呼吸、浅くなっていませんか?
呼吸が浅くなるのはどんな時でしょうか。
例えばたくさんの人の前で話したり
大切な試験の前などには
気持ちを落ち着けるために
「深呼吸」をすると思います。
裏を返せば、浅い呼吸になっている証拠。
精神的な緊張状態で呼吸が浅くなるのは
身に覚えがある方も多いと思います。
◉長時間のパソコン使用による姿勢の悪さ
◉肩や首筋のこり
によっても呼吸が浅くなりやすくなります。
デスクワークのような背中を丸めた姿勢は
胸郭(肺)を圧迫してしまい
そもそも肺が膨らみにくいものです。
さらに同じ姿勢を続けていると
胸郭のまわりに付いている筋肉は
(=呼吸筋といいます)
緊張してどんどん硬くなってしまいます。
ガチガチに固まった筋肉で
一生懸命に肺を膨らましている状態です。
呼吸とは全身の細胞に行き渡らせるための
酸素を肺に取り込むことです。
ちなみに浅い呼吸では
酸素が充分に肺内に入らないため
呼吸の回数を増やします。
想像しただけでも疲れやすそうですよね。
「努力性呼吸」と言うこともあります。
◉疲れやすい
◉疲れがなかなか取れない
身体の不調の原因のひとつとされています。
酸素を最も消費するのは「脳」です。
浅い呼吸で酸素が十分取り込まれずに
脳が酸欠状態になってしまうと
◉ぼんやりする
◉眠気が取れない
◉頭が重かったり、痛い
◉気力が湧かない
といった症状があらわれてきます。
先ほど呼吸筋の話をしましたが
胸郭のまわりについている筋肉以外に
肩から頸のまわりにも複数あります。
これらは呼吸補助筋といって
本来は肩や頸を動かす筋肉であり
いわゆる肩こりの時に凝っている筋肉です。
すなわち、肩こりのひどい人も
呼吸は浅く、速くなりがちなのです。
無意識に肩に力が入っている人や
気がつくと肩があがっている
(いわゆるいかり肩)人は
その傾向がより強いと思います。
肩や頸が凝って筋肉が硬くなると
血流が滞りやすくなりますから
新陳代謝が低下して
老廃物が溜まりやすくなります。
◉顔がむくみやすい
◉肌荒れ
◉顔色がすぐれない
という症状の原因にもなりますよ。
このように呼吸と心身の不調は
大きく関係しているのです。
自分の呼吸に意識を向けたり
深くゆったりした呼吸に導くために
精油の香りを胸いっぱいに吸いこむ
アロマテラピーはとてもいい方法です。
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