新しい生活が始まりました。週に3日、企業内で働き、平日の夜2日と土曜日の終日を大学院に通い、そして、研修講師やワークショップのファシリテーターをつとめます。

期せずして、企業に勤めるメリットと個人事業主としての恩恵を受ける働き方になりました。

個人事業主だと国民保険や国民年金に加入することになるのですが、国民保険は所得に応じた額を全額負担しなければならず、その負担を減らすためにマイクロ法人設立という節税対策をする方がいるくらい、つまり、放置できないほど高い。

ところが、企業に勤めていると、健康保健は会社との折半で半額負担、年金は厚生年金となり配偶者(妻)は第三号被保険者となります。要するに、サラリーマンとして社会保障面でのメリットが得られます。

そして、個人事業主としては、ビジネスに必要な支出に関して経費計上ができ、また、最終収益が赤字となった場合には、給与所得との損益通算によって課税所得が減額します。要するに、サラリーマンではできない節税が可能です。

そういった経済面だけではなく、精神的にも楽。自由になる時間も週に4日あります。

とはいえ、1年間の有期契約なので、来年継続できるかどうかわかりません。不安と背中合わせです。

ただ、そこは、もともと100%個人事業主を想定していたので同じこと。むしろ、単発の案件ではなく、年間契約をいただいたと考えれば、本当にありがたいこと。

「サイドFIRE」のありたい姿として、こういった週に3日企業で働くというのもアリだと、今のところ感じています。

いずれにしても、不安と背中合わせの自由を得るというのは、緊張と緩和が適度に調和していて、いいものです。

 

今日もよい一日を!

「定期券を新規購入したいのですが」
 

 

 

「通勤ですか?通学ですか?」
 

 

 

「通学です」
 

 

 

「お子様のですか?」
 

 

 

「いえ、僕のです」
 

 

 

この春、大学院生となり、通学定期を購入。
 

 

 

映画館など、学生証の提示で学割も効きます。
 

 

 

失業給付金をいただき、教育訓練給付金を申請し、そして、学割。
 

 

 

確定申告後、税金も還付される予定です。
 

 

 

すっかり、日本社会から助けてもらう立場となりました。
 

 

 

感謝の気持ちを忘れず、と同時に、これも、31年間働き続けて上納しつづけてきた一部が戻ってきているのに過ぎないわけで、頑張ってきた自分を褒めたいと思います。
 

 

 

昨日は、大学院の授業を初めて受講。
 

 

 

教室に入ってすぐに、同じゼミの仲間を見つけ、隣に座らせてもらいました。
 

 

 

親子ほど年が離れているにもかかわらず、嫌がらずに接してもらえるのは、本当にありがたい。
 

 

 

観光業で働いてきただけあって、職業柄、人当たりが良く、ただそれだけではなく、生まれ育ちの良さを感じていたところ、お母様が大学教授なのだそう。
 

 

 

左手薬指の婚約指輪がキラキラ輝きを放っていました。
 

 

 

週に3日、大学院に通う生活。
 

 

 

とても楽しみです。
 

 

 

今日もよい一日を!
 

金融系IT企業の新入社員向け導入研修にたずさわっています。

 

 


5日間にわたるビジネス基礎に関するプログラムのうち、2日目までを終えました。
 

 

 

今年のカレンダーは、1日が月曜日。
 

 

 

入社式から休むことなく、新たなことを学び、演習をし、振り返りのレポートの提出が繰り返される毎日をすごしている受講生は、さすがにお疲れ気味。
 

 

 

受講生の中には、片道1時間半をかけて通っている方もいます。
 

 

 

突然の体調不良で欠席したり、寝坊なのか交通機関の遅れなのかによって遅刻をしたり、休み時間中にぐったりと机にひれ伏す姿や、一方的な講義が続くと睡魔との闘いにカクッと首を折ってしまう姿も見受けられます。
 

 

 

ここは、登壇している講師の技量が問われるところでもあるのですが、そもそもプログラムとして詰め込みすぎな面もあり。

 

 

 

受講生によって知識やスキルレベルで違いがあることを考慮して、講義部分はそれぞれオンデマンドで学習し、集合研修の場では演習や討議を中心とする方が、受講生にとっても講師にとっても、お互いに、ハッピーなんじゃないかと…感じずにはいられません。
 

 

 

特に、今年入社の方々は、大学生活の大半をコロナ禍で過ごし、オンラインでの授業になれています。大学入試の際の勉強法や、普段、動画を見る際にも、「倍速」を活用していることと思われるので、一方的な講義に関しては、生で講師の話を聞くよりも、動画再生の方が、学びのスタイルに合っているように思われます。
 

 

 

1.動画視聴
2.理解度テスト
3.(合格基準に達した状態で)集合研修に参加し、ワークショップを中心とした双方向プログラム
4.レポート提出
 

 

 

といった流れが、良いのでは?
 

 

 

配属後、在宅勤務も想定されることなので、思い切って、午前中は働く場所も自宅やホテル、シェアオフィス、研修会場内スペースから自由に選択させ、個人ワークをそれぞれ行い、午後からグループワークに参加する。
 

 

 

そんな試みもあって良いのではないかと思うのですが、一方、労務管理上は多大なリスクがともなうので、なかなかそうはいかないのでしょう。
 

 

 

徴兵制のある韓国と比べると、日本の大学卒業生全般に共通しているのは、「規則正しい生活習慣が身についていない」ことがあげられます。
 

 

 

まずは、ここから。
 

 

 

スキルや知識の習得よりも、もっと基本的なことからはじめていく必要を感じます。
 

 

 

自由を謳歌するというのは、それはそれで、大切な経験なのだけれど、「自律」というのは大変です。
 

 

 

アメリカの大リーガーでさえ、マイナーリーグ時代は、徹底した規律が強いられます。
 

 

 

それは、メジャーに入ってお金を稼ぐようになった時に、自分を律する習慣がない選手は、遊びに時間を割いてしまい堕落してしまう。

 

 

 

そういう不幸を防ぐのが理由なんだそうです。
 

 

 

基本的な生活習慣を整えるためには、
 

 

 

1.睡眠
2.運動
3.食事
 

 

 

睡眠ファーストで。
 

 

 

睡眠を整えるには、「朝散歩」。
 

 

 

朝起きて、太陽の日を浴びながら、できれば自然の中を散歩する。
 

 

 

そうすることで、幸せホルモンであるセロトニンが分泌されます。
 

 

 

セロトニンによって、日中、ストレス耐性が高まり、また、夜になるとこのセロトニンが睡眠導入効果のあるメラトニンにかわります。
 

 

 

そうすると、睡眠の質が高まり、早寝早起きの好循環が生まれます。
 

 

 

「朝散歩」はじめましょう。
 

 

 

今日もよい一日を!