悲しむのを嫌がる。
だからご冥福をお祈りするが、絶対悲しまないぞ( ;∀;)

京都でも若者の新型コロナの感染が広がりつつある。
京都産業大学の学生の間でクラスター発生。
ドンドン活動範囲が迫る中、

やってきたのは三日前の夕刻の桜花苑。



考えてみたらこの数日の行動が夕方以降、
観光客が少なくなる時間帯、
自然と自己防衛しているのだろう。
志村けんさんはそこは違い、
行きつけの六本木、銀座のキャバクラが
新型コロナの影響で閑古鳥が鳴いていると聞くと、
『俺が来てやる』と言って、一層通っていたらしい。






哲学の道の奥、
熊野若王子神社の更に奥の桜花苑。



すでに満開は過ぎて、
ピンクの花びらが辺り一面を覆っていた。












すでに陽は西に青苔の波間に漂う桜。

 

 

 

 

 

 

 

 






西日で鮮明に捉える事は出来ないが、
陽光桜の名にふさわしいのか?

 

 

 



これ以上暗くなると、
急な階段の足元が悪くなるので、
裏山を下り熊野若王子神社。



恒例の4月第一日曜日の桜花祭はなされるのか、
境内には準備の施設などが設えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



表参道のしだれ桜はようやく見頃!

 










ここから銀閣寺まで桜並木が続く。
紅葉の時期同様、この時期に一度も歩いた事が無かった。
この数年海外からの観光客が増えて、
地元民でもオチオチト立ち寄れなかった。



新型コロナ感染時に歩けるとは、
何とも皮肉!?


コロナとはギリシャ語の王冠または光冠。
太陽コロナとは皆既日食で見られる太陽の環。
トヨタ自動車が1957年から1996年まで販売していた、
人気の大衆車。ある意味日本の復興のシンボルで、
希望を意味する言葉として私は認識していたので、
新型コロナウイルスの名称には違和感しかなかった。
もっとシンプルに怖ろしさを彷彿させる
ネーミングに出来なかったのか?
そうすれば自ずと警戒心は高まりパンデミック回避、
日本も警戒し、非常事態宣言間近まで至らなかった?
小池都知事が「三つの密」なる、
まるでキャンペーンのキャッチコピーみたいな
モノを発表していたが、緊急事態に訳の分からない言葉より

素直にダイレクトな言葉!こんなコピー考える時間があるのならば、
一刻も早く都民が最小限で回避できる対策を考えるべき。

いずれにせよ新型コロナウイルスは、何とも皮肉なネーミングだ。




ともかく志村けんさんは
極楽浄土に旅立たれたと思う。
慈悲深く、多くの人に喜びを与え、
沢山の徳を積まれたのだから...
それは間違いないが、志村けんさんの事だから、
浄土世界で美しい天女をはべらせて、
案外「だいじょうぶだぁ!」と言っているかも(笑)。

 

 


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