安倍晋三の後の内閣総理大臣に予想通りというか予定通り菅義偉が就いた。そして内閣の全容が発表された。まあ、手続きに問題はないだろうし、マスコミもマスコミが報じる"街の声"も期待一杯のようだ。それにしても、よーく、これだけ持ち上げられるワ。
でも、待てよ。本当にそんなに浮かれていいか?
新総理は「安倍政権の路線を継続する。」と言ってるぞ。
あの問題だらけの政権を引き継ぐってよ。内閣ではなく政権て言ってるからね。
それと、大臣のメンツを見てみい。変わらんや。昔の名前で出ている連中ばっか。
そりゃ、すぐに仕事ができるわさ。いままでのことをズルズル引っ張ればいいだけだから。
野党党首の中には「負の部分を引き継がないでほしい。」と言っている人もいるようだが、引き継ぐに決まってるよ。ちゃんと、「安倍政権を引き継ぐ」と正直に言ってるんだから。
「耳を傾け」、「謙虚に」て、安倍晋三も言っていたよ。そしてあの姿勢だった。新総理だって、「耳を傾け」、「謙虚に」て言っていた。ということは「安倍晋三と同じようにやる」ということだ。
深夜の記者会見を止めたとしても、そのくらいで「改革」なんて言ってほしくないからね。
と批判しつつ野党を眺めると、ほぼ時を同じくして大きな「立憲民主党」ができたようだが、この顔ぶれも「いつか見た顔」だ。
安倍晋三は「悪夢のような・・・」と言うが、私に言わせれば、「悪夢そのもの、否、悪そのもの」の旧民主党の面々だ。
あの時代を思い出してみよう。
・「最低でも県外」と言って沖縄基地問題をゴチャゴチャにした首相
・東日本大震災の時、怒鳴りながら右往左往し、日本を大混乱に陥れた素人首相
・日中関係を最悪状態に誘導した首相
・国民の情報を一手に把握しようとマイナンバーカード導入に邁進した三重県の"大物"議員
・「仕分け」と称して「一番じゃなきゃダメですか!?」とわめき散らした、科学技術の何たるかも知らないような、しかもいまだにエキセントリックな口調でがなり立てる女性議員(国会で質問できるのはこの人しかおらんの?) 熾烈な競争の場にいる研究者としては「トップ、オリジナルじゃなきゃ意味がない」だろう。そんなの当たり前のことだ。
・県知事と面会するのに、先に応接室に来ていなかった県知事を恫喝した大臣(故人)
これらゼーンブ旧民主党だよ。今の立憲民主党につながるんだよね。
まともな政党て、あったっけ?
・与党慣れして支持母体の宗教団体からも批判される自民党との連立政党
・「小型客船」立憲民主丸に乗れなかった旧民主党の残党
・長いこと人事異動のない教条主義的古典政党(いいこと言っても、マイルストーンを置かなくちゃ。)
・立派な第2与党というか与党よりもっと与党の野党
・まだ存在してる?の"革新"野党
もっとあるかな?
あっ、今、気付いた。自由民主党、立憲民主党、国民民主党。みーんな民主党だ。おおーっ!
民主て、このレベルのことを言うのかや。軽いね。
で、誰に、何を期待する?
自分は自分でしっかり守らなくちゃ。
と言いつつ私には守る物がなかったりして(笑)。
もっとも、菅内閣はショートリリーフかもしれないが。
(→結果的にショートリリーフでした。)
と、ウダウダのボヤキでした。
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