子供の頃から、マシュマロが好きでした。
自分の周りには、マシュマロ好きはいなかったので
「ええ~、どこが美味しいの?!」
と話す度に言われ、それ以来
もう心を許した人にしか
マシュマロ好きは、告白しない事にしました。
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歯でかむと、反抗せずどこまでも潰れていく
あの感覚は、やさしさ以外の何物でもありません。
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それは、女の子が夢を見る感覚と似ている。
色も、ピンクや水色、黄色、とやはり美しい。
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お城に住むお姫様は
召使いに、銀のお皿に載せたマシュマロを所望し
天蓋のベッドの中で、マシュマロをほおばる。
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きっと、テレビで放送された
外国の映画を見たからでしょう。
そんな妄想を抱いていました。
もちろん、今でもマシュマロは大好きで
チョコレートと、マシュマロを一緒に焼くと
もはや敵などいない
最強に甘えさせてくれる魔法の食べ物になります。
子供時代
マシュマロのやさしさには甘えたけれど
両親に甘えた記憶は無く
私の記憶では
弟と完全に差別され
いつも、叱られている思い出しかない。
学校から家に帰る時
毎日、憂鬱な気分になっていた。
そんな中で、美しいマシュマロは
継母に虐められているシンデレラを
一瞬にしてお姫様に変える、魔法の食べ物だった。
母は実母ですが、子供の頃の想像で
自分をシンデレラに見立てていたのです。
いつか本当のお父様と、お母様が私を迎えに来てくれる。
だから、私はこの試練を乗り越えます。
マシュマロを食べながら…。
かくも美しい物語の、主人公。(小公女か!)
わたしの妄想は、今の自分を作りました。
だから、不思議と
物事に対して「出来ない」と思うことがなく
相変わらず、可愛ものや甘い世界が好きで
こんな年齢になった今でも
お姫様妄想は続いています。
しかし、この頃
それが原動力であり
自分の中にある、やさしさにつながっている事に気付きました。
マシュマロなんてなんでもない
ただのお菓子。
しかし、モノには単なる物体と捉えるか
その背後の物語を、自分で作るかで
その魅力は、格段に違ってゆく。
これはコレクター心理と似ています。
イマジネーションの力があれば
殺伐と感じる世界も
一瞬にして、美しい愛に溢れた世界に変えられる。
この事を、みなさん覚えていてください。
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あなたの心は、あなたの運そのものです。
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幸せな気分になれた時、幸せな未来に通じる扉が開きます。
そこに必要なのは、あなたのやさしい妄想の世界です。
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