昨日は気がつくと愚痴祭りになっちゃってて、久々のブログだというのに、なんかなぁな感じで、すみませんでした。
 
せっかくお越しいただいた皆さんも、お目汚しでごめんなさいでした。
 
実は、本当に書こうと思っていたのは、LAの日系人社会のことでした。
 
知人で、日本からLAの日系人家庭に嫁いで早数十年という、ベテラン日系人主婦の方と先日電話で話していて、
 
「みーさんのご主人は、長男さんでいらっしゃる?(末っ子長男君ですね、言われてみれば)
 
あら、じゃあ、みーさんは大変ね。
 
ターキー焼いたり、サンクスギビングの準備に忙しいでしょう?
 
ターキーの焼き方はもう大丈夫?」
 
 
………。
 
えっと。
 
私がターキー焼いて、御馳走作って、お も て な し が前提ですか?滝汗
 
内心、かなり恥ずかしかったのですが、なんせ私は実の母親に、
 
「お前を大学にやったのは、一生独り身でも生きていけるようにという親心からだ」と言い切られるほど、
 
筋金入りの嫁に向かない女だったので(爆)
 
恥ずかしいけど、その恥ずかしい状況はこの半世紀の人生で何十回も繰り返しているものですから、(それでも消え入りそうな声で)
 
「あ…我が家では、ターキーは食べないんです…。夫がイタリア系で、家族みんなターキーが好きでは無くて…。で、今年は家族内投票で、ラザーニャを食べることになりまして。」
 
「あらそうなのね!じゃあ、本場のラザーニャをお姑さんからしっかり習われたのね!」
 
「え…。い、いえ、我が家では夫が作ります」
 
「え!?旦那様が??あ、あら、じゃあ、みーさんは、デザートやキャセロールの担当かしら?」
 
「えーと…。私は何も作りません」
 
「…(理解に時間がかかったと感じられる長い沈黙)。………何も、作らない?」
 
「はい…(なんかごめんなさい)」
 
で、ウチは高齢家庭だし、集まる親族もいないので、いつもの顔ぶれで地味な食事をするんです〜みたいな言い訳をちょっとしてたら
 
「まあああ!幸せなお嫁さんねぇえ!!!ラブラブラブ」とおっしゃられたのです。
 
 
御歳90歳になる彼女がお嫁さんに来られたのは数十年前の9月。
 
実家ではすでに炊飯器を所有していたので、こちらのコンロの上に鎮座ましましていた、生まれて初めて見た羽釜にボーゼン。
 
直火での米の炊き方など知らないのに、
 
「嫁だから」の一言で、試行錯誤で炊いてはみたものの、コメディ映画のように、めっちゃ硬いのんになったり、おかゆさんみたいなのんになったりで、3日目に新郎が音を上げ、母親に頼んで電気釜を買ってもらったとか。
 
そんなお家のお嫁さんとして9月に渡米、10月に結婚…。
 
もうお分かりでしょうか?
 
そう、11月にはサンクスギビング…。
 
「長男の嫁だから」ということで、ターキー作れと言われたときは流石にキレて、教えてもらったらしいですが、
 
それ以降は何十年も、「長男の嫁だから」ということで、舅姑、義弟とその嫁、そして子供たちのお接待を、
 
サンクスギビング紅葉、クリスマスクリスマスツリー、お正月おせち…と何十年も担われたんだそうです。
 
 
「アメリカという外国に嫁に来て、日本の田舎よりも封建的だってことが分かった時のショックと言ったら…」とおっしゃってました。
 
そういうしきたりやしがらみなく、夫に上げ膳据え膳してもらえてる私って…た、確かに、「幸せなお嫁さん」ですよね。
 
しかも、今このブログ打ってたら、ビール生ビール持ってきてくれた…。
 
小姑ストレスで喧嘩も多いけど、大事にされてますデレデレ
 
これから残り物生活2日目の夕飯でーす。明日にはこのラザーニャの残りも無くなるかな。
 
こちらはアップルパイ。クラストももちろん手作り。夫の方がやっぱ料理には向いているわ…。
 
 
 
 
コロナ禍がこんな長期に渡るなんて、思ってもいなかったので、そこそこしんどくはありますが、
 
でも、ワクチンもできつつあるようですし、安全性が確認されて、みんなの元に届く日も、そう遠くはなさそう(と言ってもあと1年くらいはかかるかもですが)…ということで、
 
トンネルの先に、光が見えつつある気がします。
 
縁あってこのブログにお越しの皆さまも、いろいろありますが、お互い支え合いながら、この禍を一緒に乗り切って参りましょう!
 
みー拝
 

 

いつもお越しいただきありがとうございます♡ 

ほんでいいね!やポチをありがとうございます!

 

おかえりの前に本日もポチポチッとしてもらえると、歓喜のあまりみーが踊ります♬(おい)