7月24日、週刊女性2018年8月7日号 として、Web版にて、

「羽生結弦、デニス・テンの死にすぐにコメントできなかった”悲しい”理由」

という、へんてこな記事がまたしても上がっていましたね。

共同の記事ネタを共有し、似たようなことを情報サイトでふりまき、SNSでは、先週から依然として、ざわついているようです。

 

この記事について、編集者へ少し意見させてもらおうと書いていたのですが、後述したように、意見・問い合わせの窓口のメールアドレスが使えなくなっていました。

この週間女性の発信元、「主婦と生活社」は、記事内容へのコメントを受け付けない体制にしているようです。

 

週刊誌サイトには今のうちに、ブログ記事にはテンくんの命日から49日を過ぎてから、なんて考えていましたが、今のうちに、伝えたかった意見の一部ですけども、今日になって思うことも混ぜて、こちらに綴らせて頂きます。

 

 

 亡きひとへ・結弦くんも想ってるキラキラ

 

 

サイトへのリンクは貼りません。サイトへのアクセスがあまり増えないよう。

そこで何が書かれているのか、まだご存じない方のために、そこにわざわざ行かなくても言いよう、必要箇所を抜粋して、むらさき色の斜め文字で下に貼りましたので、ここで参考にしていただければ嬉しいです。ちなみに、ピンクの文字は私のほうのものです。

 

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「ブライアン・オーサーコーチのインスタグラムを通じて発表されましたが、ロシアのメドベージェワ選手、アメリカのジェイソン・ブラウン選手ほか、同門の選手との連名でした。ほかの選手は自らのSNSなどで個人のコメントも発表しています」(同・スケート連盟関係者)

 羽生のコメントを待ちわびていたファンは安心したかもしれないが、個人で出さないことには理由があった。

 

人が亡くなったら、選手は必ず、個人でコメントをしなければならないものなのか。

そもそも羽生選手は、SNSのアカウントを持っていません。クリケットのチームでメッセージを送るのはおかしいのでしょうか。このようなことは既に多くの方が呟かれているかと思います。

 

個人でつぶやかなかったら「悲しい」と、タイトルで持っていくことで、やんわりと読者に「悲しい人」という印象付けをする。これは、モラル・ハラスメントにつながる行為の一つだと思います。

 

「以前から注目されることが多かった羽生選手ですが、五輪2連覇を果たし、国民栄誉賞を受賞するなどますます注目の的に。“発言することで記事が書かれるし、本当もウソも、すべてがニュースになってしまう”と取材や記事に対してナーバスになっているようです」(同・スケート連盟関係者)

 

羽生選手のことばについては、まずは公で実際に発言したことに忠実に沿って、内容を曲げないで書いてほしいです。

 

 彼は2月18日のメダリスト記者会見の場で、

「~ 本当の気持ちは嫌われたくないってすごく思うし、いろんな方に見られれば見られるほど、いろんなことをしゃべればしゃべるほど嫌われるし。いろんなことを書かれるし。なんか、ウソみたいな記事が、たぶんこれから、もっともっと出てくるんだろうと思います。ただ、僕がしゃべってきたこと、僕がつくってきた歴史、それは何一つ変わらないし、自分の中で今回は誇りを持って、本当に誇りを持ってオリンピックの金メダリストになれたと思っている。~」

と発言しています。

 

羽生選手は、ウソみたいな記事を書かれることについて触れているのに、そのウソの部分に本当という混ぜ込んで、まるで本人がそのように話したかのように書かれている。

羽生選手は、ウソを入れずに本当のことを書いてほしいと願っているはずです。それなのに、なぜ、本当のことがニュースになると困るような書き方をするのでしょう。

 

しかもそのような、人の印象に傷をつけるような話を載せるのに、「スケート連盟関係者」とし、いつどこで誰に話したのかを明記しないところは、捏造記事の特徴をよく表しています。

 

「蒸し返されたエピソードに、“なんで今書くの?”とファンは怒り心頭。憤りもわかりますが、今は突然の訃報に悲しんでいるときです報道とファンのせめぎあいによって、羽生選手もさらに発言しにくくなっていると思いますよ」(前出・スケート連盟関係者)

 

この方の文章では、何か、まるで、

"羽生選手がコメントすると、羽生選手は目立つので、羽生選手には都合の悪い本当のことまでニュースになり、それでエピソードが蒸し返され、ファンが怒りだす。羽生選手は不都合な真実を書かれる上に、過剰なファンにも悩まされて哀れな状態になっている。"と、

 

よく知らない方々が読んだら、そう思い込んでしまうように誘導していくような文章になっています。

 

しかも、このネガティブな表現は、執筆者の考えでではなく、他者のことばとして書いていますので、表面的には客観的な文章であるような、印象を与えます。もっとも、先述したように、具体的な5WHがないので、信憑性は遥かに乏しい。そして、それを他者のことばとすることで、自分側に責任がかからないようにしています。

でも誰のことばとしようが、そこにあるのは間違いなく、伝える人のことばでしかありません。

 

 

週間女性Primeさん、今は突然の訃報に悲しんでいるときであるなら、なぜ、あなた方と関係のない、他所で起きた話をわざわざここに持ち出すのでしょうか。このたびの訃報のことで、羽生選手があなた方に世の中に何か迷惑をかけましたか。

報道とファンのせめぎあいとありますが、テン選手の死と因果関係にない出来事を引っ張ってきて、騒ぎの発端をつくった他所記事や、週女さんのこのような、つくり話で羽生選手を傷つける記事を読んだら、ファンが憤るのは当たり前のことです。

 

突然の訃報に悲しんでいるときと仰るのなら、それは羽生選手のファンを指して言うことではなく、問題を起こす報道者に向けるべきではないですか。

 

亡き人を本当に悼む気持ちがおありなら、少なくとも中有(ちゅうう)とされる49日間は、テン選手の魂が安らかでいられるよう、心を遣うべきです。

 

争いの種になることが分かっているような話をわざわざ出されることを、テン選手ご本人が望むでしょうか。自分の名前を出されることで、1人の選手が中傷に遭っていると知ったら、いたたまれなくなるのではないですか。

 

あのボストンでのつまづきがあっても、テン選手と羽生選手は友好な関係にありました。

その翌シーズン、テン選手が僕の友だちと題してTweetしたスタンプがあり、その中には羽生選手の似顔絵が3つも入っていました。

 

  テンくん、ありがとう キラキラ

 

 

そのような微笑ましいTweetに、私たちは和むことができました。その和むこころこそ、テンくんの魂を安らかにしてあげられるのではないですか。

 

今ならまだ、49日が終わっていませんので、声掛けしておきたいと思いました。

 

中有の期間、全国の報道関係者に、揉め事を起こさせる記事を書くことを慎むよう、記者同士、互いに呼びかけ合っていただきたいですし、また、テン選手の魂を煩わせてしまったことを、猛省していただきたいです。

 

 

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本当なら週間女性の編集デスクに意見させて頂きたいところです。

 

問題のWebページは、次のように、「メールでのお問い合わせ」とありながらも、そこにアクセスを試みると、表示エラーが出てしまい、送ることができません。

 

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6 雑誌、書籍の内容についてのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ

お問い合わせの際は、雑誌または書籍名、号数、掲載ページをご記入の上お送りください。
なお、お問い合わせの内容によってはご返事しかねる場合もございますので、ご了承ください。

 

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こういうところは、こちらが意見を届けられたとしても、真摯に受け止めて聴いてくれるどうか、わからないですね。

 

このようなでたらめによって平気で人を傷つける人たちがメディア界にはびこっていること、そしてそれがなくならない限り、日本の社会は明るいものにならないこと。

然るべき機関を探し、このようなメディアの問題(事実)を具体的に伝え、改善対策を講じて行ってもらえるよう、お願いをしていきたいです。

 

どのような機関がいいかは、まだわかりません。効力を発揮しそうな組織をいろいろ検索してみたのですが、すぐには見つけられません。少し時間がかかりそうです。・・でもあきらめずにいたいですね。

 

万が一、メディア関係に通じている方がこの記事を目にしてくださる機会があるようなら、稚拙ですけれども、今後の参考にしていただき、なにがしかの投げかけをしてくださることを願っています。(追記)

 

このような結弦くんへの、今回のいじめの風景・・ 見方を変えれば、私たちは、

マスコミュニケーションのあり方を変えていく機会を頂いているのかもしれないですね。

もし、そういうきっかけをつくれたなら、テンくんの悲しい死も、意義深いものになるかもしれません。

 

 

 

このようなところにも、「春よ来い」・・・

 

 

来てほしい春というのがあったなあ  ・・もう、ずっと前から・・

と、思いました・・

 

 

 

 

特定の記事を批判するのは、49日は控えようと思いながら、結局は書いてしまいました。

私のこの書き込みがテンくんの永眠を妨げないことを願っています。

テンくんのたましいの未来が輝かしいものでありますよう。。

 

 

あともう1個か2個書いたら、ちょこっと休みます。

もう少しおつきあいくださいませ・・  (*´ェ`*) ラブラブブルー

 

 

 

 

 

 

 

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