秋とどんぐり | 呑気じじいのひとり言

呑気じじいのひとり言

不思議な時代になっちゃった!

今は亡き妻と二人で歩いた散歩道を

思い出と共に今日も歩いた。
 
 
 
新聞で知ったのだが、
熊はどんぐりが好物で、
冬ごもりのために必要だそうだが、
今年は、どんぐりが凶作なので、
食べものを探して民家の近くへ現れ、
人が被害に遭う一つの原因になっているらしい。
 
 
リスがどんぐりを好きなのは知っていたが、
あの大きな体の熊が小さな実のどんぐりを好むとは。
 
 
ところが、
今年もボクらの散歩道には、どんぐりがいっばい!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
熊やリスに首輪をはめて、連れて来てやりたい。
 
 
昔から田舎では。
”冷たい親戚よりも秋の山へ”
と言われていて、
自然の山、
イチゴ、柿、梨、栗、あけび等々自由に取って食べられた。
 
 
持ち主のない村の山。
 
 
柿は大抵、渋柿だが、
熟して柔らかくなっているのは甘い。
 
 
兄と栗拾いに行った時、
ボクが木に登り揺するとパタパタと実が落ちる。
いがが頭に当たると痛いので、兄は離れた所に。
 
 
すると、
「何だこれ?」と叫ぶ声が。
木から降りてみると、柔らかな土の中に栗の実が沢山。
 
 
きっと、何かの動物が貯めて置いたもの。
動物からの横取り、土だらけの栗の実をはたきながら、
「少し残してやろうよ」
それほど多くあった。
 
 
もう80年前の話。
 
 
そんな時代がなつかしい。
妻にもこんな話をしたっけ、とまた思い出がつきまとう。
 
 
秋の夜は一人になっての寂しさを余計に感じる。
 
 
 



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