年金積立金管理運用独立行政法人と日本銀行が、
東証1部企業の8割にあたる約1830社で
事実上の大株主となっていて、4年前から倍増している。
巨額の公的マネーが自由市場で割合を増すと、
「官製相場」の側面が強まり、
実体経済とかけ離れた相場を招き、
極めて歪んだ経済構造を生み、多くの国民が間接、
と云うより直接損失を被る恐れが出てくる。

核兵器禁止条約が発効に近づいている。
批准国・地域は23日時点で49に達し、
発効に必要な50まであと1、以前日本は賛同していない。

大阪都構想の2回目の住民投票が11月1日の行われる。
まだコロナ禍が収束していないのに、
この時期に行われるのははなはだ疑問だ。
コロナ対策で府民の為にあれだけ動いていた吉村知事、
同じ人がこのような決断をするであろうか?

勿論、この構想は橋下徹氏の立ち上げたもなので、
大阪市民の「大阪維新の会」の好感度の、
この時期が勝機があると読んでの、橋下氏の強い意志の表れ。
橋下氏は1回目の住民投票で敗北し、
政治活動から身を引くと言っていたが、
吉村知事、松井市長を束ねている実質的な指導者、
前より政治的活動がしやすく、積極的になっている。
ここで誤解されている方も多いのだが、
成立したとしても、大阪都が直ぐに出来るのでは無く、
国との調整が必要で、又、都と付く地方自治体が
二つになる事は極めて不自然で必要性も感じられない。

大阪都構想の最大の問題点は府と市による二重行政の解消。
ところがこの点についても現行でも解消の道はあるはず。
又、この事による経費の出費、改編による膨大な費用。
経費節約にはもっと身を切るような変革が必要であって、
このような小手先の改造では無理なような気もする。
私には大阪都構想は橋下徹構想にしか見えない。

口が滑って申し訳ない!
又、お隣さんに要らん事を言ってしまっている( ´艸`)



先日のおおよそ35年ぶりの清滝訪問の後、
清滝トンネルの撮影を終えたその場所は
愛宕念仏寺のちょうど山門前だった。
この少し手前には嵯峨鳥居本の一の鳥居。
嵯峨鳥居本の一の鳥居とは愛宕神社の一の鳥居。



祇王寺の辺りから一の鳥居までは古い町並みが並び、
愛宕街道と呼ばれ、清滝と同様
江戸時代から愛宕神社の門前町として賑わいを見せていた。
一の鳥居から愛宕神社まで五十丁、約5.5キロの道のり。



化野念仏寺は観光地としてかなり有名だが、
最も奥に位置する愛宕念仏寺は
比較的落ち着いて拝観できるお寺である。


またこちらには化野念仏寺の
約八千体の石仏・石塔には及ばないものの、
石像千二百羅漢像が境内に所狭しと並ぶ光景は壮観である。
残念ながら私はこの手の石仏は
個人的な考えから撮影しない事にしている。
共に昔、清滝に訪れた時に拝観しているが、
それ以降は一切足を踏み入れていない。



確か境内の最上段に鐘楼が設けられていて、
黄金に輝く鐘が三つ、これは「三宝の鐘」と呼ばれ、
それぞれ鐘には「佛」「法」「僧」と彫ってあって、
仏法僧の三鐘として仏の心を自然界に伝えると。。。









街道を嵐山方面に向かうと、直ぐに嵯峨鳥居本の一の鳥居、







一の鳥居の畔で四百年。鮎問屋を営むかたわら、
「平野屋」は茶店をして、名物志んこ団子を旅人に提供。

 



アメリカ人らしきカップルが散策。











今まで見た事無い、茅葺屋根の苔。











苔が厚く重なり、それはまるで雲の絨毯!






新しい萱には苔は生えないが、古くなると生えてくるらしい。
苔は胞子で繁殖するので植物が腐敗分解されたモノを栄養に増える。
そして苔は乾燥すると胞子で子孫を残し生き続ける。

 


又、苔は乾燥に強いが、高温のムレに弱い。
風は苦手で木漏れ日が動く場所で苔はよく育ち、
光合成ができなくなるので、落ち葉も良くない。










苔とは簡単な言葉だが、なかなか奥深い。
平野屋の茅葺屋根はそんな条件が整っているのだろう。




その手前にも、
平野屋と同じ歴史を持つ「鮎の宿つたや」。
こちらの茅葺屋根は日当たりが良いのか、
平野屋の苔には遠く及ばず。



この一帯を撮影しだして20分程なる。
その間「鮎の宿つたや」に日本人カップルがお茶をしていた。
アメリカ人カップルは二軒の茶屋を興味深く窺っていた。
平野屋はアメリカ人にとっては敷居が高いのか、
どうもためらっているようだった。
「鮎の宿つたや」日本人カップルが席を立ち、
アメリカ人カップルも諦めて帰りがけていたが、
決心して「鮎の宿つたや」に戻り、団子とお茶を注文していた。

平和な光景だ( ´艸`)

 

 


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